2006-03-31

フィードバック今昔物語

 先日のエントリーに対して、多少のメールといくばくかのはてなPをいただきましたっ。ありがとうございます。宮本です。

 しかし一説によると、今はもうメールなんて古いらしい。確かに、今は「電子メールのやりとり」なんて少なくなりましたねえ。仕事、業務連絡に使うくらいか。あとは、友人とのやりとりならmixi、携帯メール、メッセンジャーなどにすっかり連絡・伝達手段は代替されてしまった感があります。

 連絡手段ではなく、個人WEBサイトに対する、読者からのフィードバック機能としては、昔はどこにでも掲示板というものがあり、そこでコメントのやりとりがなされていたものです。が、これも今はめっきり少なくなった、というか、いわゆる昔ながらの趣味系ホームページではなくて、こういう文章サイトでは掲示板の設置自体なくなってしまいました。

 代わりにブログにはこうして記事単体へのコメント機能、トラックバック機能がついている。サイトの掲示板という、交流だか意見板だかわからないところで曖昧に挨拶を交わしあうよりも、その日の作品(日記)への感想がダイレクトに書き込める仕組み。これは僕のようなテキスト至上主義者にとっては非常に都合のいいシステムでした。しかしこれも実はもう古いのかもしれない。もともとそんなに多くなかったけど、最近ほとんど付かなくなりました。

 代わりに台頭してきた新しいフィードバックシステムが、ソーシャルブックマーク(はてなブックマーク)のコメント機能です。これは、記事をブックマークした際に一行感想を書き込むものですが、これが実際にはその記事への間接コメント欄として機能しています。コメント欄の外部化です。

 お互い何かと気を使う、コメント欄での直接接触よりも、読者が一方的に感想を口にし、作者がそれを横目で見るだけの場。WEB2.0的ってやつでしょうか。
 そういえば僕は数年前にこれと良く似たシチュエーションを目指し、ユートピアを作ろうとしたことを思い出しました。スレッド型の掲示板に「テキストサイト共有掲示板」と名付け、サイト管理人不在で、名無しさんが日記単体の感想のみを言い合う、ストイックな掲示板でした。あまりうまく行きませんでしたが、当時は本気でテキストサイト界(今で言うブロゴスフィアみたいなの)を少しでも良くしたい、と純粋な理想に燃えていました。九十九式黒歴史の一つですが、それなりにいい思い出です。
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2006-03-27

WEBサイトの成功とは何か

 お久しぶりです。シンガポールからお送りします。こんばんは、宮本です。九十九式の更新を2週間も休むのなんて、開設以来初めてではないかな。本当はここまで休むつもりもなかったんですけど、ふと「メールが来たら更新しようかな」などと思ってしまったのです。

 まあいくら常日ごろ反応率の低い九十九式といえど、海外に行くと言い残して1週間も2週間も音沙汰が無ければ、「どうしたんですか」くらいの反応はあるんじゃないか、とか思ってしまったのです!

 するとこれが全くメールが来ないので、いい加減更新したくなっても更新できなくなってしまいました。ああ、自縄自縛。

 今回改めて考えさせられたのは、
  「人気サイトとは何か」
  「WEBサイトの成功=人気サイトか」
 の2点についてです。

 九十九式は、長いことやってるせいか、人気サイトの端くれとして語られることもあります。「さぞかしメールをもらうでしょう」と言われることもあります。ところがこれが、来ないんですね。
 結局は、総合的な人格、徳の器が反応の多寡に影響するわけでしょうか。かと言って、

 反応率の高いサイト=人気サイト
 人気サイト=成功
 ∴反応率の高いサイト=成功したサイト

 かといわれるとそうでもない気がします。もちろんそれはそれで一つの成功形態ではあるとでしょうけど、僕は今の九十九式の状況は理想的だと思っています。常に中学校一個分くらいの方に見ていただき、いい更新をすればTBや?Bなど何かしらの反応があり、更新してもしなくても怒られない、という気まま状態の達成。これは僕にとっては成功だと言えます。

 結局のところ成功しているかどうかは、目的を達成しているかどうか。そして個人サイトの目的は自己満足の追求であり、好き勝手やることを認めてもらうことにあるのかもしれません。今日の日記を要約すると、「メールが欲しいよ」ということです。はてなポイントでもいいです。ありがとうございました。
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2006-03-12

シンガポール・トランジット

 今、シンガポールに来ています。シンガポールは熱帯直下にあるため、出発に際して相当薄着をしていったんですが、日本はあいにくの雨で気温も相当低く、ガクガク震えながら成田へ向かいました。飛行機に乗ったら乗ったで窓際のため寒く(機外温度-60℃)、「景色が観たいな」とか言って窓際を選んだはずが完全に裏目、夜間飛行のため窓の外に広がるのはただただ漆黒の暗闇でした。

 が、ひとたびシンガポールに降り立ったら、本当に暑い。興奮してしまうくらい暑い。しかもムシムシしている。
 これは日本で例えるなら、6月の梅雨の間の晴れ間のような感じか。と思ったけど、結構暑いな…やっぱり台風一過の7月って感じかな。と思ったら、あれ、何だこれ。これは8月の暑さピークでヒートアイランド現象の東京砂漠だ!というくらいどんどん暑くなっていって倒れそうになりました。マーライオン広場の露天商が売ってる温度計を見たら41℃でした。

 今回の旅の目的はいくつかありますが、まずは、会社のミッション。次に、東南アジアに息づく大東亜戦争の痕跡を確かめること。そして、真の目的は来週明らかになります!(考えていないっぽい)


成田空港でさらし者になっていた、押収品の偽ブランド品。本物と並べて展示してあったけど、どっちがどっちか正直よく分からなかった。
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2006-03-10

亀田興毅のローブロー・1

2007年10月13日追記



これは2006年の亀田興毅の試合での、ローブローによる反則を取り上げた記事ですが、まだこの頃は「ローブロー気味」という、一応疑惑の段階でした。
まさか一家揃って反則狙い、親父がローブローを指示しているなんて思いもよりませんでした…!

今回の試合の画像、動画はこちらでどうぞ。

亀田大毅の反則劇場




亀田興毅の試合の動画


 今まで亀田選手の強さを疑ったりした。「対戦相手は金魚だけ」と書いたりした。しかし昨日の試合で悟った。彼は本物だ! あの執拗なボディ攻撃…みぞおちへ連打…いやもうちょっと下、腹直筋の…まだ下かな。
 どう見てもローブローです。ありがとうございました。(↑5分40秒付近にスローあり)


 爆発する視聴率、喜ぶファン。よーしワイも道頓堀に飛び込むでぇ! ってこの光景、どこかで見たなあと思ったら、あれです。前回サッカーワールドカップでした。
暴走韓国、ここまでやるか!~醜悪な韓国の勝利
九十九式:2002年6月後半


 疑惑の判定、反則攻撃の嵐で「勝った勝った」と大喜び。いやあれって反則じゃ…と一言でも言えば、「なんで盛り上がってるのにそんな難癖つけて水を差すの?」と空気読めない人扱い。「一緒に喜ぼうよ!」とか諭されたりして。

 亀田とそれを取り巻く状況もそっくりだ。
「確かに疑わしいところはあったけど、実力は本物」
 この論理はW杯のときにさんざん聞いた。聞き飽きた。百歩譲ろう。ひょっとすると韓国イレブンの実力は本物だったのかもしれないけど、それもあの数々の卑怯な反則と疑惑のジャッジで帳消しだ。僕は今でも、執拗な直接打撃で痛めつけられたアズーリ(イタリア)のことを、血を流しながらピッチに立ち続けた姿を忘れない。

 あの時、イタリアの人々はどんな気持ちでブラウン管を見ていただろうか。

 例えば。
 イチローがアメリカで悪質な首尾妨害で記録を妨害された上に怪我をしたとしたらどうだろうか。しかもそのプレイを、満場の観客が褒め称えているとしただろうだろう。例え話としては雑だが、メキシコ人にとってはおそらくこのくらいのインパクトはあるのではなかろうか。

 こんな言い方をしては大げさかもしれないが、僕は日本人として亀田一家の存在を恥ずかしく思う。あれか、大阪は別の国ってやつか。


・関連
type99.net: 亀田興毅のローブロー・2
type99.net: 亀田3兄弟の相手
[fight]

亀田興毅のローブロー・2

 実況席も苦りきっていたようで、以下2ちゃんから拾ってきたコピペ。

290 名前:名無しさん名無しさん@腹打て腹。[] 投稿日:2006/03/08(水) 23:02:03
観戦帰宅組はまだいないのか?
おれ解説席のほぼ真後ろいたんだけど
微妙な雰囲気にわろた。
たぶんCM中なんだろうけど
畑山「(竹原のほう向いて)あんなんどう見たってローブローでしょ。なんだかなぁ
・・・w」
竹原「・・・・。(苦笑)まぁいいんじゃない?スターだしw」
鬼塚は憮然


あと亀田(偽)の発言に椅子ズリ落ち。

         ________   
       /:.'`::::\/:::::\
      /::            \
     /::.  /"""  """\ ヽ      ________
     |::〉   ●"    ●" |    /親父が「チンを殴れ!」言うから
   (⌒ヽ             |)  /  チンチンのことだと思って殴った。
    ( __     ( ∩∩ )    |  <   チン=顎だと試合後知った
      |  、_____  /   \  今は反省している
      ヽ   \____/  /      \  亀打(19・男性)
       \        /          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         \____/



ひょっとすると本当にこんなこと言ったのかもしれない、と思わせるところがすごい。あと、試合後に相手セコンドのところにいって「なんじゃこらぁ!」とか言って恫喝している親が最低最悪。

・ローブローについて補足。
ローブローはほとんどあらゆる格闘競技スポーツで禁止されています。男性の局部に打撃が命中するというのは、見た目がコミカルなためによく笑いにされたりもしますけど、本当に危険で深刻な状況です。歯医者で一番痛いところをガリガリやられているときよりも、下痢腹痛のピークよりも、タンスの角に小指をぶつけたときよりも、もっとダイレクトな痛みです。通常の打撃と違い、アドレナリンの鎮痛効果もなく、全身に力が入らなくなります。ヒョードルでも、当たったら負けます。男性に「バットで殴られるとして、脳天と金的とどちらがマシか」と聞いたら、おそらく答えは帰って来ません。


[fight]

亀田興毅のローブロー・1
亀田3兄弟の相手
2006-03-06

K-1GP 2006 ニュージーランド

 FieLDS K-1 WORLD GP 2006 in AUCKLAND
 途中から見たので、なんだかすごい胴回し回転蹴りが出たところとか見られなかったんですが、アーツ×シュルト戦が見られたので満足です。

 ピーター・アーツ。かつては『20世紀最強のキックボクサー』『暴君』と恐れられた彼が、毎年少しずつ衰えていって、勝てなくなっていくのがたまらなく寂しかった。かと言って引退されてしまっても寂しくてたまらない。「K-1はもうダメ」とかここでくさしながらも、アーツのことを思うと筆が鈍った。KOで負けた日のアーツは、ベッドの上で何を思うんだろう、とか考えるとたまらない。

 対するはボンヤスキー、ホーストと歴代チャンプたちを屠り去った前年優勝の巨神兵、セーム・シュルト。K-1チャンピオン潰しの最後の相手として選んだのがアーツだった。

 さすがに今のアーツではシュルトには勝てないだろう…という戦前の予想を裏切って、この日のアーツはとても良い出来だった。地獄のヒザをかいくぐり、頭一つ分上の相手に変則フックを放ち、ローキックでは巨体がかしぐ場面もあった。ホールディングの警告ポイントに助けられた部分もあるかもしれないが、文句なしの判定勝ちと感じた。

 そうだ、アーツは怪我をしてなくて腰も痛めてなければ、今でもちゃんと強いんだ! 流石に90年代のような闘気が見えるような威圧感はないけど、その分試合勘や覚悟が備わっている。

「オレはK-1を愛しているし、今までK-1のために戦ってきた」

 こんなセリフを真顔で吐けるのは、アーツだけだろう。アンディは死んでしまったし、ミルコもハントもプライドへ行ってしまった。ホーストはサップとプロレスで遊んだりしている。本当に、心のそこから純度100%のK-1ファイターなのだ、ピーター・アーツという男は。

FEG_Fight Vote!
 MVP投票でもぶっちぎりの一位。


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