横浜蜃気楼 GET!

2004年7月7日 水曜日

ロックは死んだ (ジョニー・ロットン)

ロックなんて退屈だ。だってゴミ音楽じゃないか! (トム・ヨーク)

ロックンロール・イズ・デーーーッド! (押尾学)

 果たして、ロックはその短い歴史の中で何度殺されたのだろうか。今までにあまりにも多くのロッカーたちがロックを蹂躙し、ズタズタに切り裂いてきた。そうして解体され、満身創痍となったロックにとどめを刺したのがこの言葉だ。

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ロックなんて普通聞きませんよね (後藤真希)

ズドォォーン!

 ソロになってから迷走を続ける後藤真希、しかしどうやら最近はロック路線に活路を見い出したのだろうか。今回の曲は、ギターが前面にフィーチャーされた、相川七瀬ばりのガールズロックだ。しかし、それにしても、このギターはちょっと主張が強すぎはしまいか。間奏ではやたら過剰でテクニカルなギターソロが挿入され、なんとアウトロもギターソロでシメだ。思わず笑ってしまうくらい過剰だ。これはおかしい・・・…。そんな新曲の秘密を、後藤はこう語った。

(新曲の第一印象)

かっこいいって正直思って、しかも今回、作曲がはじめてはたけさんなんですよ。 だから結構ギターとかも効いてて、結構いい感じに……

 正直本当にかっこいいと思ってますか……? 「ロックなんて聞きません」の後藤さんが……。言わされてるのではないか。

 しかしごっちんの本意以上に心配、いや楽しみ、いや心配なのが、PVのできばえである。

 はたけ作曲と言えば、今となっては知る人ぞ知る、ASAYAN発のソロ歌手、平家みちよの一連の楽曲でおなじみある。

 そこで我々が見たものは……。

!?

!?

 背後霊のように終始フレームインしている怪人の姿が……!?

 どっちがメインだかわかりゃしない、イントロで、サビで、ギターソロで、縦横無尽に暑苦しい金髪を振り乱してギターを弾きまくるはたけの姿だった。構成的には、今回の後藤の新曲『横浜蜃気楼』はこの頃の曲に近い。今のところ歌番組にはしゃしゃり出てきていないが、ひょっとしたらPVではギターソロに映りこんでいるのではないか?  そう考えると心配で夜も眠れません。

7/7発売です。

初回盤 通常盤—–


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