夏休みの宿題:かんじドリル

2010年8月29日 日曜日

大人の夏休みの宿題その2ということで、ボールペン字を始めましした。
生来の悪筆で、形も書き順もでたらめのまま乱雑な字を書き散らしてきましたが、そろそろ「早く書けて、読めればいい」だけの字ではいけないんじゃないかなぁと思い始めた30台の今日この頃。

思えば、子供のころって周りの大人の字を見て「大人は字がきれいだな」「大人はおとなの字を書くんだな」と思い、大人になったら自分もいつのまにか大人っぽい字になっているんじゃないか、そういうもんなんだろう、と漠然と考えていました。今なら分かる。子供のころの自分に教えてやりたい。お前、それ間違ってるぞ。字の汚い子供は、字の汚い大人になるだけだ!

最近では、肉筆で字を書く機会がどんどん減っているので、字の汚さゆえに恥をかいたり損をしたりする機会というのもどんどん減っていますが、逆にだから字がどんどん下手になっていくし、練習する機会も少ない。それでいて、字を書く機会というのは、記帳だったりホワイトボードへプレゼンだったりお礼状だったり履歴書だったり、大事なここぞと言うときが多い。

つまり、そろそろ僕らは美しい字をかく練習を始めなくてはならない。

というわけで、こういう本と、方眼の入ったジャポニカ学習帳を買ってきて、字を書く練習を始めたのでした。
書き込み式ボールペン字実用練習帳

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とりあえず最初はひらがなから…。

いや、ひらがなって言ってもこれがまた意外と奥が深いんですよ。考えてみれば、ひらがなの書き取り練習をしたのなんて幼稚園時代の話。当時は最低限字として成立していればそれで万々歳なわけですから、書き方とか形の美しさとか、本人も周囲も気にしている余裕なんてない。それから30年近く、ひらがなについては全く練習をせず、正しい形も知らずに適当な字を書きながら大人になってしまっているんですよ。

例えばこの字。「ふ」ってなんかふにゃっとした線の左右にちょんちょんがある、程度の認識じゃないですか?実は最初の点と次のふんにゃり線と、次のちょんちょんは同じ角度にすると美しいんですよ!

「み」はひし形のイメージで書くとびしっと決まる、とか…。いちいち目からウロコ。今までいかにひらがなを適当に書き散らしてきたか、と言うことがよく分かります。

この字が1年後にはどうなっているか。楽しみです。


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