DQNネームが消滅する日はくるか?

2011年5月28日 土曜日

もう、DQNネームの子供が成人して普通に社会に出てくるような時代になってるんですなー。
そういう名前ってここ最近の風潮のような気がしますけど、考えてみれば22年前って1989年。ついこの間というか…。この頃に親になったのはバブル後期の頃だし、トレンディドラマとか外人礼賛とか、逆にBe-BOPでヤンキー文化とか、そういうのも力を持っていた頃だから、妙ちきりんな名前がつけられててもおかしくない年代なんですね。ピカチューはまだ存在しないにしても。

で、そういう名前をつけられてしまった学生が「名前のせいで就職できないのではないか」と。

有名大学卒のイケメン 「DQNネームのせいで就職できない」

「DQNネーム」が就活苦戦理由と本人分析

(略)「DQNネームの弊害を目の当たりにした!」というスレッドが紹介されている。DQNネームとは、「漢字が読めない名前」のことで、最近は「キラキラネーム」とも言われる。このスレッドでは、“響き系のDQNネーム”であるがゆえに某有名大学でイケメンにもかかわらずES(エントリーシート)すらも通過しない就活生が紹介され、話題となっている。

ここで紹介されている大学生は就職課に添削や面接指導等を受けているにもものの、 中小企業でも上手く選考が進まないことから、名前の印象による影響が大きいと考えているようだ。

これに対して書き込みには、「俺が人事なら宇宙と書いて『そら』とか読ませてたら即効で落とすね」「リアルに名前で落とされる時代だぞ」「面接官やってるけど正直DQNネームはいい印象は受けない」「あんまふざけた名前だといい事無いよな。本人はまじめなのにかわいそう」などの意見が多数寄せられている。 痛いニュース(ノ∀`) : 有名大学卒のイケメン 「DQNネームのせいで就職できない」

いや、結構これってありえない話じゃないと思います。すくなくとも僕が人事だったら、ティアラちゃんとかココアちゃんとかバクソウジャア君とか応募してきたらビビって落とすだろう。
しかも今は核家族化しているから、「家長である爺さんが命名する」とかいう展開もないだろうし、相談したり反対する親もいないから、ますます名付けがバカ基準になっていくのかなー、と思ったら、逆にこんな例も。

27 :名無しさん@HOME:2011/05/19(木) 03:24:48.93 0
もう10年程前のこと。当時私は長女妊娠中で、旦那実家でウトメとコトメ(良)と同居していた。

それまで良トメだった同居トメがフィーバーし、「孫チャンの名前はアテクシがつけるわ!この中から選んで頂戴!!」
と言われ、名前候補リストを渡された。

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ずらりと2~30くらいのDQNネームが並んでた。

旦那もドン引きし、「お袋、これはないわ。名前は俺たちで決めるから」 一生不愉快になる名前 – Hagex-day.info

姑が逆にDQNネームをつけたがる、と。
考えてみれば今の祖父母世代なんて、ゆとり教育ほどではないけどろくな教育受けてないし、日本的サヨク価値観まっただ中で、日本=ダサイ:西洋=オシャレ脳だったりする人も多いので、突然「りあむ(俐亜武)」とか言い出してもおかしくないような気はする。

DQNネームの風潮はどこまでいく?

最近、「音」で「のん」と読ませる例をよく見かけるんですが(「花音」で「かのん」、とか)、あれって「観音様」の「のん」ってことなんでしょうね、きっと。あれは「かん – おん」だからある種の音便で「かんのん」になっているだけなので、「音」単体で「のん」は無理があると思うのだが…。

あと「ぶったぎり」というのも最近はやっているらしい。これは漢字を普通に使わず、音読みや訓読みの最初の一字だけをつなげて読ませる名前のことだ。(例:希みと空くで「のあ」とか…)

まあ「宝冠」で「ティアラ」ちゃんとか「月」で「ルナ」ちゃんとかに比べれば何てことないですけどね。

それにしてもこのままじゃどんどん、人の名前から日本語が崩壊していく…。あと出欠取る小学校の先生がかわいそう…。
どこかでこの風潮に歯止めはかからないものだろうか?と考えているんだけど、たぶん今DQNネームを付けられた子供が大人になる頃には、自分のトンデモ名前に嫌気がさし、親を恨むようになっていて、子供にはまっとうに普通な名前を付けるようになってるんじゃないか、と(希望的観測で)思う。

700年前から…

しかし、これってひょっとして今に始まった問題ではないようです。
今をさかのぼる頃700年前。1200~1300年代に書かれたとされる徒然草の中に…。

『徒然草』116段

第116段:寺院の號、さらぬ萬の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、ただ、ありのままに、やすく付けけるなり。この比は、深く案じ、才覺をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。

何事も、珍らしき事を求め、異説を好むは、淺才の人の必ずある事なりとぞ。


[現代語訳]
寺の名前やその他の物でも、名を付ける事を昔の人は少しも欲張らずに(こだわらずに)、ただ、ありのままに気安くつけたものだ。最近は、深く考え込んで、自分の才覚を表そうとでもするかのように聞こえる名が多くて、とても煩わしい。人の名前も、見慣れぬ文字を使おうとするのは、(読みにくいだけで)無益なことである。

何事でも、珍しい事を求めて、奇抜なものを好むのは、浅はかな才知を持つ人が必ずやる事だと言われている。 『徒然草』

今も昔も変はらぬやうで。


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コメント / トラックバック 2 件

  1. aiaki Says:

    近頃の若者は云々カンヌンと同じノリなのだな。言う方も言われる方も。

  2. drp Says:

    単に変な名前はある程度残るかもしれないけど、明らかに読めない宛て字は淘汰されると思う。

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