2005-05-31
[site] いやな日記を書きそうなとき
皆さんはいやなことを書いている日記を見たらどうしますか。また、いやな日記を書きそうになったらどうしますか。
活字中毒Rより孫引き引用。実演販売の川口隆史さんと、東海林さだおさんらの対談です。
川口:昔はキツイ目をしていたんですよ。売れないとイライラして、「何てこんだけやってんのに買わないのッ」とか「たった千円なのに、何で買えないのッ」とか言ってしまったり。
東海林:お客に当たっちゃう。
川口:ええ。おふくろとか姉にも「目つきが悪い」って言われて。それで、売れても売れなくても、自分の一番いい表情を崩さない、お客さんにはいやな顔は見せないようにしようと。
東海林:鏡見て練習したり?
川口:ええ。あと、いやな顔になりそうなときは、台のところにいない。デパートの人に怒られても、喫茶店に行ってお茶飲んじゃうとか。
(活字中毒R。:「いやな顔になりそうなとき」の対処法 )
確かに実演販売見てて「何で買わないのッ」とか怒られたら絶対買いませんよね……。
僕がこれを読んで共感してしまったのは、川口さんの仕事のポリシーが僕のサイト運営ポリシーに似ているような気がしたからです。
だいたいネットの日記サイトなんてものは、会社の昼休みとか、退屈な授業中とか、電車を待ってるときとかに軽く読み流してもらうプチ娯楽だと思っているので、そこで「いやな日記」を書いて人を嫌な気分にさせてもしょうがないし、そんなサイトじゃ読んでもらえなくなるんじゃないか、と思っているのです。アクセス数が減っても増えても、読者にはいやな顔は見せないようにしようと。
インターネットは便所の落書きとか、サイトは俺のゲロ袋とか、いつも僕の薬箱さ、とかいう人もいます。確かに思ったことを何でも書き捨てられるのはネットならではだし、悩みや苦しみを日記に書き付けることに一種のセラピー効果があることは認めます。
でも、愚痴日記を書いて「大変ですね」「頑張ってください」と言ってもらうようなサイトは、少なくとも僕の理想とするところではない、というか居心地のいい運営には思えないんですよね。逆に、読んでくれる人に「頑張ってください」と言えるようなサイトにしたいですね。(言いすぎ?)
それでもネガティブ日記を書いてしまいそうなときは、この川口さんのように、気分転換をしたり、いっそその日は更新しなかったりするといいのではないでしょうか。
ただ、僕は「いやな目」をしないかわりに、たまにこうして自分のサイト運営方針についてくだくだしく自画自賛をして煙たがられてしまうんですよね……。
2005-05-30
[repo] 第四回国際琉球古武道オープン選手権大会レポ
第四回全国琉球古武道オープン選手権大会が開催された。主催が僕の所属する団体なので、朝から手伝いに行ってきた。僕自身はまだ入門してから2ヶ月の身なので、当然出場はできない。
■琉球古武道とは
琉球古武道とは、ヌンチャク、サイ、棒などの、琉球古来の武器格闘術の総称だ。「沖縄空手の武器」と言っても差し支えないとは思うが、“空手”という言葉自体に“素手の”“徒手空拳の”という意味を含んでいるので、このような名称で分けられているものと思われる。
この大会は、日本本土で唯一の全国大会のため、各地からハイレベルな武術家が集まる。流派も、上地流、剛柔流、少林寺流と様々だ。例えば「周氏の棍」など、ある一つの型でも、流派によって随分と形が違うのも興味深い。これは宗教でも芸術でも、およそ流派のあるところにはつきもので、しかもそれぞれが「ウチが正統だ」と思っているから面白い。
■選手達の熱戦
そんなわけで、各地から集まってきた武道家達が、気合の入った演武を披露してくれた。琉球古武道の試合は、基本的に単独動作の型演舞だ。これはちょっと考えれば当たり前の話で、サイだの棒だのをぶん回して対決したとすれば、必ず負けたほうが病院送りになる。そこで、型の正確さ、美しさ、力強さなどを減点方式でフィギュアスケートのように採点するのだ。
■師範の表演
前半サイの部、後半棒の部の合間に、師範クラスの指導者達によるエキシビション、表演と試割りがあった。
まずは真剣による巻き藁斬りのあと、そのまま刀vsトンファーの約束組手。手が決まっているとはいえ、触れれば斬れる真剣だ。見てるほうにもヒリつくような緊張感の伝わってくる演舞だった。
そして試割り。挑戦するのはもちろん館長である。空手といえばおなじみの物体破壊だが、僕の勝手なイメージでは琉球空手はあまりそういうことをしなさそうだったので、やや意外に感じた。
まずは、“寸剄”による瓦15枚割り。並みの空手家なら15枚程度は普通に手刀や正拳を打ち下ろせば割れるだろうが、これは寸剄、つまり手を瓦の上に置いて静止した状態から、モーションなしで一気に下まで力を徹す技である。
「セイ!リャア!」気迫を込めて瓦の上にピタリと手を置く館長。5秒ほど静止した後、グワッと体が膨張したかと思った瞬間、ビシィィッ!と瓦は下まで真っ二つになっていた。すごい。
次はバット折り。これも空手のエキシビションではおなじみの演目だ。通常は、床に固定したバットをローキックで折る。しかし館長は、ただ弟子の手に持たせただけの硬式野球用バットを、手刀で折るというのだ。そんなことが果たして人間に可能なのだろうか? 可能なのだ。気合一閃、バットは真っ二つに折れ、真上に飛んでいった。並大抵の力、速さ、集中力で出来る芸当ではない。あとで館長の手刀を触らせてもらうと、別の生物のように硬くゴツく盛り上がっていた! そのくせそれはタコではなく、力を抜くと普通に柔らかくなる、あくまで手のひらなのだった……! 僕はこの人に一生付いていこうと決めた。人間は、目の前で見せられる“奇跡”には抗えない。
■世界へ?
大会後、館長に「スタントマンなんだって?」と声をかけられた。なんか話が誇張して伝わっているようで、しかも「黒帯取ったら、海外に進出しなさい」「世界に支部を作るのだ」「タイから誘いが来ている。タイへ渡れ」「タイ支部。給料は日本の水準で出す」とどんどん膨張していくのでビビった。あの、俺まだ入門2ヶ月で、9級なんスけど……。などと口を挟むまもなく、「押忍!」で会話は終わってしまった。タイなんかに空手道場開いたら、ぜったいムエタイの刺客とか道場破り来る……!死ぬ……!
■エアギター大会への道
琉球古武道の歴史は古いが、このオープン大会の歴史は意外と新しく、今回でまだ4回目だ。それだけに、年々レベルが上がっているとは言え、まだ新人の食い込む余地はあるともいえる。来年になるかさ来年になるかは分からないが、いつかは僕もトロフィーを獲得したいものだ。兄弟子たちの素晴らしい演舞を見つつ、そう思った。
また、今年中に開催を目指しているエアギター全国大会の運営面での参考にもなった。やったるでー。
2005-05-29
[blog] ブログ・イズ・デッド
某カリスマはてなダイアラーに「九十九式は元々ブログですよね」と言われ、「いやぁブログですかねぇヘヘ」と照れて見せたのが先々週のこと。九十九式のブログ化は迎合ではなく適応だ! とかなんとか言ってる間に、「ブログは死んだ!」と哲学者みたいなことを言う人が現われ、“ブログ終焉論争”が勃発していた。
どれどれ、と該当ブログを読んでみると
日本のブログ界がリアル世界において生み出した成果とは何だったんだろうか。
思いつくまま挙げてみると、梅田望夫を媒介にして米国のブログ・ムーブメントの思想をネット住民がリアルタイムで受け止め、山本一郎や真鍋かをりという端くれ者を突然メディアの寵児に祭り上げ、磯崎哲也や湯川鶴章という新たな文化・知識人を生み、藤代裕之や伊藤春香というニューウェーブのライター、あるいは現役女子大生タレントを生んだ、そんなところか。([R30]: ブログブームの終わり)
とある。どしぇー。俺、ここに出てくる人名、2人しか分からないよ! と、遠い……。ブログ界が遠い。申し訳ない。九十九式はブログなんつって、全然ブームに乗れてなかった。知らないところで始まって、知らないうちに終わってた。九十九式無しでも、日本のBlog創成期は語られていた。(当たり前) というか僕にとって“ブログ”というのはあくまでツール(形式と手法)であって、こういうムーブメントとかコミュニティとは全く無縁だったわけですけども。
それにしてもこの記事は面白いなあ。「終わった!」と感じたきっかけは「アクセス数が伸びなくなったから」ってのがまた。
で、この話題は1ヶ月もかけてじわじわとブログ界を練り歩きつつ、その“ブログブーム終わった論ブーム”も一回りして収束しつつある。どうせ誰かが「終わった!」なんて言ってもブログが無くなるわけじゃない。そんなこと言ったら、ロックなんて何度終わったんだ。人が求めるものは、いつの時代も意志の疎通、交換、伝達だ。
さて僕はブログ(という単語や現象)に連帯感とか愛着とか一切を感じていないのでドライに抱きしめますが、この2~3年の一連の動き、つまり狭義のブログブームは、「ブログ」が現代用語、普通名詞として定着する過程だったんじゃないでしょうか。
要するに、「今話題のブログ」とか「新しい個人発信ツールのブログ」とか「新時代のジャーナリズム・ウェブログ」とか、そういうマクラことばがいらなくなって、ただ「ブログ」で通用するようになった。気負いとか気恥ずかしさとかを伴わずに。そういうことだと思ってます。
2年以上前に、某PC雑誌編集部の採用面接を受けたとき「えーっと、宮本さんはサイト運営をしているとか。日記サイト?」「いえ、テキストサイトというか、まぁウェブログ、ブロッグですよ。」「ブロッグ……。それはどんなもの?」「毎日時事ネタやサブカルについてハイパーリンクの文章を更新します。」「うーん。要するに日記サイトじゃないの?」「あ、はい、まぁそうです……」というやりとりをしたことを思い起こせば、隔世の感である。その1年後くらいに、どこのPC雑誌でもブログ特集が当たり前に組まれるようになった。もちろんその雑誌でもだ。
参照サイト
[R30]: ブログブームの終わり
ガ島通信:「ブログ」の終焉
「ブログの終わり」? それは「キャズム」を越え、一般化・大衆化によって薄まった時代の到来 [絵文録ことのは]2005/05/26
ARTIFACT ?人工事実? | 昔書いたブログ論ピックアップ
2005-05-28
[Hello] キャラ&メルの公式サイト
おはスタ ふしぎ少女探偵キャラ&メル 公式サイトがやっとできた!
キャラ&メルというのは、W(ダブルユー)の辻加護が演じる魔女っ子探偵であり、テレ東『おはスタ』のコーナーで生まれたキャラクターなんであーる。3、4月にミュージカルをやり、そのまま終了かと思われたが、実はおはスタではコーナーが続行していたのであーる。そして忘れちゃいけないマキアート。
今までの事件ファイルが相当詳しくテキスト化されていたり、アイテムやキャラクターの説明も充実していて嬉しいのだが、なんでこれが今になってようやく完成するのか。こんなん、3ヶ月前に作っておくべきだろうに……。
あと、精霊たちが「4番、8番、12番」などの番号で呼ばれているのはなんでだろう、と思っていたら、どうやら関東キー局だったのであーる。
精霊リストより。
1番 自分ではリーダーだと思っているが、誰からも認められていない。
3番 外国語や動物の言葉などに精通している。
4番 24時間マラソンに出場経験あり。「追跡」を得意とする。
6番 ドラマ好きで情にもろく、やや優柔不断。
8番 陽気なお笑い好き。
10番 真面目。上空からの「追跡」が得意。
12番 キャラ&メルからは、もっとも信頼されている精霊。
ぶっは! なるほどねー。要するにテレビ局レビューなんであーる。
テレ東への厚い信頼がほほえましい。しょおーがねぇなー!
2005-05-27
[net] はてなブックマークを使う
はてなブックマークというサービスがある。ソーシャルブックマークという分かったような分からないような名前が付いているけど、コミュニケーション志向のオンラインブックマークというか、おもしろ記事のスクラップ帳のようなものだろうか。
すぐにサイトでクリッピング、紹介・言及するほどではないけど興味を引かれる記事を登録したり、今注目されている記事をひと目で確認できたり、コメントやトラックバックができない、しづらいブログにコメント付きでブックマークしてさりげない好意を伝えたりといった使い方が(おそらく)できて、便利なんである。
僕は現在、タブブラウザを使っている。タブブラウザは、IEと違って一つのアプリケーション内で複数の窓を開けるため、重くならずに使いやすい。しかも、起動時に前回終了時のページをそのまま開くことができる。「このページ、気になるけど今日は眠いから明日読もう」というページが10個あっても20個あっても、それが次の日そのまま開く。
でも、ともすればそんな保留ページが5個、10個…といつの間にか溜まっていってしまうのが、便利さゆえの欠点。机の上が片付けられない症候群。タブブラウザにゴミページが溜まる人は、デスクトップにショートカットがごっそりある人。
そんな保留ページをスクラップするのに、これからははてなブックマークを活用してみようかな、と思う。
でも、そうやって整理しようとしてみたら、はたと困った。意外と恥ずかしいページが多いんである。いや別にエロサイトってわけじゃないんだけど、ちょっとあんまり人に見られたくないページというか…。
そんなわけで結局片付けられず、毎回20ページくらい一気に開いているのだった。じゃあもう普通にブックマークすればいいじゃん、とも思うけど、ブックマークもぐちゃぐちゃなので、きっと見つからなくなる。デスクトップは9割がアイコンに埋め尽くされている。
2005-05-26
[net][blog] サイト適応評価尺度
『
教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』を読んでいます。この中に
OUTDEXのムネカタさんのインタビューがあり、「10年後もインターネットを続けていると思いますか」との質問に答えていわく、
基本的には死ぬまで「小心者の杖日記」の更新を続けると思います。ただし、(略)「社会再適応評価尺度」で、指数が63以上の出来事が起きたら更新が止まるかもしれない、とは思います。
と。なるほどインターネット自体はともかく、サイト運営となると10年後はどうしてるのかなぁ…と考えなくもない。
さてこの「社会再適応評価(SRE)尺度」とは、社会学者ホームスと内科医レイが5000人を対象とした調査から定義したストレスレベルの尺度です。結婚生活を50として、それぞれの項目がどのくらいのストレスになるかを数値化しています。
1年間の合計が200点台になる場合はその半数が体調を壊し、300点以上の場合には80%の人々が病気になるとされています。その上位10項目を見てみると…
1 配偶者の死 100
2 離婚 73
3 夫婦別居生活 65
4 拘置、拘留、または刑務所入り 63
5 肉親の死 63
6 けがや病気 53
7 結婚 50
8 解雇 47
9 夫婦の和解調停 45
10 退職 45
な、なるほど、確かに63以上の出来事が起こったらサイトが停止してもおかしくない。僕の場合、18年飼っている犬が死んだら停止してしまいそうな気がします。
ところでこの調査の面白いところは、つらいことだけでなく、喜びごともストレッサーになりうるというところだと思います。ところで、より直接的に、サイトを停止、閉鎖するに足るストレスとはどんなものだろう。サイト開設を50として、運営上のストレス尺度を定義してみました。
「
サイト適応評価尺度」
職場バレ 90
恋人バレ 90
身内バレ 80
サーバーダウン 70
PC故障 70
巨大ニュースサイトからのリンク 65
2ちゃんに単独スレが立つ 64
ネットバトル 63
論戦 63
卒業、就職などの環境変化 60
運営者からの警告 56
ネゲット(相手がサイト持ち)55
出版化 54
サイト開設 50
長文メール 47
移転 47
荒らしコメント 45
コメントスパム 42
アクセス増えすぎ 41
中傷メール 40
ネゲット(相手がサイトなし) 40
憧れサイトのリンク(アンテナ)入り 38
初オフ会 35
サイト名変更 30
ウォッチ板で叩かれる 29
連続更新 28
ホソキンに酷評される 27
リンク(アンテナ)外され 25
友人サイトの閉鎖 24
大規模オフ会 23
メールの返信 23
アクセス伸び悩み 22
サイトのリニューアル 20
ネタがない 16
更新頻度の変化 15
雑誌掲載 13
休止 12
ブログ等のツールの変更 11
更新 1
1年間で、これらの合計が200を超える場合、閉鎖の危険性があります。
2005-05-25
[diary][jiji] 100匹のレッサーパンダ

今、全国の動物園から続々と
“直立レッサーパンダ”の情報が寄せられているらしい。全国でレッサーパンダが立ち上がり始めた! これは実に恐るべき事態だ。タマちゃんだの矢ガモだの迷いクジラだのと同列の、“おもしろどうぶつトピック”としてのんびり扱っている場合ではない。
100匹目のサル現象、というのがある。これは、ある島のニホンザルが芋を海水で洗って食べることを始めたところ、しばらくして離れたところにあるニホンザルの群れも、同じように芋を洗って食べる習慣を獲得したという珍現象である。
これと同様のシンクロニシティが、おそらくレッサーパンダたちの間に起こっている。ひょっとすると、彼らがレッサーパンダ人になるのに500年はかからないかもしれない。いや、もしかして俺たちは、恐ろしい思い違いをしていたのかもしれない……。奴らはとっくに人間レベルになっているんじゃないのか……? 実は人間の言葉もとっくにわかっていて、地下で密かに連絡を取り合いつつ、来るべき一斉蜂起の日を待っているのではないか。史上初の、レッサーパンダ国家の誕生だ! 王様はレッサーパンダだ! 家来もレッサーパンダだ! 主な収入源はレッサーパンダ園の入場料だ!
==========
ちなみに、101匹目のサル現象は、ニューエイジ科学者の脚色だったとか。
ライワルワトソンの100匹目のサルは大誤解
いわゆる「百匹目の猿」現象ってホントのこと?
2005-05-24
[Hello] 俺はベリヲタを信用しない
あなたの頭脳、無料診断中!でおなじみの宮本・ザ・ニンジャです。突然ですが、俺はベリヲタを信用しない。ベリヲタは宇宙人だ。これは、重力に魂を引かれたものの独白である。
俺にとって辻ちゃんおよびW(ダブルユー)というのは崇拝や信仰の対象に近い絶対的存在である。よってこれはファンを辞めるとか辞めないという次元の話ではない。しかし、ベリヲタは違うのだ。
彼らは転向者だ。現在ベリーズ工房を応援している人々は、あるとき突然どこからかやってきて応援するようになったのか。否。彼らはもともとモーヲタ、ハロプロヲタであった者たちである。それがあっさり宗旨を捨てて小中学生に走ったのだ。こんな転び者達を、どうして信用することが出来ようか。
しかも、一番割りを食ったのはW(ダブルユー)である。“抱き合わせ”とも形容されたその合同コンサートで、多くの同士たちがベリエ側に寝返ったという。
辻加護支持者に、元々少女属性の者が多かったという指摘も否定しきれない。例えばヤフオクで、“その日”以降狂ったようにベリエグッズを買い漁るようになったアカウントを見たりするにつけ、日増しにベリーズに対する敵意は僕の中で燃え上がっていった。
事務所はこの流れを危惧するどころか、最初から既定の路線、いやむしろ推進しているようですらある。既に相当の資本をつぎ込んだこのプロジェクト、コケたら社運が傾くのは必定だ。なりふり構わず売ろうとしているのもわかる。しかし、それはあくまで新規顧客を開拓する方向で努力するのが本道ではないのか。同じくこれから売っていかなくてはならないW(ダブルユー)の体力を削ぎ落としてまで売って何のメリットがあるのか。 W(ダブルユー)とて、放っておいても売れるほど地力のある存在にまで育ってはいない。プロモーションも、ベリーズと同様に必要としているのだ。それなのに。
俺は辻ちゃんを応援し、辻ちゃんの敵を憎む。加護ちゃんと加護オタとは仲良くできても、ベリヲタとは相容れない。奴等は元々裏切り者として生を受けた呪われし存在だ。
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ただ、現在では彼らが売れないとハロプロの未来が微熱だろう、とも思うし、ハロプロに飽いてすっかり離れてた人が、ベリーズで戻ってきたりするのはとても喜ばしいことだとも思う。苦々しく応援しているといった複雑な心境です。
2005-05-23
[diary] 俺とレッサーパンダ
恐竜人間をご存知でしょうか。これは、もしも恐竜が絶滅せずに生き残っていたら、人間として進化していたのではないか、というれっきとした学説です。カナダの古生物学者、デール・A・ラッセル博士は、ステノニコサウルスという小型恐竜に着目しました。この恐竜は二足歩行で移動し、目が大きく、中央に寄った遠近感を捕らえやすい頭部構造をしており、脳容積も大きかったのです。
人間がサルからヒトに進化した大きな要因は、二足歩行になることによって、肥大化し続ける脳を支えることが出来るようになったこと、空いた両手を自由に使えるようになったことです。ステノニコサウルスもこの条件を満たしていたと考えられます。
さて、これは友達の日記で知ったのですが、千葉の動物園でレッサーパンダが立ち上がったそうです。
こちらも新種?レッサーパンダ…背筋ピンと伸ばし直立 えー何これ。コラじゃないの? というくらい見事な直立っぷり。背中にチャックはありません。多分このレッサーパンダの子孫が、500年後くらいにレッサーパンダ人になってる。おじいちゃんも立つそうです。
2005-05-22
[book] 読書感想文(16)(17)
江戸忍法帖 山田 風太郎
レビュアー: 宮本・ザ・ニンジャ 忍術あり剣戟ありロマンスありの風太郎絵巻。前将軍綱吉の落胤として、人知れず生きてきた若君、葵悠太郎。彼が世に出ようとするとき、江戸に地の雨が降る! 悠太郎を亡き者にしようとするのは、大老柳沢に雇われた恐るべき忍者集団、甲賀七忍であった! 最初は逃げ惑うだけの主人公だが、友の命を奪われたとき、ついに彼は復讐の修羅となり、天下無双の一刀流が炸裂する!
忍法帖シリーズの常として、この作品にも意表を突いた忍者、常軌を逸した忍法が登場し、息もつかせぬ目まぐるしさでぐいぐいと引き込まれてしまう。敵の忍者を1人ずつ粉砕していく展開はまさに少年漫画的で、血が熱くなる。ミステリ的な凝った展開も面白い。個人的には今まで読んだ忍法帖シリーズの中でかなり上位にくる作品。読後感もさわやかで良い。まさに「忍法帖にハズレなし」である。
★★★★☆新選組血風録 司馬遼太郎
レビュアー: 宮本・ザ・ニンジャ 幕末ものの第一人者、司馬遼太郎による新選組オムニバスストーリー。15篇の短編からなり、近藤や土方らのスター隊士だけでなく、井上源三郎や山崎蒸などの“脇役”から、鹿内薫や谷三十郎といった無名の隊士までが主人公として、味わい深い物語が紡がれる。本の構成上、どこから読んでも楽しめるし、いきなりこの本を読んでも面白いのだろうけど、できれば新選組通史として『燃えよ剣』を一読してからこの作品にあたることをおすすめしたい。
個人的に好きなエピソードは、『胡沙笛を吹く武士』と『海千寺党異聞』『沖田総司の恋』など。人の心の移ろいやすさ、変わりゆくものと、変わらぬものとのコントラストは美しい。
★★★★☆
2005-05-21
[diary][tv] らくにき!
ドラマ『タイガー&ドラゴン』が好きでよく見ている。実に見事な構成だなぁ面白いなぁ。けど今日のテーマはそれが終わったあとにやってる5分番組『
らくうま!』です。
この番組、グッチ裕三と海保アナがらくちんに作れるうまい料理を紹介する番組なんですが、そのどれもが本当に簡単そう。これなら僕でもできそう。で、そのレシピがすべて公式サイト上で公開されているんですね。じゃあ情報の吸収という観点から言うと、テレビは必ずしも必要ない。まあグッチさんは愉快だから見ますけど。
別にどこかのIT社長みたいに「TVはネットに駆逐される」なんて言うつもりはないですけど、ドラマと違ってこの種の情報番組ってのはその辺が痛し痒しってところでしょうね。いちいちメモ帳片手にテレビを見るのなんて面倒くさすぎるし、かと言って情報を全てWEBに載せてしまうとじゃあテレビの立場は? てなことになってしまう。
ところで今日のネタは、“
ラーメンで作るペペロンチーノ”でした。確かに麺類って、やってみると意外とフレキシブルに融通が利きますよね。そうめんをうどんスープで食べてもいいし、ラーメンを冷やしソバみたいに食べても意外といける。ある海外在住の漫画家が、麺類はすべてパスタで代用するなんてことを言ってるのをどこかで見たこともあります。
ちょっと最近、このサイトの文章が硬直化してきてるというか、完成度や型を重んじるあまり形式化する傾向にあり、空気が疲れてきているので、他で代用できない、それでいてフレキシブルな、ネットならではの日記の雰囲気に回帰したいなあと模索しています。
2005-05-20
[net] WEBのプロレス
5月19日はW(ダブルユー)一周年記念日です。おめでとうございます。
さて、5月9日はケルベロスの日だそうですが、獄様の復活に
祝辞を寄せたら、随分経ってからお叱りの言葉をいただいた。
→
ケルベロス Leaders Not Followers いやぁ、バッサリやられてしまっている。んだけど、不思議と腹が立たない。いや、言い返したい部分もあるけど、決して嫌な気分ではない。これが、往年のテキストサイトバトルで培われた罵倒力なるものの正体なのだろうか。あと、同じく言及されたおはら氏とキリコさんも思ったかもしれないけど、これって要するに「逆リンク!」なのでは。「復活をリンク紹介してくれてありがとう」と言いたいのかもしれない…(考えすぎ?)
そしてその言及も、見た目は派手な技が炸裂しているんだけど、実は相手を殺すようなダメージはない。何かに似ている。『
教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』での初期テキストサイト界隈の考察にも、ネットバトルを指して
「むしろ一部ではバトルすること自体がエンターテインメントであり、サイトのコンテンツなのだという気風さえあった。とりあえずオンラインでプロレスをするのが流行したのだ」
というくだりがある。そう、これはプロレスだ。
ケルベロスは、そうした往年の時代の空気をそのまま身にまとってブログ時代に降臨したのだった。対して今のネットバトル?の主流?は、例えばはてなダイアリーでの論戦だったりするけど、これは「いかに頭をよく見せるか合戦」の様相を呈してしまったり、「ルールが共有化されていない」の一言で終わってしまったりと、なんだか冷めている。例えて言うなら、猪木アリ状態で膠着してたり、一瞬のスキを突いた関節技であっけなく試合が決まってしまう総合ルールのようなものだ。
スタイルと見せ方の違い。これは、TV格闘の流れがプロレスから総合格闘技に移り変わったのとよく似ている。ケルベロスは「俺はミルコだ」と言っているけど、実は正統派ヒールのマスクマンといった趣なのである。悪役なのに意外と好かれてしまっているし。
2005-05-19
[net] PROG
はてなブックマークで、
九十九式に『PROG』とコメントされているのを見て気になった。PROGって何ですか……。
写真とブログでフォトログとか、エロいブログでエログとかの造語に類して、プロ(文章の? 一応ライターを名乗っているので)の運営するブログのことか知らん、とか色々考えたんですけど、どうもしっくりこない。
みんなのWEB辞書、はてなダイアリーのキーワードで『
プログ』を見てみると、「1、ブログの誤用」「2、プログラミングの略語」とある。このどちらの用法でもなさそうだなあ。
それにしても、ブログ(BUROGU)をプログ(PUROGU)なんて誤用、語表記してる人なんているのか、と思ってGoogle検索かけてみると、いるわいるわプログの山。プゲラ。「プログ」だけで検索すると、まだ意図的に使ってる例が多いけど、「
プログとは」でかけてみると堂々と間違ったまま解説しているサイトが出てきたりして楽しい。これって、ネット上のフォントのプとブが識別しづら過ぎるのも問題ではありますよね。
それにしてもPROGってなんだろう。
ところではてなブックマークはDonutで使えないので手が出せません。みんなあれを使うためにIEを起動させてるのかな。それとも普通にIE使ってる人ってそんなに多いのかな。
2005-05-18
[diary][repo] ザック・ワイルド渋谷レポ
ザック・ワイルドの日本公演に行って来た。
知人にチケットを譲ってもらっていたのだが、これの会場が渋谷。W(ダブルユー)のイベント会場も渋谷。一応そっちの様子もうかがってから行きました……。なんだか妙な人口密度の高さで、同じく潜入した知人が耳にした一般人の会話「タワレコ始まって以来のひどさだな」がまさに、という様相でありました。

そして渋谷クワトロ。サイリウムのない現場は久しぶりで、なんだか新鮮な気分に。客電が落ち、なぜか『ゴッドファーザーのテーマ』をSEに現われたザック。ギターをひとたびかき鳴らすと、ステージ上は一瞬にして光と音の奔流になった。あまりの存在感に、ザックがすごく大きく見えた。いや、もともとデカい人なんだけど、『男塾の大豪院邪鬼効果』だった。
正直言って、ソロのザックの曲は良く知らなかったんですが、ザックがギターを弾いてるのを見てるだけで楽しかった。終始ビールを飲み続け、天にツバを吐き、ギターをかき鳴らし、髪を振り乱していた。
やっぱロックは良いものだなあ、と思った。思わずBメロで「ザーーック!オイ!ザーック!オイ!」とやりそうになった。(でも普通のザックコールはみんなやってた。)
2005-05-17
[Hello] 握手の意味を教えて!
アップフロントの公式サイトで、『
5/17(火)AM10:00にWよりお知らせがありますのでこの時間にこのHPをチェックしてください。』とちっちゃなフォントで告知が載ったのが先日16日のこと。その扱いの小ささから「別段、大した発表でもないだろう」と思って、以降ほとんど気にしなかった。
そして17日。AM10:00。アラーム代わりのCDプレーヤーが鳴って目が覚めた僕は、とりあえず朝の週間として、PCを起動してメールとニュースをチェックする。あ、そういえばW(ダブルユー)のあれはどうなったんだろう……。
■W(ダブルユー)「愛の意味を教えて!」スペシャルイベント緊急決定!
日程:5月18日(水)
時間:?18:00 ?20:00(イベント内容は同じです)
場所:タワーレコード渋谷店B1「STAGE ONE」
内容:ミニライブ&握手会
入場方法:
5/17(火)商品入荷日の開店時AM10:00より、タワーレコード渋谷店2FレジカウンターにてWニューシングル「愛の意味を教えて!」をご購入の方に先着でイベント参加券を配布いたします。レジにてご希望の時間帯をお申し付けください。
え、何? ……あくしゅ、かい?
実はW(ダブルユー)の握手会は、大阪で開催されることが既に決まっている。この歌が大阪をイメージして作られたことや、大阪がつんくの“お膝元”であることなど、一連の大阪キャンペーンの一環だろうと思っていた。しかし、確かにわざわざ大阪のみの開催にするのは不自然だ。このくらいのシナリオは想定してしかるべきだった……。
しかし、18日(水)って思いっきり平日ですやん。行かれるかなあ。というか、あれ? 整理券は今日CDをタワレコに買いに行ったら貰える……? 今日も思いっきり平日ですやん。というか、え、何。今!?もうスタートしてるの!?
10:15。思考が働き始めるまでに時間がかかり、大幅なロス。しかしそれでも朝ごはんを急いで食べる。(宮本は睡眠時をのぞき、4時間に1回栄養を補給しないと昏倒してしまうのだ)。あと、辻ちゃんを意識してちゃんとした服装を探し、髪をセットする。(当然ながら、今日は辻ちゃんはいない。)
10:35。家を飛び出し駅までダッシュ。30分もあれば、家が近所のヤツならもう着いてる頃だろうか……。しかし途中、乗った電車が“ドアの故障”とやらで駅に5分以上停車する。ふざけるな! ドアなんて開けたままでいいから真面目に走れ!!!
11:20。渋谷駅に到着。時間的にはどうだろう。ギリギリ残ってるかどうか……。無理かな。でも一応行くだけ行って、と考えながらタワレコ方向に早歩きで向かっていると、横をメガネの男が風のように走り抜けた。頭の中でチェッカーフラグが振られた。僕と見知らぬオタのデッドヒートが始まった。こんな時間に走ってタワレコに向かうやつの用件は一つだ! ひょっとしたら、店に入ったときにあと1枚かもしれない! 負けてたまるか!
11:25。タワレコ前に着くと、ちょっとしたコンサート後の現場のように、アクの強い風貌の連中がニヤニヤとたむろしている。と、俺の横を走っていたメガネに、知り合いらしき男が声をかけた「あ、もう終わったってよ」。

11:30。絶望に打ちひしがれながら、とりあえず階の売り場に向かう。『愛の意味を教えて!』がエンドレスで流れていた。念のため店員に訊いてみる。「あの、W(ダブルユー)の整理券はもう…」「10分くらい前に終わりましたねー。」
ああああああああああああああああああああッッッあああああぅtぅじゃlkjっ!!!!!!!!!!!11
店員に掴みかかりそうになる自分を、『もののけ姫』のアシタカのように必死で押さえつけ、すごすごと撤退する。タワレコ前には、相変わらず数人のオタが溜まっていて、「あ、こいつらを1人裏路地に引きずり込んで、券だけもらえばいいのではないか」とRPGの勇者的発想が頭をもたげるも、それは普通に犯罪であると同時に、その犯人は次の日の決まった時間に必ず犯行現場に現われるので捕まってしまう、ということに10秒くらいしてから気付き、却下。
渋谷には何も無かった……。愛の意味は教えてもらえなかった……。
ガッカリした後は、腹が立ってきた。こんな不意打ちのような発表になんの意味があるんだ。徹夜防止? イベントの整理券のために徹夜するのなんてダメなヤツラばかりかもしれないけど、平日の10時に発表されて現地に駆けつけられるやつも相当なもんですよ。(まぁ僕は駆けつけたんですけど…)
一体この発表が、この配布方法が、そしてイベント自体が、一体誰に向けたものなのかさっぱり見えない。そして転売野郎は死んでください。
しかし怒ったあとは、虚無感と疑念が黒雲のように沸きあがってきた。
握手って、握手ってなんだ?
僕は辻ちゃんと握手していいのだろうか。人は辻ちゃんと握手していいのだろうか。
余人ならいざ知らず、話は辻ちゃんだ。かわいさやせつなさや世の中のふしぎや、そういったキラキラとしたものの結晶たる辻ちゃんなのである。
僕は、辻ちゃんには、Wには握手会をして欲しくないと思う。自分が参加できなかったからではなく、ただそう思う。例えば今からだって物理的になんらかの方法で参加できなくもないのだけど、しない。なんだか、握手会なんていうものは辻ちゃんの中にある何かを毀損せしめたり、磨耗させてしまったり、僕の中にある何かを消費してしまったりするんじゃないか、と思われてならないのだ。
2005-05-16
[tv] ドラマ『ホーリーランド』の演技
先日ここで紹介した、実写版の『ホーリーランド』。原作に忠実で、全体的にとても丁寧なつくりで好感が持てるのだが、主人公の過剰な演技だけはどうにもいただけないなぁ、と思っていた。
思いつつも見ていたら、なんだかそれがどんどんエスカレートしていって、とうとう神代ユウは白痴になってしまった。この演技、何かに似てるなあと考えて思い出したのは、かつて安倍なつみが出演したドラマ『愛犬ロシナンテの災難』に出てきた堂本剛の痴呆演技だった。
純朴な、あるいは朴訥なキャラクターを表現しようとするあまり、やりすぎてしまって頭がかわいそうな子になってしまっているのだった……。はっきり言って、この神代ユウはキモい。
しかし、筆者の経験上、最近コミックスを読み返して気づいたのだが、このドラマ、台詞はおろか、格闘シーンまで漫画をそっくりそのまま忠実に再現しているのだった。細かい。
2005-05-15
[net][blog] ブログの取材姿勢
先日のJR西日本大脱線事件では、JR西のずさんな管理体制や事故後の対応が問題視され、大いにバッシングされた。
しかし、それをバッシングする側に回ったマスコミの取材姿勢にも、被害者に配慮しない報道姿勢や復旧活動の妨げになるなど問題が多く、特に記者会見でJR西日本の社長に罵声を浴びせた読売新聞の記者は、倣岸なマスコミの取材・報道姿勢の象徴として批判を浴びた。
そんな“第4の権力”として君臨するマスコミに逆取材する人がいた。
マスコミの‘暴走’に倣って、ブロガーも… この取材方法や動機、内容自体はさておき、ブログの更新のために取材する、という姿勢は評価されてしかるべきだと思う。(ただ、ブログ名を名乗らないのは、相手に言われている通り取材としてはアウトなんじゃないかな。)
たまに、「ブログを書くならソースの明示が必要」などと言ってはばからない人もいるが、そんなのはただの2次ニュース、孫ニュースサイトに過ぎない。
「ブログは新しい時代のジャーナリズム」などと平然と言ってのけるホリエモンもいるが、ブロガーが「ソースがないとエントリが書けない」などと考えている者ばかりだとしたら、そんな時代は永遠に訪れないだろう。
今後問われるのは、「自分がソース、オリジナルになる」という自覚、つまり自分で取材をし、裏を取る姿勢なんじゃないかと思う。
これは何も今に始まったことでなくて、例えば探偵やKOIKOIなど、調査系や実験系のサイトがそれである。変わったやり方でカップラーメンを作るのも、TV局に逆取材するのも、オリジネイターたるべし、という態度においては共通するものがある。「○○へ行ってきた」系のレポートも、まさに取材にほかならない。
そういえば僕も、先々月の“談話室滝沢 閉店”の折には、同店のウェイトレスと支配人に「滝沢の従業員は全員未亡人という都市伝説は本当ですか」と突撃取材しようと思っていたのだけど、行きそびれているうちに閉まってしまった。
2005-05-14
[diary] タイ・フェスティバル
ネットの知り合いがmixiで参加を表明していたので、フラフラと行ってみればものすごい人・人・人。時速0.5kmくらいでしか進めないようなごった返しっぷりだった。正直、タイをなめてた。『沖縄物産展』とか『ふるさとフェスティバル』とか、そんな感じのアットホームでこじんまりとしたものを想像していたら、なんだか村祭りの夜みたいになってた。何度でも言うけど、本当に人が多かった。もうずっと人多すぎだった。(写真を撮ったのだけど消してしまった)
あと、辛すぎ。赤いのを用心しても、緑色だったりそんなに赤くなかったりするのが異様に辛かったりして、覚悟をしていてもやっぱり辛い。これじゃ僕はタイに旅行したら、3食マクドとかになってしまうのではないかと心配になった。
あと、陣どった場所の横がいつの間にかゴミ捨て場になっていて本当に困った。最初は瓶が2、3本並べられただけだったのが、それを見て通る人がどんどん瓶・缶を置いていくようになり……。何度か「そこゴミ捨て場じゃねーよ」といったけど、怪訝そうな顔をされるだけだった。すでにゴミ捨て場にしか見えなくなってた。エントロピーは増大するというやつか。
あと、寒すぎ。もう5月も半ばだというのに、3月上旬みたいな天気で、普通に5月モードの服で行ったら寒くて寒くて仕方なかった。のでその辺に落ちてた誰かの服を勝手に借りて羽織ったら「お前は末っ子だろう」と言われた。あと「男子校だ」「実はオタクだ」とかプロファイリングされた。どうでしょうね……。さかもとさんがTシャツ一枚でフラリと来てカタカタ震えていたので爆笑した。トヤマくんにも久しぶりにあった。彼は高学歴ながらいつまでも中学生マインドを持った愛すべきやつで、この日も「何で仕事辞めたんですか?」「今彼女いないんですか?」「前いましたよねェ……?」「どうやって別れたんですか?」などと厨房質問攻めで僕を閉口させた。大人は質問に答えたりしない! あとムネカタさんに「嫁のサイトをアンテナに入れていただいて」と言われて超恐縮。(なぜなら嫁の方しか入れてない……!)そのほか色々な知己と旧交を温め、夜は祝い事の席へ。
あと、会えなかったけどあの人もその人も来ていたらしいし、家に帰ってきたからアンテナ見てたら、あのサイトの人もそのサイトの人も、 全然面識のない人たちも一様にタイフェスティバル日記を書いてて、ますますタイは侮れんな、との思いを新たにした。一緒にいた人のNintendogsは、ひっきりなしに他の犬とすれ違ってた。
2005-05-13
[net] テキストサイトの黒歴史
『教科書に載らないインターネットの歴史「教科書」』の出版に象徴されるように、最近はネット周りの歴史を見直そうという動きや、懐古趣味的な動きが起こっているようだ。インターネット時間の進みはドッグ・イヤー(犬は人の7倍で歳をとる)といわれているので、3年、5年前の話なんてのは一世代前、リバイバルと言ってもいいレベルかもしれない。
そんなドッグ・イヤーのブログシーン、いやテキストサイト界隈に、あの狂犬が帰ってきた。
ケルベロス。
かつてテキストサイトには、ネットバトルやウォッチを得意とするサイトがいくつもあった。それらのサイトは、さながら今で言うPRIDEグランプリのように異種格闘技戦を繰り広げ、リングサイドの僕らを熱くさせてくれた。例えて言うなら無題がヒョードル、斬鉄剣が曙、ケルベロスはハイアンとでも言ったところか。
とは言うものの、ケルベロスは名前先行というか、存在自体がネタのようなものだったし、生涯戦績も決して多くはない。脳死ブームのさきがけだったように思うけど、脳死界隈に数えられることもなく、なんだか地味にフェイドアウトしていったイメージがある。それなのに何となく記憶に残っているのは、存在感だけはあるサイトだったということだろうか。
それが満を持しての復活劇。復活の仕方がまた凝っていて、『ケルベロスを探しています』なる捜索ブログを始めたと思ったら、5月9日にケルベロスに変化していた。真贋を疑う声もあるが、こういう劇場型犯罪的なところはオリジナルっぽいなぁと思う。
また往時のようなバトル系サイトの隆盛はあるのだろうか。それともただの時代錯誤で終わり、ブロゴスフィアやmixiブームに呑み込まれていってしまうのか。久々の“テキストサイト的”なこの事件、生暖かくウォッチしたいところである。「ウォッチ」なんて単語、久しぶりに使った。
すでに更新がストップしてるっぽい空気なのが笑える。
2005-05-12
[tv] モーニング娘。のトリビア!?
『トリビアの泉』を毎週録画している。この番組は、たまに“世界カブトムシ選手権”のようなすごい映像を用意してくるので見逃せないのだ。録画したら、3倍で高速視聴すれば情報の消化効率も良い。(製作サイドの皆さんごめんなさい)
さて、昨日の『トリビア』では、「モーニング娘。のトリビアがある」ということで、少し楽しみにしていたのだが、非道かった。あまりの非道さにメガネがズリ落ちた。メガネ落ち。かけてないけど。
「モーニング娘。のメンバーは、『LOVEマシーン』のジャケットの並び通り順番に卒業している」 えーーーっ!
常・識! こんなん、2~3年前から、卒業の度ごとに言われ続けてるネタですよ。(しかも矢口は卒業じゃない。)
九十九式でも1年前に取り上げたことがあったし、2年前にはTVでメンバー自身(飯田)がネタにしていたこともあった。そんな情報を今さらもったいつけて披露されても正直困惑してしまう……。「ドラえもんの耳はネズミにかじられてなくなった」レベルの常識問題。こんなんで6600円も貰えるのかよ。
これだったら、次の
「カオリン族カオリナイトという石がある」のほうがまだ娘。トリビアっぽいよ。
しかし、どっからがトリビアでどこまでが常識なのか。これの線引きは非常にあいまいで難しい。さすがに、ラブマの法則が、慣性の法則やフェルマーの最終定理ほどの常識であるとは思わない。それにしたって、という思いは残るが、一般的なテレビ番組としての常識レベル、一般層のハロプロ認知度から言うと妥当な線だったのかな……。
モーヲタが「へぇー」となるレベルのハロプロトリビアなんてのを発表されても、スタジオも視聴者も置いてけぼりになってしまう。石川梨華はネプチューンのホリケンと同じ中学校出身! とか、
『トリビア』の構成作家は“竜王は生きていた”!とか、辻ちゃんの好きなタイプはバク転が出来る人! とか、辻ちゃんの八重歯は、縫い物をしてて糸を噛み切ろうとしたら欠けてしまったことを機に治したとか、藤本と石川は不仲! とか、つんくは髪型がつんつんしてたからつんく!とか。……難しいですね。明らかに違う情報混ざりましたね。
その後の、
「デートで彼氏がトイレに行った時 彼女が「ウンコだ」と思う時間は4分15秒」の方がよっぽど気になった。というかショックだった。だって5分くらいすぐ経つ。俺だけだろうか。さすがに女の子ほどじゃないだろうけど、デートしててトイレに入ったらちょっと身づくろいしたりして、4分5分は普通に経つと思うんですが……。雀荘で小便しにいくんじゃないんだから。
それにしてもこの実験、『カップル70組にレストランで食事をしてもらい、男に20分席を外させて隠しカメラで監視する』という方法なんだけど、これ非道いよね。レストランでコース料理頼んどいて、前菜くるまえにいなくなって20分も戻らなかったら超心配する。ウンコというか、そんな奴はウンコ野郎ですよ! いや、それ以前にトイレで死んでんじゃないかと思うよね。20分……。
2005-05-11
[tv] エウレカセブン

話題のアニメ『
交響詩篇エウレカセブン』を見た。タイトルからどんな内容かわからなかったのだが、正統巨大ロボットアニメで、ボーイミーツガールで、空を飛んでて、かなり楽しめた。
アニメリテラシーの低い言い方をすると、『エヴァ』と『ラピュタ』が好きな人なら気に入るんじゃないかと思う! 久しぶりに毎回見たいアニメになった。
気になったきっかけは、ネットの評判(知人の日記等)でタイトルを何度か見かけたことである。
この段階ではあくまで少し気になっただけであり、見てみる気まではなかった。
しかしネットで検索してみたところ、公式サイトで今までのエピソードを無料で
ストリーミング配信していることがわかった。これは実にうまい戦略だなあ、と思う。
とりあえず第一話を見てみたところ、オープニングの段階ですでに気に入ってしまった。疾走感のある曲も映像とマッチしてて良い。
アニメにしろドラマにしろまんがにしろ、続きものの一番の課題は、視聴者・読者の獲得と維持を両立させることである。しかし、新番組が始まって、それが話題になるのは1話、2話と過ぎてからになる。そこで気になっても、途中参入になると話に入りづらい。(まんがなら単行本を読めばいいのだが。)
そんなときに、過去の番組が配信されていると非常にありがたい。こうした流れが今後一般的になってくれることを期待する。連ドラは、初回をネット配信するだけでも視聴率の1%や2%は変わってくるんじゃないだろうか。(ネットで見られるからいいや、と逆にリアル視聴者離れが起こるかもしれないが、その辺のバランスは難しいところ。)
というか、どうせ僕はPCで予約録画しておいて、時間のあるときに視ているので、全てのTV番組がネット配信になってくれれば手間が省けて助かるくらいだ。
あとこれも気になる。
創聖のアクエリオン
2005-05-10
[diary] キャラメル脳
空手道場に通い始めて2ヶ月が経った。『回し受け正拳突き』『転身前足蹴り』など、使える技が順調に増えていき、レベルアップしている感じがあって楽しい。これはロマサガで言うと、戦闘(
ムービー)でキャラクターがピコーン!と技を閃いていっている状態だ。体術スキルを訓練しているわけだ。そういえば、僕は杖道の道場にも通っているが、杖スキルの『返し突き』という技は実在する。
こんな風に、僕は何かに凝るとしばらくの間、思考がその色に染まってしまうという非常に柔軟な脳を持っている。(影響されやすいとも言う。真女神転生3のときも、地下鉄に乗るたびに線路に降りて歩きそうになった。テレビで『少林寺』が放映された次の日の中学校の休み時間、通称“少林寺現象”のような感じ)
これがゲーム脳というやつか! 確かに、どうも思考が記号化されてきているような気がする。例えば、最近ではピンク色の服を着た女の子を見ると、反射的に「あ、ピンク…。かわいい」と思ってしまう。ピンク=女の子の色=かわいい。なんだこれ。幼稚園児か? 「かわいい」と瞬間的に感じてよくよく見てみると全然可愛くなかったり、悪くすると男がピンクのシャツを着ていても一瞬「かわいい?」と錯覚しそうになる。重症だ。
よくよく考えてみると、先月からの症状のようだ。そこで友人に指摘されて気付いたのだが、これはどうやら、W(ダブルユー)のミュージカルが原因のようである。あれが余りに楽しかったことからくるキャラ&メル症候群、通称“キャラメル脳”なのではないか、という結論に至った。こいつは重症だ。ピンクの制服……水色のチェック……ああ、かわいい……。
まぁとりたてて言うまでもなく、サイトをこんなデザインのままにしていることからしてじゅうぶん重症であるのは見て取れるわけだが……。
しかしミュージカルの公演も終了し、おはスタのミニ推理ドラマも区切りがついた。このままフェイドアウトしてしまうのだろうかと寂しく思っていたが、どうやらおはスタのコーナーは続行のようで、本当によかった。よかったよかった。
2005-05-09
[Hello] ガキちゃんの話し方教室
先月で終わった、『娘。ドキュメント』についての雑感。
もともとこの番組は、矢口元メンバーの「5期6期がこのままではヤバい」という危機意識に応じて召集された5期6期が、座談会を通じて自己の弱点を洗い出し、それを克服していく、というドキュメンタリーでした。その座談会で個々のメンバーが出した自分の問題点は、
田中
「ボイストレーニングで個性的な声を」
れいなは、歌をもっとやりたいなーと思って。
太い声も出せるようになりたいなと。
亀井
「レッスンを重ねて自信を付ける!」
自信がもてず、人前でのプレッシャーに弱い。
歌、ダンスの基礎レッスンを積んで自身を付けたい。
紺野
「ボイストレーニングで歌唱力アップ」
自分の声があつかい切れてない。音域が狭い。
ボイスレッスンは合宿のときにした。
新垣
「空回りする話術」
12人もいる中で、番組でトークに入ろうとするとかぶって他の人の話をつぶしちゃったりする。遠慮してるとそのまま出て行けずに番組が終わる。大勢の中で自分を出していけるようになりたい。
といったような具合でした。
弱点として歌とダンスを挙げるメンバーが多かったんですが、ここで界隈を震撼させたのは、「
オーディションの時のレッスン以来、ボイストレーニングをしたことがない」という驚愕の事実でした。
そこで、この番組では、問題意識をもっているメンバーに個別レッスンを行なわせて、その模様をドキュメントタッチで追っていくという方法をとったんですが、そこからこぼれ落ちたメンバーが……。
新垣「空回りする話術」
正直言って、これの克服が一番見たかった。話し方教室に通うガキちゃんとか、トーク強化合宿(寺合宿。毎朝お経をあげたあとに3分スピーチをしたりする。トレーナーはMCの達人・まこと)とか、名司会者に弟子入り(神助に泣かされるガキちゃん、みのもんたにセクハラされるガキちゃん)するとか、面白そうな絵は沢山あるのに!
でも、『音楽戦士』のトークなんか見てると、その空回り具合、軽度テンパり具合が逆にいい“味”となってるみたいだから、そのままでいいのかな、と思いますけどね。『ハロモニ』におけるモト冬樹とのデートを見てても、“間”の取り方は格段に上手くなってるし。
2005-05-08
[diary] ふしぎ社会をカテゴライズ
最近ずっと宙返りの練習をしてるんですが(ニンジャだから)、練習のしすぎでめちゃめちゃ腹筋が痛い。クシャミひとつでちぎれそうになるほど筋肉痛の宮本・ザ・ニンジャですこんばんは。
さて、僕は何かをカテゴライズして分かった気になったり、人にレッテル貼りや勝手コピー(K-1ファイターみたいな)を考えたりするのが大好きです。血液型カテゴライズすら好きです。それがピタリとハマっていればいるほど面白いし、ズレててもそれはそれで楽しい。
でも世の中にはそういう遊びを「型にはまった思考」として忌み嫌う人も多く、僕はそういう人たちを「カテゴライズ嫌悪系」とカテゴライズしています。
ちなみに僕は、自分がカテゴライズするのは大好きなのに、人にされたりするのは割と苦手なのですが、こういう人を「カテゴライズ奉行」と言います。
そこで、
絶叫機械で見つけたこのマトリックスが(僕はマトリックスも大好きです!)非常にユカイなので、自分で自分をカテゴリーに落としこんでみました。

あー、でもこれはどちらかというと宮本個人の立ち位置であって、九十九式のポジションではないかもしれないなぁ。
2005-05-07
[Hello] 石川卒業公演

石川梨華の卒業公演である、ツアー『第六感~ヒット満開~』の最終日に行ってきた。構成は新アルバム『愛の第六感』からのナンバーを中心に、『恋愛レボリューション21』や『DANCEするのだ!』、『、、、好きだよ!』などを混ぜた、なかなかツボを突く展開で楽しめた。絶対崇拝対象である辻ちゃんとその相棒がいないコンサートに行くのは初めてだったが、素晴らしいエンターテイメントだった。むしろ、ひとりのメンバーを執拗に目線で追うことなく全体を見ることができたので、一歩引いて客観的な見方ができて良かったのかもしれない。
しかしその中でも、特にその存在感を際立たせていたメンバーが3人いた。
まずは、やはり今日卒業の石川。ファンにあてて、5年間を振り返って書いた手紙の朗読には、思わずグッと来た。会場は、石川のイメージカラーであるピンク色に染まり、きれい……というか、一面が毒々しいショッキングピンクに彩られ、キショかった。
次に新垣。僕はその弾けんばかりの笑顔を見、現在の温かい客席の反応を見、今まで通ってきたイバラの道を想起するに及んで、不覚にも涙ぐんでしまった。彼女こそモーニング娘。だ。『声』や『独占欲』でも確実に進歩した歌を聴かせてくれた。
そして、新リーダーの吉澤。しばらく見ないうちに、これがあの世をすねたはぐれ者の吉澤か、と目を見張るような安定感があった。“地位は人を作る”というやつか。『春の歌』の最初のフェイク歌唱も、立派にやり遂げていた。こ