G殲滅日記・我が家の害虫対処ガイドライン

2016年10月8日 土曜日

先日の日記で

aukusoe aukusoe 保育園の先生は「虫を殺した」一面を見たからそう判断しただけで、親としてもっと多くの面を見て問題無いと判断したなら、それはそれで。あらゆる状況で虫の命を尊重すべきかは別の問題だし。

senomama senomama そんなん言ってたら蚊も殺せません。先生のポジショントークはハーイ分かりましたと聞きつつ、息子さんと一緒に虫さんゴメンなさい、で終了です。殺していい命と大切にする命、区別するのも人間の業です。

といったような反応をいただいた。全く同感である。日記のタイトルもそのままずばり「命のダブルスタンダード」だが、実際のところは「すべての命を大切にしよう」なんて思ってないし、息子にもそういう教育をしているわけではない。家の中に虫が発生した時、僕はそれが害虫かそうでないかで明確に態度を別けている。

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益虫は逃がす

蚊が現れたときは、一も二もなく追いかけて叩き潰す。子供には「蚊は刺されると神経毒で痒くなるし、伝染病をうつすこともあるんだ。だからお父さんは家族を守るために蚊はすべて殺す」。と宣言している。蝿も伝染病を媒介する不潔な害虫なので、なんとか始末する。蚊以外の羽虫だったときは「おとーさん!」と悲鳴が上がっても放っておく。

クモのときは、「クモは蚊やハエを捕まえてくれるかもしれないから、そっとしておいてあげようね」と見逃したり、種類によっては外に逃がしてあげたりする。ちなみに黒地に白い模様の、その名も「ハエトリグモ」という名前のクモが、民家にはよく現れる。あれはいわゆる蜘蛛の巣は作らず、ピョンピョン飛んで移動して蝿を探していて、見つけると捕殺してくれる、益虫の中の益虫である。(余談だが、江戸時代には「座敷鷹」と称して、部屋で蝿を捕まえさせる、鷹狩のミニチュア版としてハエトリグモを飼う遊びが流行したそうな)

蝿を逃がす時は、いつも頭のなかで「見てる?おしゃかさま…」とつぶやいている。気分はカンダタである。ちなみにカンダタのイメージは、ドラクエIIIのビジュアルだ。

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害虫には容赦しない

「害虫」と一口に言っても、「不快害虫」と「衛生害虫」の二種類がある。クモなどは実害はないのに、見た目が不気味だから「害虫」として扱われてしまうタイプになる。ゴキブリは、「不快害虫」であり「衛生害虫」でもあるという、キング・オブ・害虫の地位に君臨している。なにせ、下水道から家の中に侵入してきた体で、台所の食器や食べ物を漁るのだ。その不衛生の害たるや、想像を絶するものがある。しかも奴らは、自分の体を覆った油膜で、体表にある雑菌や黴菌の影響を受けないという。書いてるだけで嫌になってきた。

さて最近、殺虫剤をまきちらせない環境でGを見かけて、ティッシュとビニール袋でサッと手で捕獲して気づいたんだけど、Gってそこまで素早いわけではないんだな。「Gを倒すにはゴキジェットを使わないといけない」という先入観というか、テレビCMに踊らされた認識になっていた。最近も、薬剤に耐性のある「スーパーゴキブリ」が発生するとかいう話題があったけど、殺虫剤を生き延びたGが繁殖して遺伝したら、何代後かに耐性を獲得するのは自明なので、あまり薬剤に頼るべきではないのも確かだ。

このことを気づかせてくれたのは、ハロプロの、なんだっけ、Berryz工房っていうすごいグループの、菅谷梨沙子ちゃんっていう妖精みたいに可愛い子でした。楽屋にゴキブリが出てみんながキャーキャー逃げてるところで、サッとティッシュで包んで捕殺してたっていう男前エピソード。仲間の命と楽屋の平穏を守るためだったら、自らの手を汚すこともいとわない。そういうものに、私はなりたい。


この記事は35分36秒で書きました。

この記事の評価は:

うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (1 投票, 平均値/最大値: 4.00 / 5)
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コメント / トラックバック 2 件

  1. TK Says:

    すいません、内容と関係ないんですけど、評価が
    1うーん、2いまいち、3ふつうです、4かなり良い、5素晴らしいの5段階なんですが
    この3と4の間がかなり空いてませんかね!?
    他人の文章に「ふつうだ」というのは結構ネガティブ寄りな気がしちゃうので
    いわゆる口語の「ふつうにイイよねー」ぐらいの、
    3.5ぐらいの塩梅の選択肢が欲しいと感じることが・・・。

  2. 宮本 Says:

    うーん、そうですね…。Facebookで言う「いいね!」のように気軽に押してもらいたいな、と思って付けた評価ボタンなんですけど、言われてみれば結構「評価」って心理的ハードルがありますね。
    いっそ「いいね!」にしたほうがいいのかもしれませんね。

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