ポッカコーヒーの「あの男」がイケメンになっていた件

2011年7月22日 金曜日

この男だ。


ポッカコーヒーのあの男、と言えば、缶コーヒー発売当初から変わらず、ずっと70年代チックなもみあげを伸ばしたあの暑苦しい笑顔の男、として皆さんの脳裏に明確な像が結ばれることと思う。

しかし、実はこの男、大分変わっていた、というのをご存知だろうか。そう、それはもう、別人と言っていいくらいに……!

ポッカコーヒー缶デザインの変遷

ポッカコーヒー缶デザインの変遷

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以前、ここで虎屋のようかんについて取り上げた。

虎屋は創業490年。しかし老舗だからと言って490年同じ味を出しているわけではなく、とらやの羊羹のアイデンティティとしての「甘く、固く、後味よく」を守りながら、時代、時代にあった味を取り入れて、マイナーチェンジを繰り返しながら今に至るそうだ。
「伝統は革新の連続である」 “とらや”に学ぶ進取の気性 | 九十九式

ポッカコーヒーのデザインもまた、「コーヒーの好きそうな暑苦しい笑顔の男」という基本を守りながら、少しずつ、もみあげを減らし、しわを少なくし、スッキリとした顔のイケメンに変化させていたのだ。おそらく、多分だけど、甘さやミルクの量、コーヒーの苦みなども少しずつ時代に合わせて変えているはずだ。

やっぱそういうのが必要なんだろうな。僕もこのサイトをこういう、ポッカコーヒーのような感じでやっていきたい。

こだわり、ひたむき、さらに面白く。正統派ブログテキスト系。

自分の気持ちと「テキストを書く」という行為、基本に忠実でいつつも、ツールや題材などは時代に応じて変えていく。そんな感じで今後もやっていくんでよろしくお願いしマックスコーヒー!


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コメント / トラックバック 2 件

  1. 徳保隆夫 Says:

    影響されやすいもので、今週は会社の自販機でポッカコーヒーを何度か買ってみました。
    http://pokka.jp/coffee/original/history.html
    ちょっと探してみたら、公式サイトの情報が充実していてびっくり。最低4回は、デザインだけでなく味も変えているようですね。21世紀になって、以前から続いていた緩やかな売上減に抵抗すべく、改良のペースが上がっているようです。個人的には2006年の改良がヒットだったなあ……なんてことを思い出しました。

  2. 宮本 Says:

    おお、本当だ!これまでのヒストリーがこんなにちゃんとまとめられているとは…。
    逆に僕の方はこんな日記を書いておきながら、ちゃんとポッカコーヒー飲んでませんでした。反省。
    改良が売り上げに対してどんな影響を与えているのかも知りたいところですね。

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