我思う、故にラーメン代打日記

2011年6月29日 水曜日

ちょっと京都まで行ってラーメン食べてきました。
京都は一乗寺にある名店、天天有。丸一昼夜かけて煮込むこだわりの鶏白湯は、コクがあってほんのり甘く、腰のある細麺と絡み合って絶品です。

……はい、半分嘘つきました。京都行ってません。渋谷行ってきました。

渋谷のドンキホーテの隣あたりに、有名なご当地ラーメンを集めた店ができていました。
色んなラーメン屋が出店している、というものではなく、家庭用の生ラーメンを販売している会社が、自社製品をPRするために立ち上げたアンテナショップ、とのことです。

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各地のラーメン店店主と共に開発した生ラーメン「銘店伝説シリーズ」を展開するアイランド食品(香川県綾歌郡)が、同商品をPRする「アンテナショップ」の位置付けでオープンした同店。場所は文化村通り「ドン・キホーテ」並びで、店舗面積は約13坪。席数はカウンターとテーブル席を合わせて18席を用意する。

渋谷にラーメン店「銘店伝説」-生ラーメン製造会社が自社商品PR – シブヤ経済新聞

名店ラーメンそのものじゃないにしても、その店の店主監修の元、かなりがんばって味の再現を心がけたもののようです。
一杯頼んでみましたが、これで500円はかなりお得感があります。「普通に」美味しかったので、機会があればまた行ってみたいところ。

ところでこれって何かに似てるなー、と思ってしばし考えてみたました。
一つの店があって、そこに各地のメジャー店の一部が、期間限定で特別出品する。

あ、分かりました。
「代打日記」に似ているんだ。

代打日記とは

「代打日記」というのは、日記サイトブームの1990年代末~2000年代初頭に流行ったネット文化です。
多くはある程度アクセス数のある人気サイトが、更新が面倒になった、後輩サイトを引き上げたい、交流アピールをしたい、など何らかの理由で、交流のある別サイトの管理人による代筆日記を掲載する、という単発企画でした。

僕の記憶では、当時の“大手サイト”『我思う、故にラーメン』(閉鎖)(TV番組とは無関係です…)の鈴村さんが始めたのが最初だったんじゃないかな、と思います。

「あの人のサイトで、この人の日記が読めるなんて」という意外性と、コラボレーション的な内容がおもしろい企画だったんですが、特に人気のないサイトも真似をしたり、「なれ合いウザイ」批判の声が大きくなったりして、いつの間にか廃れてしまいました。

今でも代打日記

しかし今でも「代打日記」をレギュラー企画として実行しているサイトはあります。
ろじぱらでは、定期的に「代打日記募集」とやって、不在時に自動更新をしたりしています。
あれはもう、ろじぱら流のファンサービスでしょうね。

年末年始の代打日記!お題は  「他人には言えない今年の目標」!

ろじっくぱらだいす | 日想(2011年1月上旬)

うーん。実際に掲載された日記を読めば分かるとおり、投稿された文章は大抵おもしろくない(失礼)んですよね……。しかしこれは、「普段とは違う毛色の違う日記を掲載する」という、読む人向けのサービスではなくて、「自分の日記がろじぱらに載る!」という意味での、読者参加型ファンサービスなんですね。これが成り立つ規模の個人サイトというのもすごいもんです。
いや、待てよ…。あまりおもしろくない日記を掲載することによって、普段の本日記の面白さを引き立てる効果を狙って……!?

これからの個人サイトの「企画」は……

まあいずれにせよ、日記サイトの企画というのは、普段とは違うスペシャル感があっていいものでした。
今は、こういう「つながり」系の企画は大体ソーシャルなサービスに持って行かれてしまったので、今の時代に個人サイトとしてどういう「企画」ができるか、というのは難しいものがありますね。
個人サイトが新たに獲得した機能だった「コメント欄」すらもTwitterやFacebookに持って行かれてしまった昨今、「企画」もソーシャルと連動していく方向しかないのだろうな、と思います。


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