この納豆のタレはすごい

2011年7月8日 金曜日

最近気づいたんですけど、これは凄いイノベーションですね。
納豆のタレ。

納豆のタレについているあのコブクロって、切るときやかけるときに、ちょっと指先に着いちゃうんですよね。ところがこの「とろっ豆」納豆のタレは、予め陽気の中に半固形のゼリー状という形でセットされている。

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利用者は、食べるときにこれをプニっと乗っけてかきまぜれば、手を汚さずにおいしく食べられるという寸法。


これって、地味だし特殊な技術が使われている訳でもないと思いますけど、発想としてはすごいイノベーションだと思います。発明といっていい。
タレが指について不便、じゃあタレをゼラチンで固めよう、というのは、普通は思いつかない。

普通の国、普通の食品会社だと、まず考えなくてはならないのは
1.衛生状態
2.味
3.販路、市場
4.パッケージ、広告

と言ったところまでで、
5.改良
6.イノベーション
までは至らない。

しかも文化的に、相当高い気配り、おもてなし精神がないと、こういう利用者の小さな利便性の向上という発想は出てこない。
これが出てくるところが日本人のすごいところであり、日本文化の積み重ねてきた強みだとも思う。
こんな納豆が普通に店頭に並んでいるかぎり、日本はやっぱり大丈夫だ。

ブログも、こういう風に、読み手側への配慮、ひと工夫を忘れずに入れられれば、人気ブログになれるかも知れない。
(この結論が、今回の「タレ」です。)


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