島田紳助の引退の本当の理由は何か?

2011年8月28日 日曜日

島田紳助引退と言うことで、テレビではしばらく連日この話題で持ちきりのようである。
おおかたの論調としては「この程度のことなんですよ」「Aさんにメールを通じてお礼を言っただけ」「写真や手紙何てあるはずもない」と言っていたのが、警察からガサ入れの際に写真も手紙も押収されていたことが分かり、「やっぱり黒い交際があった」ということで批判するというところか。

しかし、何というかそれでも「その程度のこと」なんじゃないの? という気はする。

「芸能人が暴力団と付き合うのはタブーなのだ」→「だからやめなくてはならない」って、そんなん「アイドルだから恋愛禁止」と同じくらい、有名無実化したルールなんじゃないだろうか。
いや、実は僕は「芸能人が暴力団と付き合うのがタブー」というのは、今回初めて知った。

だって、大物演歌歌手なんてしょっちゅう親分の会合に呼ばれて歌を歌っているでしょう。それにそもそも、各地で興業を行なう歌手は、各地の「有力者」に話を通さないと、無事その地方でのコンサートを行なうことが出来ない。
アイドルのコンサートの会場脇で、あからさまに違法な生写真を、テキ屋風のおっちゃんが売ってたりするのをよく見かけるけど、あれだってそういうつながりで黙認して売っているものだから、立派な「暴力団とのつながり」だ。(「メールで引退なら演歌はみんな永久追放!?」音楽界と暴力団の切っても切れない関係(日刊サイゾー) – livedoor ニュース

そうなると、島田紳助の引退の背景には、単純に「暴力団幹部とメールでやりとりをしていた」以上に黒い何かがあるんじゃないか? と勘ぐりたくなるのが人情というもの。

島田紳助の、今後の政界入りの可能性を分析する記事が面白く読めたけど、この辺をもうちょっと掘り下げたり突かれたりすると、難しいんじゃないかなぁ、という気がする。

状況としては「圧倒的な知名度を持った人」が、自分自身の利用価値ってもんを完全に空中に放り投げた状態なわけで、これはある意味「さあ、これで俺は自由になったぞ。おまえら俺をどう使う気だ」という島田なんとかさんからの問いかけにも見えます。この点において「引退」という決断は賭けであって、この「賭け」そのものは本物に見えるなーと。55歳って年齢もありますしね。鳴り物入りで政界入りするにはちょうどいい年齢じゃないですか。 島田なんとかって人の記者会見すごかった – G.A.W.

結局、島田紳助は一体何をやらかしたんだろうか?
かつて、ダウンタウンのを見て、「あいつらにはもう勝てない」として漫才を辞めた男である。
この引退劇も、司会者人気もピークを過ぎた今「人気が地に落ちる前に引退する」ということなのかもしれない。

まあ、島田紳助の出てる番組を見た経験は『バラ色の珍生』で最後なんでどうでもいいんですけど。

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