日本のビール缶に使われている凄い工夫

2011年9月9日 金曜日

日本のビール缶の、開けやすさに配慮した技術が素晴らしい、という話題があった。
指を引っかけるところの上にくぼみがあるため、開けやすくなっているというものだ。

niwini
何故米国もくぼみ付き缶を使わない?
これだけで、指で開けやすくなるのに

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日本のビール缶技術が凄いとアメリカで話題に 海外の反応 : ジェイニュース 海外の反応・ニュースを貴方に (JA News)

しかし、最近、目立たないがもっと凄い工夫がなされていることを知った。


くぼみに注目

あなたが知らないビール缶のもう一つの工夫

もし、今、あなたがビールかビール系飲料を飲んでいるとしたら、口のところをちょっとのぞき込んでみて欲しい。


こうなっている。
よーく見ると、左右非対称になっているのだ。
微妙な差異だが、U ではなく し のようになっているのがお分かりいただけるだろうか。

これは、左右対称のUだと、均等に押さなければ空かないが、左右非対称だと力が弱くてもカシュっとすぐに開くという仕組みだ。

つまり、開けるときには
1.指を引っかけやすい
2.弱い力でも開く

という、2重の親切設計になっているのだった。ここまで細やかな心配りのなされたプロダクトデザインの飲料缶は、日本にしか存在しないようだ。

(注:調べてみたら、ビール以外のプルタブもこの左右非対称方式になっていました。海外のケースは分かりません。)


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