家の中でヤモリと出会った

2010年9月21日 火曜日

かれこれ10年くらい、サンスベリアを育てている。ちょうどそのころ、マイナスイオン植物としてテレビで取り上げられて有名だったのだが、ブームが沈静化して以降も順調に育ち、株分けをしつつ、宮本家では4鉢まで増殖した。そのうち、半分の2鉢が実家に、もう半分が家にある。

が、今日の本題はサンスベリアではなく、サンスベリアの鉢の中にいた珍客についてである。



鉢に水を遣ったときに、何かがササッと動いた。何かの虫か、もしカマドウマだったら…と一瞬戦慄したが、よく見るとヤモリだった。最初、保護色で気付かなかった。

この中にヤモリがいます

ヤモリはいい。人間に危害を加えないし、細かい虫を食べてくれるし、ヤモリがいる家には災いがこない、とまで言われる生き物だ。ありがたやありがたや。
ひとしきり眺めて、写真をとった後、僕はそのヤモリを捕まえるでもなく逃がすでもなく、そのままにしておいた。

すると、次の日も、そのまた次の日も、ヤモリは少しずつ位置を変えながらも、同じ鉢の中にいた。ヤモリは明るい日中は物陰に隠れているそうだが、ここではどうしているのかというと、茎の陰の中に隠れていた。

日中は隠れている

うーん、ラブリー。

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このころになると、もう僕はヤモリの愛らしさに魅せられてしまっていた。きらりと輝く黄金色の目、先っぽが丸くなった手、呼吸に合わせてかすかに膨らむおなか、そして愛好家に「謎の微笑み」とも評される、わずかに上がった口角の口。検索してみると、世の中には少なからぬヤモリ飼育家、ヤモリ愛好家がいることもわかった。

まだ小さいヤモリ

しかし4日目になると、ひょっとして室内ではろくにえさにありつけないのではないか、ということに思い至り、しばらく考えた結果、逃がすことにした。
一度はダイエーでカブトムシ用の飼育ケースを買ってきて、その中で飼おうか、とも思ったが、ヤモリは生きているえさしか食べないので、餌付けには苦労しそうであることが分かった。(ミルワームを買ってきてピンセットで与える、バナナの皮等でショウジョウバエをおびき寄せて与える、など)

かくしてヤモリ君と僕は、5日目にお別れすることになった。サンスベリアの鉢を一晩外に出しておいたら、夜のうちにヤモリ君はどっかに行ってしまった。爬虫類の苦手な嫁っ子に見つかる前でよかったのかもしれない。きっと庭で我が家を守ってくれているはずだ。


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