NHK『真田丸』は面白いが… テレビのレベルが下がっているのは視聴者か作り手か?

2016年9月16日 金曜日

いやあ、面白いですね『真田丸』。最初の方はおうめちゃんがあり得なさすぎたりきりが鬱陶しすぎたりで、三谷幸喜の悪い部分(女が描けない)が出た変な脚本でしたけど、小向文世の秀吉が出てきてから俄然面白くなってきた。小向・秀吉の正気だか狂気だか分からない演技はすごみがありましたね。

そして山本耕史演じる石田治部の報われなさ、優秀さと人望の無さもすごくやるせない。総理こと遠藤憲一の優柔不断な上杉景勝もすごく身につまされる。何だかんだ言って、三谷幸喜はこういう男たちをカリカチュアライズして描くと天下一品ですね。ナンダカンダ叫んだって、藤井隆のサスケも活躍してるし、あと、そうそう!マリオおじさんこと井浦どのも格好良かった。(同じ日の朝7時半と夜8時に出ていいのか?)

でも最近、気に入らないことがあります。それがあのオープニング。

荘厳なバイオリンソロで幕を開ける交響曲のオープニング曲は、盛り上がりが心地よくて毎回飛ばさずに見て(聞いて)いるんですが、あそこで最近、その回のハイライトをチラチラ挿入するようになってます。あれで
ザッピング視聴者の心をつかもうというつもりか?

あれって、最近のドラえもんで「今日のドラえもんは~?」って言ってその回のあらすじをオープニングで説明するのと全く同じってことですよね。新ドラの主題歌、最近子どもが幼稚園で歌って踊ってたので、ちゃんと1コーラス聞きたいんですけど、毎回わさドラがあらすじをくっちゃべるのでちゃんと聞けない。まあ移り気な子どもの気を引くためには、この方がいいというのが視聴率分析とかで割り出されたのかもしれない。

しかし、それを大人向けの番組でまでやることはないんじゃないか?そんなことしたって、どうせ見る人は見るし、見ない人は見ないんじゃないか? 僕はネタバレというネタバレを極力嫌い、子どもが日曜の朝、今日のジュウオウジャーの話をしようとするのを遮るくらい(夜に録画で見る)なので、このオープニングチラ見せ演出は目を閉じて下を向いてます。本当迷惑。

昔はこんなことしてませんでしたよね。昔というか去年まではしていなかった。たった1分半のオープニングでさえ、我慢できずに離脱してしまうほど視聴者の集中力がなくなったのか? そんな視聴者を育てたのがテレビなのか? 視聴者の行動がテレビの演出を幼児向け番組並にしているのか?
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この記事は14分3秒で書きました。

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コメント / トラックバック 1 件

  1. type99 Says:

    NHK『真田丸』は面白いが… テレビのレベルが下がっているのは視聴者か作り手か? – 九十九式

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