自分の当たり前は世界の当たり前ではない

2011年7月26日 火曜日

家電量販店で、スマートフォンの設定オプションで、Twitterアカウントの設定などを1000円で実施している、という記事。ぱっとこれを見て、どう思いますか?

昨日某家電量販店のスマートフォンコーナーに足を運んだら、面白い料金表が店内に掲げられていた。その料金表は「スマートフォン安心設定サービス」というもので、各種設定を有料にて行うサービスだ。その各種サービスの一部は次の通り。

・アドレス帳移行 1500円
・Gmail設定 1000円
・Yahoo!メール設定 1000円
・Twitter設定 1000円
・Skype設定 1500円
その他……

家電量販店のスマートフォン設定料金が凄い 「Twitter1000円」「Skype1500円」 – ガジェット通信


この「家電量販店のスマートフォン設定料金が凄い」という記事タイトルは、「凄い…」の後に何が省略されているんだろうか。「凄い(充実している)」?「凄い(ぼったくってる)」?
確かに、ガジェット通信だのGIGAZINEだの、ネットニュースを読んでいる人の多くは、TwitterだのGmailだのの初期設定なんて、別に誰に頼むまでもなく、自分でさっさとやってしまうでしょう。しかし。

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サービスの正当な対価とは

ガジェット通信さんの意図は、「こんな事に金を取るなんて!」という事なんでしょうか。もしそうだとしたら「サービス」はタダという思想に侵されすぎなんじゃないかな。
サービス業が多い日本でこういう思想が広まると危険ですよ。
2011-07-16 – アフターダークver1.01β

僕の会社でも、以前はHTMLのちょっとした修正とかを無償でやってしまっていたんだけど、あるときこれではいけない、と気がついた。「HTMLの修正」は、我々がやれば10分やそこらで終わってしまう作業だけど、お客さんには全くない技術だ。それは作業時間ベースではなくて、価値の提供価格として、きちんとした対価をいただかなくてはいけない。

自分の価値を見出せるか?

佐藤義典氏のマーケティングの本で見かけた話。
とある豪雪地帯で、村おこしのための観光イベントを企画した。そこで外部のコンサルタントが提案したのは「吹雪を見るツアー」。地元の人は「そんなもん、何が面白いんだべ?」と理解不能だが、蓋を開けてみると都会からやってくる観光客は、そこでしかできない体験を非常に喜んだという。(要旨)

仕事でもブログでも、成功する人というのは、自分の中にある「当たり前」の価値をいかに再発見することができるか、また、それをいかに他の人におもしろがってもらえる、役に立つようにパッケージ化できるかどうか、というところにかかっているのだろう。

(死体洗いとかバーテンダーとか総理大臣とか、職業日記はそうしたコンテンツの筆頭格だと思う。でも特別な職業じゃなくても、子育てでもゲームでもいいのだ。あなたの日常をおもしろがる誰かが、きっといる。)


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