靖国神社に行ってきました

2010年8月14日 土曜日

今年は、15日には行かれないので、前倒しで14日に靖國神社に参拝してきました。閣僚の替わりに、国難に立ち向かった英霊達へ感謝の念と、今なお継続する情報戦に勝利できるよう、ご加護と国体護持と世界平和を祈念してきました。

さて、遊就館に行っておみやげでも買って帰ろうかと思ったら、凄い人だかり。報道陣が激しくフラッシュをたいています。
輪の中心にいるのは…。どうも初老のヨーロッパ人男性、話している言葉からするとフランス人のようでした。(プレスには英語、お互いはフランス語で話していた)

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親知らず抜歯記録

2009年12月28日 月曜日

親知らず…それは手術!
親知らず…それは現代の成人式!

いつかは行かねば、行かねば…と思いつつ、結局行かないまま三十路を越えてしまった親知らずですが、とうとう抜いてきました! ズポっと!
これは人生初の親知らず抜歯に挑んだある男のレポートです。
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お台場ガンダム

2009年9月30日 水曜日

この夏の話題はと言えば、お台場ガンダムでした。
諸事情によりなかなか行かれず、しかしどうしてもこの目で確かめておきたかったので、有休を取って最終日にロックオン。

そしたら、当日、台風。関東を直撃。
同行予定だった妻には強制的にファーストガンダムを1話から見せて予習させていたが、「台風直撃じゃ…」ということであえなく脱落。
しかし僕はいく。
妻「馬鹿な!直撃のはずだ!」
僕「当たらなければどうということはない!」

写真で見た、青い空の元に屹立するガンダムも凛々しくて格好良かったですが、嵐の中に立つガンダムもそれはそれで良さそうじゃないですか。
嵐の中で輝いてその夢を諦めないじゃないですか。傷ついたあなたの背中の天使の羽根そっと抱いて抱いてあげたいじゃないですか!

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マジでグリーンの人になった(4)(終)

2005年8月25日 木曜日

1話 / 2話 / 3話 / 4話
(あらすじ:マジレンジャーショーに出演した宮本。馴れないステージに戸惑うまま、全くいいところなしで午前の部は終わった。自信を喪失して打ちひしがれる宮本。しかし、まだグリーンのことを信じている子供がいるのだった。あと1時間で午後の部が始まるが… )

勇気の証

 改めて午前の部のビデオを見返して見ると、俺はステージ上でぼんやりしているだけではなかった。俺の演じるグリーンは、自分が敵と戦うところ以外では、ただ出番を待っているだけなのだ。
 兄弟がやられているのに、自分の出番じゃないときはただただ眺めていた。自分がやられているときに、レッドが助けに来ると、「あ、俺の出番終わりだ良かった」と明らかにホッとしていた。子供たちがガッカリしたのは、本当はグリーンが弱かったからじゃない。

 ヒーローとして大事なものを、俺が完全に忘れていたからだった。

 あの子にそれを教えられた気がした。まだ俺のことを信じて待っている子供がいるんだ。例えひとりだけでもいい。落ち込んでる場合じゃないだろう、宮本! 俺は心の中で、緑の少年に誓った。グリーンはきっと活躍するぞ!

 ヒーローにとって大事なのは、バク転だけじゃない。経験でもない。真に必要なのは子供を決して裏切らない心だ。 それともう一つ。

 立ち上がった俺の耳に、会場BGMで流れているマジレンジャーの主題歌が聞こえてきた。

「魔法…それは聖なる力!
 魔法…それは未知への冒険!!
 魔法…そしてそれは、勇気の証!!!」

 そうだ。このシリーズの主題は、勇気だった! ピンチになったときに、誰かが勇気を発揮すると、天から新しい魔法を授かって難局を打破する、そういう話だったのだ。
 かつて本物のグリーンも、一度は自信を喪失したことがあった。(21話)しかし、勇気を出して、兄弟をかばってマンモスの前に飛び出し、自信と魔法を取り戻したのだった。

 俺も…俺もやるぞ! …何を?

 ヒーローを

 俺は勇気と決意を胸に、天幕の中にいるブランケン様に会いに行った。
「お願いします!もう一度、手を教えてください!」

信じてフューチャー!

 午後の部が始まった。確かに回りは俺より経験も技量もある人たちだけど、一旦変身したら、俺は長兄、マジグリーンなんだ。
 そう思えるようになると、今度は体が動いた。ブランケンの動きが、見えた。剣を受け止める。やられている芳香を助ける。ブランケンの手をはねのけ、蹴られてもすぐに身構える。会場の子供たちを助ける。

 そして後半の山場が来た。ブランケンとマジレッドが、一騎打ちしながら2人とも姿を消す。そこに現われた冥獣と、レッドをのぞいた4人が戦うシーンだ。冥獣の圧倒的な力に阻まれ、ピンチに陥る4人。そこにレッドが助けに来るというシナリオである。

「グフォフォフォ…貴様らの力は、こんなものか!」
 冥獣の前に打ち倒された3人を見て、俺の体は自然と兄弟をかばって前に出ていた。
「貴様…!?」
「うおぉーーーーっ!」
 こんな雄たけびは台本にないし、マイクもないから客席には聞こえない。聞こえたかもしれないけど、どちらでもいい。俺は兄弟を守りたかったし、冥獣は強敵で、子供たちの声援が聞こえていた。
 俺はとうとうマジでグリーンになった。

 冥獣がまさに爪を振り下ろそうとするところを、レッドの魔法が直撃した。
 ズバーン!
「大丈夫か、兄ちゃん!」
「カイ!」
「みんな、あきらめちゃダメだ! 母さんの言ってた言葉を思い出すんだ! 勇気があれば魔法が力を与えてくれる!」
「ああ、そうだったなカイ! 今こそ、兄弟5人の勇気を合わせるんだ!」」
「天空聖者よ、我らに力を与えたまえ!」
 5人がそれぞれの武器を頭上に掲げる。
「な、なんだこの光は…!グオオ…!」

「今だ、いくぞみんな!」
「(うおぉーーーっ!)グリーン! マジスティック・アックス!」
「イエロー!マジスティック・ボーガン!」
「ブルー!ピンク!マジスティック・アタック!」
「レッド!マジスティック・ソード!」
ズバァーーーン!
「おのれ…マジレンジャアァァ…!」

 やった! やり切った。子供たちの拍手が、歓声が5人の魔法使いを包んだ。最前列には、あの緑の子供の笑顔があった。お兄ちゃん、約束守ったぜ! 俺はガッツポーズで爆レスを送った。

 楽屋に戻ると、一足先にはけていたブランケン様が待っていた。
「…やりゃぁ出来るじゃねえか。」
 ブランケン様は、ぼそりとそうつぶやくと、握手会の整理のために出て行った。
「あの人が誰かを誉めるなんて、滅多にないことよ!」
 ピンクがそう耳打ちしてくれた。

 休んでいる暇はない。子供たちが待っている。もう一度だけ変身して、最後の握手会だ。
「魔法変身、マージ・マジ・マジーロ!」
 真夏の陽射しの中、マジグリーンになった俺は颯爽と走り出た。

(おわり)

マジでグリーンの人になった(3)

2005年8月24日 水曜日

1話 / 2話 / 3話 / 4話
(あらすじ:マジレンジャーショーに出演する
ことになった宮本。馴れないステージに戸惑うまま、全くいいところなしで午前の部は終わり、握手会が始まるのだった! →第一回 第二回

マジ衣装について

 ショーが終わると、颯爽と走って楽屋テントに駆け込む。変身スーツを着て人前に出ている以上、ステージ上でなくとも常にキビキビと、ヒーロー然とした動きをしていなくてはならないのだ。実際は暑くて倒れそう、というのもある。変身していると、本当に暑い。今日のN市は快晴で、日中の気温は34℃を超えている。Tシャツ一枚でも暑いくらいなのに、ヒーローはものすごく暖かい格好をしている。

 まず、下にスパッツや全身タイツを着ている。これは衣装に汗を染み込ませないためと、下着の線などを見せないためである。その上にナイロン、ポリウレタン製の密封性の高い衣装を着る。背中にチャックのある、ツナギ状のものだ。さらに、面に髪の毛を挟まないための“下面”と呼ばれるマスクをすっぽりとかぶっている。

 そしてフルフェイスの面。頭頂部にちょうつがいがあり、前と後ろで2つに分かれた形状である。中には発泡スチロールのブロックが貼り付けてあり、衝撃吸収と位置固定の役割を果たしている。かぶってみると、思った以上に視界が悪いことに驚く。剣道の面よりも暗く、空手の面よりも息苦しい。早くも酸欠気味だ。

 面の正面に空いた穴を通して見ているため、視界が暗いのはもちろん、見える範囲も相当せまい。自分の正面にたった人間の、鼻の下からみぞおちのあたりまでしか見えない! これで立ち回りをするのだから、並大抵の労苦ではない。

 案の定、未経験の宮本グリーンはほとんど立ち回りが出来ず、ブランケンにどつき回され、転がり、ボロボロの出来だった。戦闘員より弱いグリーンであった

 テントの中で、面だけを取って5分ほどぐったりする。外では衣装を脱いだブランケン様が握手会の客を並ばせている。

「よし、準備できたぞ」
 ブランケン様がレンジャーを呼びにきた。
「待て。変身だけ入れてこう。」
 そういってブランケン様はワイヤレスマイクを手にとると、
「魔法変身!マージ・マジ・マジーロ!」
 と叫んだ。器用な人である。

マジ握手会

 握手会には、250人のちびっこが列をなしていた。最初は立って並んでいたが、メインの客層が4歳くらいなので、威圧感を与えないために片膝をついて握手をすることにした。ずっとしゃがんでいると足が痛くなってくるが、仕方ない。子供とコミュニケートするときは、子供の目線になるべき、というのは俺の持論だ。こども嫌いだけど。

 握手会には、個別ファンの子供が沢山いた。全身を推しカラーで統一している子、なりきりセットで変身している子、お面だけかぶってる子、推しレンのフィギュアを持っている子。そんな中でも、グリーン推しの子が意外と多かった。これがアニキ効果か? 俺はちょっと嬉しくなってとても丁寧に握手をしたが、なぜかグリーン推しの子たちの顔は、一様に曇っている。

「グリーンよグリーン。嬉しくないの?たっくん。」
「…だってよわいんだもん
 俺は冷水を浴びせられたような気がした。そうだ。さっきの俺ときたら、全くいいところがなくて、ピンクやレッドの足を引っ張っていただけだった。

「ほら、グリーンよ。もっと頑張れって言ってあげなさい」
「……。」
 グリーン推しのみんな、すまん。ふがいないお兄ちゃんですまん…!

 握手会の後、第一部と第二部の間の休憩時間に、ブランケン様に謝った。
「すみません、全然手が入ってなくて…」
「俺のところはいいけどよお、お前だけ全然戦ってねえじゃねーか。ちゃんとバトルしろよ」

 ビデオを確認して、ブランケン様の言っていることがわかった。僕が今まで練習していたのはテレビサイズだったため、やられてカメラからフレームアウトした後はぼーっとしてても良かった。しかし、ステージ上はそうはいかない。最大でも9人しか上がらないステージの、主役のうちのひとりなのだ。常に気を張って、目の前に敵がいるときの動きをしていないといけないのだ。モーニング娘の気持ちが少しわかった。俺の演じたグリーンには、TVでの頼もしさやたくましさのカケラもなかった。

 もうダメだ。やっぱりこんなの無茶だったんだ。俺はヒーローなんかになれない。もう帰ろうかな…。午後の部は誰かにかけもちしてもらって…。

 着替えてテントを離れ、弁当にも手をつけずに木陰でひとり打ちひしがれていると、親子連れが通りかかった。子供は緑色の服を着ていた。
「ほら、2回目が始まるまであと1時間もあるんだから。もう帰るわよ?」
「だってグリーンが…」
「グリーンはもう握手もしたじゃない」
「ぜんぜんかっこよくなかったよ」
「だからもう帰ろう。ね?」
きっとおなかがいたかったんだよ。ほんとのマキト兄ちゃんはあんなんじゃないもん!次はきっとかつやくしてくれるよ!!

 俺は泣いた。

(つづく!)
最終話

マジでグリーンの人になった(2)

2005年8月23日 火曜日

1話 / 2話 / 3話 / 4話
(あらすじ:マジレンジャーショーに出演することになった宮本。リハはあっという間に終わり、不安を抱えたままマジ本番のときが来てしまった!→第一回

ショーの台本

 まず、基本的なショーの流れを説明しよう。
 最初に、司会のお姉さんが前説と応援の練習をする。次に、怪人と戦闘員が出てきて、客席の子供を怖がらせる。「よし、地上征服の手始めに、まずはこの会場をぶち壊してくれるわ!」「ゾベルども、子供たちをさらってきて、食ってしまえ!」「グロロロ…」
 戦闘員が会場に散ると、子供たちは本気で怖がる。小さい子は本当に泣き叫ぶ。そこで会場のお姉さんと共にマジレンジャーを呼ぶ。

 ヒーローが2~3人出てくる。しばし戦うと、怪人が退却するので、ヒーローは後を追う。その後、悪ボス(ブランケン等)とヒーロー2~3人出てくる。同じくしばらく戦った後、退却。ここまでが前半。
ちなみに、音声は東Aより貸与される、本物の俳優達の声と曲入りのテープを使用する。よって全国的に地方巡業ではこの台本で行なっているものと思われる。

 ここでのポイントは、前半ではヒーローが全員は揃わないということ。実は、最小構成人数でステージを成立させるために、戦闘員とヒーローのうちの何人かは一人二役なのだ! 今回は、ブルーとイエローと怪人が戦闘員かけもちだった。大変そうだった。

 前半と後半の間に、“お遊び”と称される時間がある。ここでは悪ボスが客いじりや戦闘員とのかけあいなどをして、インターバルの時間をとると同時に、かけもちアクターが裏で“変身”する。ここはテープや台本にない、完全アドリブになるため、悪ボスは経験豊富な人でないと務まらないのだ。

 程よいところで、ステージ上の悪役がまた暴れ始める。するとお姉さんが「大変だよう、みんなっ!マジレンジャーを呼ぼう!? せーのっ!」と煽る。すると子供たちは「マージレンンジャアアアーーーーーーッッ!!!」と渾身の声で叫ぶのだ。「別に自分ひとりくらい黙っててもいいよな」なんて子供はひとりもいない。全員が本当に叫ぶ。ちょう叫ぶ。俺達が本心から必要とされているのだ。ヒーロー冥利に尽きる瞬間である。

「見つけたぞインフェルシアめ!」
「! 貴様らは…!」

ドッギャアーーン!
「うなる大地のエレメント! 緑の魔法使い!マジグリーン!」
「たゆたう水のエレメント、青の魔法使い!マジブルー!」
「走る雷のエレメント!黄色の魔法使い、マジイエロー!」
「ふきゆく風のエレメント!桃色の魔法使い、マジピンク!」
「燃える炎のエレメント!赤の魔法使い、マジレッド!」
「魔法戦隊、マジレンジャー!」
ドォーン!

 決まった! 緑がいつも最初なので本当に緊張した。
 名乗りを上げたあとは、主題歌が流れて勝利モードになる。
「グリーン!マジタウロスアックス!」
「なんとかサンダー!」「なんとかアロー!」
「よし、トドメめだ!ファイヤーソード!」
「おのれ…覚えてろ、マジレンジャー!」

「チェック・メイト!」
「マジにキメたぜ!」
 ここで司会のお姉さんが登場する。
「ありがとうマジレンジャー! みんな、この後はなんとマジレンジャーがみんなと握手をしてくれるよ!」
「10分後まで、会場をパトロールしててね!」
ガッツポーズでうなずくマジレンジャー。しかしもちろんパトロールなどしない。楽屋に直行して、面を取る。子供たちには決して見せられないこの姿。
 だってとにかく暑い。心臓が早鐘のように打っている。全身が燃える炎のエレメントだ。ウルトラマンの活動限界が3分である理由が分かった気がした。これ以上はヤバい。

やられグリーン

 それにしても、決めポーズはなんとか覚えていたものの、案の定立ち回りは全然覚えきれてなかった。絡みは大体ブランケン様とだったんだけど、“左フックをかわされる”“剣で袈裟切りにくるのを交わして左に抜ける”“右に抜ける”“蹴りを出す”“蹴られて吹っ飛ぶ”のうちのどれだったのか全然分からなくなって、右と思ったら左、蹴りと思ったら蹴られで、ことごとくぶつかった。

 ぶつかったときは、容赦なく実際に蹴られた。しかしこれはブランケン様がキレて蹴ったわけではない(キレたかもしれないけど)のだ。蹴るフリを成立させるためには、蹴られる側が“リアクション”をとらないといけないのだ。しかし立ち回りが不完全なうえ、こちらは面をつけていて視界がほとんどない。そこで蹴るフリをしてもフリにしか見えないのである。かくして今日のグリーンは、毎回出てきてはぶつかり、蹴られ、投げられる、全くいいところのないお兄ちゃんになってしまったのだった…。ほとんど戦ってない

つづく!
第3話

マジでグリーンの人になった(1)

2005年8月22日 月曜日

1話 / 2話 / 3話 / 4話

魔法変身!

 スタントマンとして修行を積んできた宮本変身体は、とうとうヒーローショーに出演することになったのだった! というのも、3月に会社をひとり解散総辞職(キャラ&メル解散)して暇を持て余していたころ、5月のGWにやってみようかと思ったのがことの始まり。しかし何だかんだで3ヶ月が経ち、夏真っ盛りになってしまった。

 まあしかし夏である。夏のミョーな雰囲気で、つい頷いちゃったんである。俺は本気らしい。20年近く前にヒーローショーを見たのも夏だったような気がする。夏休みの子供たちのいい思い出になれれば幸いである。子供は嫌いだけど。

ヒーロー集合

 さて、ヒーローの朝は早い。12時に地方都市でショーを始めるために、5時起き、7時事務所集合、9時到着だ。事務所前には、まだ朝の7時なのに20人くらいの人でごった返していた。みんな中の人だ。「プリキュアショー出る人はこっちでーす」「マジレン○○方面集まってー」ここから各地のショーに出撃していくのだ。

 ブルーの姿を見つけて挨拶をする。ブルーは、スタントチームで一緒に練習していた仲で、小学生の頃からアクションをやり、高校生からショーに出演しているスタントエリートである。
「まあ今日はがんばってください」
 ちなみにこのブルーは男。戦隊もののスタントでは、細身で小柄の男が女性をやることも多い。ここでブルーから、共演者を紹介される。

・登場人物
グリーン…宮本。テキストサイト・ブログ界初の職業スタントマン。
ピンク…30代の女性。変身すると少女の動きになる。
ブルー…スタントエリート。まだ19。よく喋る男。
イエロー…18くらいの無口な男。
レッド…20代後半。割とお調子者。
ブランケン…30代。現場を仕切るリーダー。
ミミック…車の怪人。30代。

 というわけで、宮本は年齢的に中間に位置し、お兄ちゃんではないのだけどお兄ちゃんをしなければならないのだった。他に、司会や声、運転を務めるKさん、司会のお姉さんの計7人が、今回の特攻野郎レンジャーチームである。

マジハイエースで移動

「おい、今日の怪人がなんだか見てみようぜ」とブランケン。
 ワゴン車の後ろにはズタ袋がごろごろと転がっている。この中に変身スーツやマジ武器、怪人の皮膚などが詰まっているのかと思うとワクワクする。どうやら集合の段階では、怪人がなんだか決まっていないらしい。というか、どの怪人であってもシナリオは変わらないため、怪人衣装はランダムで割り振られるのだった。
「キノコか?あれ動きづらいんだよな」
「クチよりはマシだろう」とミミックさん。
ブルーが「でもこれ、なんか毛が生えてますよ」と取り出してみると、どうやらそれがミミックであったことが判明した。
「これは良さそうだな!」
むやみと装飾が多いもの、人外の形態のもの、体と頭部が一体化しているものは、不評なようだ。

ブルーが怪人衣装をしまいながら「この前、○○さんがウルトラ系で4足歩行の怪獣やったらしいですよ」と言うと、
「四つんばいでステージ出ていくのはやだなあ」とレッド。
「じゃあ俺、今日は全部背落ちで登場します!」
 そんなブルーとレッドの掛け合い漫才を乗せて、マジハイエースはマジ会場へと向かうのであった。
 ちなみに“背落ち”とは、ヒーローにやられる戦闘員がよくやる、ぐるっと回転してバターンと背中から落ちるやられ方のこと。当然、登場には使わない!
 9人乗りのハイエースは、話しかける糸口をつかめず終始無言の宮本と、無言でMDを聞くイエロー、寝るブランケンとミミック、喋り続けるブルーとレッドを乗せてN市に到着した。畑があったりするが、それなりに開けている地方都市だ。

参考資料、マジレンジャーの冥獣たち
くち
キノコ
タクシー

げんちゃく

 ブルーの話によると、前日に茨城でやったショーは、ステージはないわ日よけはないわカエルや虫がうようよしてるわで大変だったらしい。今回の会場は、7m×5mくらいの意外と立派なステージがあり、屋根も楽屋もちゃんとある。

「じゃ早速、手を付けるか。」
 ブランケンが手を組み立て始めた。“手”とは、立ち回りの一連の動きのことである。
「ここでそっちからグリーンが来て、回って避ける…」
 普段の練習では、立ち回りは人が考えたものを実演してもらいながら覚えて、さらに5回6回と練習している。それがこの現場では、即興の手を口頭で指示され、それを覚えなければならない。途中何箇所か、指示の意味が分からなかったり覚え切れなかったりする不安箇所があったが、どんどん先に進んでしまうのでうやむやになってしまった。何度も聞き返せなかった。だって怖いんだもん、ブランケン様だし…。まぁ、ハケる方向を間違えなければなんとかなるだろう。

 手を返した後は、ポーズの打ち合わせに入る。
「うなる大地のエレメント! (シュバー)緑の魔法使い!(キュピーン)マジグリーン!」
 と大見得を切る、おなじみの戦隊キメポーズである。
「違う、右手はパー。もっと動き大きく!」
 レッドにダメ出しをされながら、カフェのガラスに映してポーズをチェックする。ガラスなので中のお客さんからは丸見えなのだが、仕方がない。
「たゆたう水のエレメント、青の魔法使い!マジブルー!」
「走る雷のエレメント!黄色の魔法使い、マジイエロー!」
「ふきゆく風のエレメント!桃色の魔法使い、マジピンク!」
「燃える炎のエレメント!赤の魔法使い、マジレッド!」
「魔法戦隊、マジレンジャー!」ドォーン!
 全員でポーズを決めると気持ちいい。最低限ここだけ決まってれば問題ないだろう。

 しかし当然問題がありまくりだったことは後に明らかになる。→第2話

焼肉京城

2005年6月6日 月曜日

 多分3年ぶりくらいに焼肉屋に行ってきた。焼肉京城