ドラえもんのいた未来とブログの未来

2011年8月5日 金曜日

ドラえもんの動力、原子力から変更へ 内部設定資料入手!?

漫画家、藤子・F・不二雄さん(故人)の代表作「ドラえもん」の動力である原子力発電機を、昨今の世情を勘案して、他の動力に置き換える方向で検討されていることが、本紙が入手した内部資料から明らかになった。資料には、太陽光発電や風力発電への変更案と、それに伴う新デザインが記載されている。

ドラえもんの動力、原子力から変更へ 内部資料入手

…と、まあこれはご存知虚構新聞のネタなんですが、でもこういう方向性はアリだと思う。藤子先生が存命していたらそういうことを考えたりもしたのではないか?とも夢想する。『ドラえもん』は長期連載作品なので、初期の頃は「恐竜狩り」を「未来のレジャー」として喜々として行なっていたドラえもんが、後になると「恐竜狩りは犯罪だぞ!」と密猟者と対決したりなど、意外と整合性よりも連載時の価値観や都合を優先しているところもあるし。

ドラえもんの設定が考えられたであろう70~80年代当初は、原子力というのは省スペースで大量のエネルギーが得られるクリーンエネルギー、未来のエネルギーとしてもてはやされていた時代だった。そうなれば、充電なしで縦横無尽に動き回るロボットの動力が原子力になるのは何ら不思議ではない。ロボット漫画界の大先輩である『鉄腕アトム』へのオマージュもあったかも知れない。

ドラえもんの新動力として一番好適なのは太陽光発電だろうか。
「原子力発電所一基分の電力を得るには、山手線の内側面積いっぱいに敷き詰めたパネルが必要になる」という試算もあるけど、それはあくまでも現在の技術水準での太陽光発電の話だ。パネルの発電効率を高める研究は、今さかんに進められている。いずれは、ドラえもんの青い部分だけで1日分の動力をまかなうことができるようになる日も来るはずだ。なんたってドラえもんは22世紀から来たロボットなのだ。2112年誕生だそうだから、あとちょうど100年くらいである。100年後…。

一口に100年といっても、100年前は日露戦争の数年後、100年後は自分も自分の子供もいない世界。一体その頃、日本はどうなっているんでしょうね。と書いているこの文章を、100年後の人が読むことがあったりしたらファンタジーだなー。
インターネット文章なんて、10年ちょい前まで全く存在していなかったものだから、「100年経ったブログ」というのがどういう扱いになっているのか、誰にも分からない。
ただ一つだけ言えることは、僕は多分死ぬまでこのサイトを続ける。

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