小倉智昭「焼肉を規制したら食べるものがなくなっちゃう」

2011年5月9日 月曜日

以前、ここで、自身もユッケを売りにしていた焼き肉屋を経営していた小倉智昭氏が、TV番組『とくダネ!』で不自然に焼き肉屋を擁護している様子をお伝えしました(『とくダネ!』小倉さんが生肉ユッケ事件を擁護する背景)(要するに、自分でも焼き肉屋を経営しているから、という身も蓋もない話)。

が、そういう“大人の事情”バレバレで叩かれてるのに、相変わらずこんなこと言っているいるようです、この人。

ユッケの食中毒で4人死亡した事件で、フグのほうが年間の死者が多いと発言する小倉智昭さん(焼肉店経営)。 痛いテレビ : 小倉智昭「焼肉よりフグのほうが死ぬ人多い」

発言を文字起こししてみました。

だって、焼き肉食べて中毒で死ぬ人よりも、フグの毒で死んじゃう人の方が年間にしたら多いんじゃないかって思う。そういうニュース多いじゃないですか。
それだったらフグなんかも全部やめなきゃいけない、みたいなね。
そっちの方に全部傾いていったら食べるものなくなっちゃうな!

簡単にその、数値で置き換えて規制するって問題じゃないんだと思うんですけどね。どうなんでしょう。

「おまえは何を言っているんだ」
「おまえは何を言っているんだ」

「簡単に規制するって問題じゃないんだと思うんですけどね。」って…
いや、そういう問題だろ。

食べたら死ぬかもしれない不衛生で危険なものだったら禁止すればいいじゃないですか。もしくは焼けばいいって分かっているんだから焼けばいい。
危険なものを規制したからと言って、食べるものがなくなったりもしない。普通のものを、普通の食べ方で食べればいい。

そんなに自分のちっぽけな店の利益を守りたいのか。人名も名誉も犠牲にしてでも。

O-111よりも本当に恐ろしい毒は、脳にまで回ってしまった「欲望」という名の毒薬なのかもしれません。なんちて。

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