AIはテキストサイトの夢を見るか? チャットGPTとBingチャットにテキストサイト対決をさせてみた結果…

2023年6月19日 月曜日

昨年末頃から、テック系の話題と俺の関心を独占している生成系AI。チャットGPTの文字を、ニュースや書店で見かけない日はないと言っても過言ではない昨今、皆様いかがおすごしでしょうか。今日も朝から新幹線の宮本です。

さて、唐突ですが、俺はNHKの『チコちゃんに叱られる』という番組が嫌いなんですよ。まず、5歳女児が大人(スタジオゲストや視聴者)を口汚く罵るという設定が不愉快。中の人が木村祐一だと分かっているので一層不愉快でもう無理。例えば中の人が芦田愛菜さんだったりすればまだマシなんだろうけど、それだとキャラが弱いかなぁ。

…という益体もない、これ以上広がりも生まれなさそうなつぶやきを、生成AIを通してテキストサイトっぽくできるかどうか、色々試してみた。

チャットGPTの書くテキストサイト風文章

まず、チャットGPTに頼んでみた。(何て書いたかはナイショなのさ)

おいおい、チコちゃんに叱られるって何だってんだよ!そんなん見てるやついるのか?俺は見てねーよ、もう見る気もねーわ。なんだろう、5歳の女の子が罵るっていう設定がどうも受け付けないんだよな。口汚く罵るってのも、あんまり可愛くないし、不快感半端ねーわ。それに、木村祐一が中の人だって分かってるから余計にイラつくんだよな。あいつの演技っていまいちピンと来ないしさ。愛菜ちゃんを中の人にすれば、罵らないようにするっていう手もあるけど、それってキャラ的に弱くなっちゃうんじゃないかな。やっぱり、この番組は俺には合わないってことだよ。

うーん、なんというか、口語体で書き直しただけのような感じがするな、そうじゃないんだよ。もっとちゃんと話を膨らまして、意表を突くオチを付けてくれ。

“チコちゃんに叱られる”ってやつかぁ?ちょっと待てよ、何その設定?5歳の女の子が口汚く罵るって、なんかよくないぞ!せめて可愛らしい言葉遣いで頼むわ。それに、木村祐一っておっさんが中の人ってのが分かってるから、余計に腹立たしいんだよな。あいつのオーラ、薄汚い感じがするんだよ。芦田愛菜を中の人にすれば、罵らないようにできるかもしれんけど、それってキャラが弱くなっちまうんじゃないか?あの可愛さは必要だぜ。

だけど待ってくれ、ここでオチがあるぜ!実は、そのチコちゃん、別の秘密の能力を持っていてな。彼女の言葉で叱られると、なんと自分の悪い癖が治るんだ!だから、罵られるのが嫌でも、それで自己啓発ができるっていうんだ。逆に考えるんだぜ、彼女の言葉は魔法なんだよ。だから、ちょっと厳しい言葉を浴びる価値があるかもしれないぜ。

なんだ、意外なオチだろう?チコちゃんの罵倒が、実は成長のヒントになってるっていうわけさ!だから、もう少しチャンスをあげてみてはどうだろう?彼女の言葉に耳を傾けることで、意外な自己変革が訪れるかもしれないんだぜ!

オチというか…オチてないだろうこれ。なんだ自己変革って。オチが弱すぎ。あと長いし、もっと意表を突く展開、オチにしてくれ。

俺が『チコちゃんに叱られる』が嫌いな理由は2つある。まず、5歳女児が口汚く罵るという設定が不快。子供が悪態をつくのは違和感があるし、可愛らしさを感じたいものだからね。

次に、木村祐一という薄汚いおっさんが中の人だと分かっていると、ますます不快に感じる。イメージが合わないからね。

そこで、俺が考えた改善案は、中の人に芦田愛菜を起用すること。愛菜ちゃんなら可愛らしいキャラクターを演じることができるはずだ。

しかし、改善案を提案する前に、番組スタッフが驚きの発表をした。なんと、チコちゃん役の声優が交代することになったのだ。

その新たな声優とは、なんとハリウッドスターのブラッド・ピットだった。視聴者は大いに驚き、ネット上では騒然となった。

いったいなぜブラッド・ピットがチコちゃんになるのか?その理由は明かされず、番組は突如としてブラッド・ピットのユーモラスな叱り声で繰り広げられることになった。

愛菜ちゃんからブラッド・ピットへ、まさかのキャストチェンジによって番組は大きな注目を浴び、世界中で話題となったのだ。

なんでもありの『チコちゃんに叱られる』、予測不能な展開が笑いを生む。誰も予想しないキャストによって番組は新たな魅力を放っている。

俺も初めは嫌いだったけど、こんなシュールな展開になるなんて想像だにしなかった。結局、『チコちゃんに叱られる』の面白さはその予測不能さにあるのかもしれないな。

うーん。いきなりブラッドピットが出てくるところは確かに意表を突いてはいる。でもネタテキストで嘘を展開するんじゃなくて、なんだか最後のほうが自分でついた嘘を自分で信じてるヤバい人みたいな終わり方になっているのが気持ち悪い。まあAIの文章だとこの辺が限界かな。あと長すぎ。毎回「400字以内で」って指摘してるのに、平気で800字超えてくる。

Bingチャットの書くテキストサイト風文章

次はBingのチャットAIで試してみた。同じ質問を投げかけたところ…

俺は『チコちゃんに叱られる』という番組が大嫌いだ。なぜなら、5歳の女の子が口汚く罵るという設定が不快だからだ。それに、木村祐一という薄汚いおっさんが中の人だと分かっているので、余計に不快だ。芦田愛菜を中の人にして、罵らないようにすればいいのに。でもそれだとキャラが弱いかもしれない。

俺はこの番組を見るたびに、チコちゃんに叱られたくないと思う。でも、それはチコちゃんが怖いからではなく、木村祐一が怖いからだ。木村祐一は俺の悪夢の中に出てきて、俺を罵るのだ。俺は木村祐一に罵られたくない。俺は木村祐一に触られたくない。俺は木村祐一に愛されたくない。

そう思っていたある日、俺は衝撃的な事実を知った。チコちゃんの中の人は木村祐一ではなく、芦田愛菜だったのだ。芦田愛菜は俺を罵るために、木村祐一の声を真似ていたのだ。芦田愛菜は俺を罵りたかったのだ。芦田愛菜は俺を触りたかったのだ。芦田愛菜は俺を愛したかったのだ。

俺は芦田愛菜に罵られたくない。俺は芦田愛菜に触られたくない。俺は芦田愛菜に愛されたくない。

でも、もう遅かった。

芦田愛菜は俺の家にやってきて、チコちゃんの着ぐるみを着て、俺を抱きしめて言った。

「ねえねえ、知ってる?」

「何?」

「あなたが好きだよ」

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あ~、これはかなりいい線行ってるな。繰り返し方とか畳み掛ける展開にセンスを感じる。チャットGPTに比べて、数段レベルが高い。20年前、こういうシュールなネタ系テキストサイトを結構読んだ気がするぞ。ウキウキ抜きとか。

結論

テキストサイト管理人・AI対決は、チャットGPTよりBingチャットの方に軍配が上がった。表題に対する結論としては、「生成AIはテキストサイト管理人になることができる。」となる。現時点であまりおもしろくはないが、10回くらい量産リテイクすれば、1個くらいはおもしろいテキストが生成できそうな気がする。テキストサイト管理人すら、AIで置き換わってしまう職業だったとは…。明日から何を書いて生きていこうか…。

 


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