新時代の特撮ヒーロー『マグマイザー』の本編製作実現を祈る!

2016年9月19日 月曜日

あの異常天才プロデューサー、古屋雄作が満を持して発表した、『神話戦士ギガゼウス』に続く大人向けの特撮作品がこちら。

人間男性のみを狙い、人類を絶滅させようとする黒の一族に対し、”神雄(カミオス)”の力を借りてマグマイザーに変身する青年・真熊烈が立ち上がった!

この”神雄(カミオス)”というのが設定のツボなわけですが、これが物語の鍵でもあり、キャラメイク的には主人公が大いなる力を手に入れる代償としての弱点にもなり、男性層には単なるコメディを超えた超コメディとして機能する部分でもあり、おそらく人間ドラマを描く上での核でもあります。

――マグマイザーの造形も非常にカッコいいものに仕上がりました。

古屋「あのスーツは本当にカッコ良かった。完成したスーツを見た時は、スタッフ全員の士気が上がりましたね。この企画はおちゃらけた感じでやってしまうとアングラっぽくなってしまうので、画面はきちんとこだわってリッチなものにしないとダメだなと思っていたのですが、幸いにも一流の職人たちがすごい技能を持ち寄ってくれて……これもやはり神雄のお導きなのかもしれません(笑)」

AV男優界のアベンジャーズが集結……男が熱狂するヒーロードラマ「マグマイザー」始動にむけて/<視線の先>インタビュー (トレンドニュース(GYAO)) – Yahoo!ニュース

とご本人が語るとおり、このマグマイザーの造形を始め、音楽も映像もかなりのハイ・クオリティ。いきなりウン億円の制作費が出ないので、予告編だけでも、とのことですが、予告編だけでこれだけワクワクさせられるのは、ブレード・オブ・ザ・サン(太陽の刀) 予告編 以来だ!

今はとにかく予告編を再生しまくったり、こうして微力ながら手持ちのブログやらSNSやらで拡散するしかないんですが、クラウドファンディングとかやるならDMM.comの月額契約を解約してでも協力します!

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古屋さんについて少し。
ちょっと前に、『関ジャム 完全燃SHOW』というテレビ番組で、岡崎体育というミュージシャンが「ネクストブレイクアーティスト」として、ノリアキの名を挙げていた。ノリアキは2009年に「限りなく引退に近い決心」を表明していて、ネクストブレイクも何もないんだけど、「地上波でノリアキを紹介したかった」というのが紹介の動機とのことで、「わかる!」と激しく同意した。岡崎氏がノリアキを評して曰く、「天才以外の何者でもない」「常軌を逸している」とのことなんですが、野暮なことをあえて言ってしまうと、ノリアキと同じくらいに異常天才なのは、それをプロデュースした古屋雄作さんなんですよね。(古くからのテキスト者には「銀閣さん」といえば思い出す方もあろうか…)

古屋雄作。
1977年 愛知県生まれ。上智大学文学部卒
2004年 TVディレクター業務の合間を縫い『スカイフィッシュの捕まえ方』を自主制作
2006年 同作がビクターエンタテインメントよりDVDとしてリリース

以降撮りおろしのDVD作品を中心にテレビ、CM、ウェブ動画などで多数の企画を手がけている。主な作品に『人の怒らせ方』シリーズ、『神話戦士ギガゼウス』(特撮ドラマ)、『ダイナミック通販』(バラエティ)など。また限りなく実在に近いフィクションとしてミュージシャン「ノリアキ」、「ミルクラッパーShibori」などをプロデュース。作詞やPV、インタビューに至るまで一貫して創作した。

作られた作品はフィクションでありながら極めてリアルかつ独特のシュールな演出をされているものが多く、出演者が実在の人物であると思われたり「放送事故映像」であるとして紹介されるケースも。YouTubeなどに作品が多数流出しつづけていることもあり、この傾向には年々拍車がかかっている。

株式会社 クルーザー:作品紹介

18年近くインターネットで個人サイトをやってて、「あ、これは天才だわ」と思った人が3人だけいるんですが、古屋さんはその筆頭。紛れもなく天才以外の何者でもない。


この記事は42分31秒で書きました。

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コメント / トラックバック 1 件

  1. type99 Says:

    新時代の特撮ヒーロー『マグマイザー』の本編製作実現を祈る! – 九十九式

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