モーニング娘。のこわい話。

2004年7月25日 日曜日

 先週のハロモニは、ゲストに稲川淳二を迎えた怖い話特集だったんですが、日曜の昼に怖い話されてもちょっとね……。となるはずだったんですが、僕は録画で夜中の3時に見たのでふつうに怖くて、新曲初公開を楽しむどころじゃありませんでしたよ! 稲川淳二はもう、顔とかたたずまいとか、存在からして怖い。稲川淳二が怖い。

 そこでここに、娘さんたちの怖い話をテキスト起こしして掲載しようと思ったんですが、なにぶん筋道立てて話すのの苦手な娘さんたちのこと、正確に文字で再現するとこうなります。

ミシミシっていうこういう床の音がして、すごいそれで怖くて、それでお母さんが寝付いたときに、ちょうどなんかここに腕がこうきて、その腕がこう怖くてこう抜けてるんですけど、なんか全然どいてくれなくて、ずーっとやってもやってて、絵里かと思ったらしくて、

 話が全然見えません。実際は身振りやニュアンスで伝わるんですが、文字だとね……。というわけで、完全にリライトします。

後藤真希「撮影で泊まったホテルで。」

 以前、私とののと保田圭ちゃんの三人で、『伊豆の踊り子』の撮影をしたんですが、伊豆の、崖に近いホテルに泊まったんです。私だけ一人部屋だったんですけど、夜になんか寝苦しさを感じて起きたら、部屋のドアが開いてたんです。「おかしいなぁ」と思ったら、そこから白い犬と、黒づくめの男の人が入ってきたの。白い犬は部屋で遊びまわってて、男の人の姿はどこかへ消えちゃって、「おかしいな、どこ行ったんだろう?」って思ってたら……いきなり、ガーッ! と両手で胸を押さえつけられて、苦しい!って思ったんだけど、しばらくしたら消えてて……。次の日にね、撮影でちょうど白い犬が連れてこられたときは、怖かったなーって。

亀井絵里 「足音…見えない手。」

 私のお母さんは、寝てるときに金縛りにあったり、立ち上がったはずなのに寝てる自分の姿を見下ろしてたりと、不思議な体験をよくする人なんです。その頃、絵里はお母さんと寝てたんですけど、夜中に床がミシミシ音を立てることが多かったんです。「床が鳴ってるだけだよね」って気にしてなかったんですけど、その夜はずっとミシミシミシミシいってて、「なんだろうねこれ…」って話してるうちに、だんだんその音がミシ…ミシ、ミシ…ミシ、って人の足音に聞こえてきて、すごい怖くて。

 でも私は寝ちゃったんですけど、お母さんによると、寝付いた頃に後ろから胸のほうに腕が回ってきて、絵里の腕だと思ったらしいです。その腕がいやで、どけようとしても全然どかなくて、ずっと振り払おうとしてて、最後に「絵里、もうやめて」ってぱっと起きて絵里をみたら普通に寝てて。じゃあの腕は誰だったんだろうって……。そういえばその夜は、寝る前に絵里も、台所で誰かに髪の毛をガッと引っ張られてたんです。あれは一体なんだったんだろうねって、今でも気になってます……。

(11こわ~い)

稲川「アメリカでずっとポルターガイストを研究した人がいて、30年研究しても何もわからなかったんですけど、ただひとつだけ共通点があったんです。それはどの家にも、17歳の女の子がいたんですね……。」

(モー娘。には17歳が多く、スタジオ騒然。)

辻希美 「お姉ちゃんの部屋…。」

 ののが前に住んでた家は一戸建てで、一階がお姉ちゃんの部屋、二階がリビング、三階がののと、お父さんお母さんの部屋になってたんです。

 お父さんは毎朝お仕事に行く前に、1度お姉ちゃんの部屋を開けるのが習慣なんですよ。ある日も、いつもどおりお姉ちゃんの部屋を空けたお父さんは、お姉ちゃんが友達と一緒に寝てると思ったらしいんです。でその夜に「昨日友達が泊まってたのか?」って聞いたら「え、ひとりだよ」って。お父さんは「え、ちょっと待って。でも俺、足6本見たんだよね」って……。

 お姉ちゃんが寝てて、上半身はひとりだけなのに、ふとんの下から足だけがばーっていっぱいあったらしいんです……!

 話を聞いてみると、お姉ちゃんはその日に友達と廃校に遊びに行った日で、何かを連れてきちゃったのかも…しれない……。

 そのうちにお姉ちゃんは霊感に目覚めちゃって、寝てるときに女の子の声が聞こえるようになったんです。「あははははは! あはははははッ!」って笑い声が……。それでお姉ちゃんがぱって目を開けると、目の前に、首がなくて、赤い洋服を着た女の子が立ってるんですよ。それを見た瞬簡に赤い女の子はぱっと右に移って、えっ!? と思ってそっちを見たら今度は反対側にいて、気付いたときには、ばーーって一面中その赤い女の子に取り囲まれてて……。なぜかそのときは全然怖くないらしいんですけど、後になって考えてみるとすごく怖くなって、家をお払いしてもらって、しばらく四隅に塩を盛って寝てました……。(13こわ~い)

 あともう一つ。以前、ツアーで地方のホテルに泊まったときに、メンバーの部屋に遊びに行ったりして遅くなっちゃったんです。それで眠い目をこすりながら部屋に戻ろうとしたら、廊下に何かがあるんです。そのホテルはすごく長い廊下がまっすぐ続いてるんですけど、その先のほうに白いものが…。よく見ると、男の子なんですけど、顔だけが地面スレスレのところに浮いていたんです……。

道重さゆみ 「赤い女…。」

 お母さんと2人でエレベーターに乗ってて、降りる階に到着したら、そこには赤い女の人が立ってたんです。見たこともない人だったから「あ、何かいる…」と思って、怖い! と思った瞬間にその女の人はすー…って上に消えていったんです。(8こわ~い)

小川麻琴 「キモだめし・・・。」

 私がまだ小学校低学年のころの話です。その学区では、毎年夏にキモ試しをする行事があって、6年生がお化け役、1?5年生がキモ試しのコースを回るんです。私はまだ小さかったので、友達と2人で回ることになりました。

 そのキモ試しをやる場所は毎年決まった神社で、その前には長い桜並木があって、そこに神社へ向かう細い道が交差してるんですが、その桜並木のほうを歩いていたときのことでした。もう夏だから、桜は枯れているんですけど、その並木道を中ほどまで歩いたときに、とある桜の木に、白い着物を着た、長い髪の女の人が首を吊ってたんです。本当に首を吊ってるのか、足が付いてないんです。それなのにずっと私の方を見てて、私もなぜかそのときは怖くなくて、「あれ、なんだろう?」って不思議に思って、すぐ横を歩いてる友達に呼びかけても、なぜか声が届かなくて。「まぁいいや」と思って通り過ぎてから振り返ったら、その女の人はずっと私の方を目で追ってて、顔がにやにや笑ってるんです。

 不思議に思いつつ、十字路まで来て、神社へ向かう前で友達に「今、あそこに首吊ってる女の人、いたよね」って話したら「は? そんな人いないよ」って言われて、そしたら急に怖くなってきて、戻ってからみんなに聞いても、誰もそんな人は見てないと言うんです。6年生もそんな役をやった人はいないという。お母さんに聞いても、そんなの錯覚だから気にしないの、って言われて……。それが初めて見た、霊……。(13こわ~い)

後藤真希 「白い女…。」

 昔、友達とキモ試しをしようとして、私が脅かし役になっちゃったんですよ。で、部屋を真っ暗にして「みんな早く来ないかな」って待ってたんです。

 部屋は真っ暗だから、目を開けても真っ暗で何も見えないはずなのに、ある一角だけ「ふぁっ・・・」と白くなって、よくみたら髪がびしょびしょに濡れて、青ざめた顔をした女の人が、カッと目を見開いてたたずんでて、私は見た瞬間に「キャーーーーッ」と叫んでその部屋から逃げ出してしまいました。

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 その後も、あるホテルに泊まったとき、その部屋は鏡が合わせ鏡になってて、嫌な予感がしていたんですが、ドライヤーを使ってるときに一瞬、その女の人が後ろの鏡に映りこんだんです。もう、さーーっと血の気が引いて、どうすることも出来ないから寝ちゃおう、と思って寝てしまってからは、もう見てないですね。

加護亜依 「家の中に知らない子供が…。」

 私が地元の奈良県に帰ったときの話です。その家は古い家を残して建てられた家なので、すごく横長で、玄関を入ったらずっと長い長い廊下なんです。

 私には弟がいるんですが、その弟がいたずらっ子なんです。ある日お母さんがこんにゃくを包丁で切っているときに、横からサッとそのこんにゃくを誰かが持っていったんですよ。それでおもちゃの部屋に逃げていったから、お母さんが追いかけていったら、弟は違う部屋でテレビを見てたんです。「なんやろうね」って首を傾げてたんですが…。

 その夜、みんなでご飯を食べてたら、廊下から「タタタタタタ…」って、子供がミニカーを走らせてる音が聞こえてきて、お母さんがぱっと扉を開けて見たら、ちょうど男の子のはだしの足がおもちゃの部屋に駆け込んでいくところで、その部屋から「キャハハハ…」って小っちゃい男の子の笑い声が聞こえるんですよ…。お父さんは「ひょっとしたら座敷わらしかもな」と言ってました。

 その夜も、私が寝てたら、小っちゃい足音が私の周りを、起こそうとしてるみたいにタタタタタタ…って走り回るんです。それで私は怖くなってしまって、お母さんの部屋で寝てたんですが、そしたら朝方になって、部屋に飾ってある写真立てがガタガタ揺れて落ちたんです。何度戻しても、またガタガタ揺れて落ちるんです。何回も、何回も……。今でも、私が帰省すると必ず出てきちゃうんです、その男の子……。(8こわ~い)

 やっぱり芸能人ってなんか普通の人と違う感性を持っているのか、はたまた人気、人の気が集まる商売だからなのか、普通の人と比べて心霊体験が多いようですね。地方のホテルにも泊まるし。

 中でも、辻ちゃんと小川さんの体験談は、足六本とか、ニタリと笑ってる首吊り女とか、モチーフが秀逸でポイントが高いと思います。ごっちんは怪奇体験しすぎ。

 あと、稲川ジューンが「あたしがスタジオでこういう話すると決まって怪異な現象が起きるんですよ」と脅してたけどとくに何も起こらなかった。でも、なんかやたらとマイクノイズが多かったし、何度か見返したら何かが映ってたり、謎の音声が入ってたりするのかもしれない! (辻ちゃんの画像に映りこんでいるのは、悪趣味なセットです。)

(一応、以下にオリジナル版も掲載しておきます。こっちのほうが雰囲気は出てるかもしれません。)

「撮影で泊まったホテルで。」 後藤真希

あの、伊豆の踊り子ってやったじゃない。私とののと保田圭ちゃんの三人で、伊豆の踊り子出てて、そのホテル。ホテルでね、伊豆の、結構崖に近い感じのホテルに泊まったじゃん。あれ、ののいたよね?(ごっつぁんだけひとりで泊まってたんだよね?)そう、泊まってて、んで、その日の夜。寝てたのね。それでなんか、あーなんかおかしいなぁと思ったらドアが開いてたの。部屋の。それで、白い犬が入ってきたの。男の人も入ってきたの。黒ずくめの。で、なんだろう?って思ったら、白い犬が部屋で、まぁ遊びまわってるのね。で男の人がいたはずなのにどこいったんだろう、あれいないなぁって思ったら、いきなりがーっとかいって胸の、ね、この肺のあたりを押されて、肺のトコらへん両手でがーって押されて、はぁ、苦しいって思ったんだけど、しばらくしたらいなくて、で次の日にね、撮影で白い犬がいたから、はー、ちょっと怖かったなーっていうのがね。あるんだけどー。

「足音…見えない手。」 亀井絵里

あのー、これはお母さんが体験した話で、夜寝るときに、お母さんよく、こう、寝てるときに金縛りにあったり、立ったときに自分の姿が見えたりってことがよくあって、それでよくはじめ絵里はお母さんとよく寝てたんですけど、床の音がすごいミシミシいうことが多くて、そのときは床の音だよねって話してたんですけど、なんかある日すごいずっとミシミシ、ミシミシ言ってて、なんだろうねーこれ、って話してるうちに、こう、ミシミシ、っていうより歩くタイミングと同じような感じで、ミシミシっていうこういう床の音がして、すごいそれで怖くて、それでお母さんが寝付いたときに、ちょうどなんかここに腕がこうきて、その腕がこう怖くてこう抜けてるんですけど、なんか全然どいてくれなくて、ずーっとやってもやってて、絵里かと思ったらしくて、絵里だと思ってこうやめてやめて、ってやってたんですけど、ぱって起きて絵里をみたら絵里はこうやって寝てて、その夜だったんですけど、そのことが起きる寝る前のときに、絵里は台所にいるときに、絵里は髪の毛をこうガッと引っ張られた感覚があって、でなんかそれは一体なんなんだろうね、っていうことなんですけれども……。

辻希美 「お姉ちゃんの部屋…。」

ののが前に住んでた一軒家のお家があるんですけど、その家の造りが、一階がお姉ちゃんの部屋で、二階がリビングで、三階がののとお母さん達の部屋があったんですけど。でいつもお父さんがお仕事に行くときに、お姉ちゃんの部屋を空けるんですよ、一回。でそのときに、なんかその前からおねえちゃんが友達と、なんかもう使っていない学校に遊びに行ったりしていて、ある日にお父さんが、お姉ちゃんの部屋を空けたんですよ。そしたら、お姉ちゃんは一人でその部屋に寝てたらしいんですけど、お父さんはその部屋に、足が六本あったっていうんですよ。でそれで、その後にお父さんは夜、お姉ちゃんに聞いたら、お前の部屋に友達泊まってたのか?ッてきいたら、えひとりだよっていって、えちょっと待って。でもおれ、脚六本見たんだよねって。こうふとんから、上半身は何もないのに、足だけがばーっていっぱいあって。それは未だにわからないまま、過ごしていたら、お姉ちゃんが霊感を持つようになったのかよくわからないんですけど、なんか、寝てるときに声がしたりするの、女の子の、「アハハハハ、アハハハハ、」っていう声がしたから、ぱって目を開けたんですね。そしたら、ここ、首がなくて、赤い洋服を着た女の子が、こっちに立ってたんですよ。それで、そのこがぱっとみたら、こっちにぱっと移りだして、でこっち、え?っておもったら今度はこっちにいて、で気付いたときにはばーってその赤い女の子がいっぱいいて、でおねえちゃんも多分その見てるときは全然怖くないらしいんですけど、その後に考えてみたら、え、なんだったんだろう、怖いねっていう話を未だにしていて、で怖くなったから、あのー、家にお払いの人を呼んでもらって、お払いしてもらって、四つ角に塩を置いて、寝てました。というのがひとつ…。

(13こわ~い)

あともう一個あるんですけど、聞きたいことがあって。あの、前にホテルに結構まえなんですけど、夜メンバーの部屋に遊びに行ってた帰りに、すごい廊下がまっすぐ長い廊下で、ふつうにあるってたら、すごい先の方に、男の子の顔だけが浮いてたんですよ。地面の下のほうに。でも、そのときすごい眠くてねぼけてたから、あ、誰かとまってるんだな、くらいにしか思ってなくて、それで普通にホテルに帰って普通に寝たんですね。でそして、次の日に、マネージャーさんに聞いたら、そのフロアには、誰もメンバー、っていうかこの関係者以外の人は泊まってないよって言われて、未だにね、不思議なんですよね。

道重さゆみ 「赤い女…。」

あの、本当に私が体験し、体験って言うかすごい怖いわけじゃないんですけど、エレベーターに乗ってたんですよ。お母さんと二人でエレベーターに乗って、お母さんはなんかボタンとか乗ってて、あたしは後ろにいたから私が後ろで、で普通にその止まりたい階についてエレベーターがあいて、でお母さんが下りた瞬間に、エレベーターの外に赤い女の人がいて、で見たことなかったから、なんか「あ、いる・・・」はじめてみた・・・みたいな感覚で、や、でも怖い、と思った瞬間に、その赤い、なんか結構スタイルのいい女の人で、こんな感じでなんかす?って上に消えていって、でなんか「あ、怖い」と思って、お母さんについていって、その、赤い女の人がいたんです。(8こわ~い)

小川麻琴 「キモだめし・・・。」

私がまだ小学校3年生か、低学年のときなんですけど、毎年自分の地区で行事で夏にキモ試しとかをやる行事があって、それで毎年そのときは6年生がお化け役をして、1?5年生までの子が、そのキモ試しの回る人をするんですけど、そのときちょうど私がまだちっちゃかったんで、二人で回っていいよって言われてて、友達と二人で回ることになったんですけど、その毎年そのキモ試しをやる場所が神社で、神社がこうあって、でその前にこう長いいつも桜が春になると咲く、桜並木の長い道があるんですよ。でここにもう1本道があって十字路があって神社に付くようになってるんですけど、その長い桜並木のところをこっちからこう通ってくるときに、木が、もう桜は咲いてないんですけど、枯れてる木が立ってて、その中間くらいに来たところの桜の木に、白い女の人がこう、首を吊ってて、着物、多分白かったんですけど、白い着物を着てて、髪が黒くて結構長くて、それで足が付いてないんですよ。足が付いてないのに、私のほうをずっとこうやって見てて、「あれなんだろう?」って思って、私もそのときは怖くなくて、そのまま通り過ぎようとしてて、通り過ぎるときに隣にいた友達に「ねえねえねえねえ」って友達を呼んでも、全然私のほうを向いてくれなくて。それでまあいいやってそのまま通り過ぎて、また後ろを見たんですけど、ずっとその女の人が、私のほう見て笑ってて、えなんだろうな、って思いながらそのまま行って、十字路のところらへん、神社に入る手前で友達に言ったら「今あそこに首吊ってる女の人いたよね」って話しかけたら「は、そんな人いないよ」って言われて、そのときくらいから怖くなり始めて、みんながいるところに戻ったんですよ。でみんな、いる子に「こういう首吊ってる女の人桜並木のところにいたよね」っていったら誰も見てないっていってて、6年生の人に、首吊ってる女の人の役とか誰かやりましたかって聞いても、そんなの誰もやってないよっていわれて、そのときにすっごい怖くて、おかあさんとか皆いたんですけど、お母さんにこういうの見たんだけどっていったら、そんなの気にしないの、錯覚だから錯覚だからって言われてて、そうですね、それが初めてみた霊……。

(13こわ~い)

後藤真希 「白い女…。」

昔、ある部屋で肝試しをしようっていってて、部屋真っ暗にして私が脅かし役になっちゃったんですよ。で部屋でずっと待ってたら「まだみんな来ないな」って思いつつ、で部屋真っ暗だからどこをみても真っ暗なはずじゃないですか。それがある一角だけふぁっと白くなって、よくみたら髪がびしょびしょに濡れて女の人で顔があおざめてて、目がすごい印象的で、ばーんってすごい開いてる感じの目で、私見た瞬間にキャーーーッて言ってその部屋から逃げちゃったんですけど。

あるホテルの部屋に止まって、合わせ鏡になっちゃって、こうやってかがみ見てドライヤーしながら見てたら、一瞬その女の人が後ろの鏡にばって移って、でもうさーーっときもちがひいて、どうしようって思ったけど、どうすることもできないから、もうそのまま寝よう、寝ちゃおうと思って寝たんですけど、それからはもうその女の人見ないですけど。

加護亜依 「家の中に知らない子供が…。」

私とお父さんが見た話なんですけど、私の地元の奈良県の家が、つくりが、おばあちゃんの家で、60年前に作った家と、せんだいっていう庭があって、その間に作った家なんですね。その家が横長で、玄関入ったらずっとすごい廊下なんですね、その家が。それでつい、冬休みのときに奈良県に帰ったときに、そのときに弟がいて、妹がいて、おじいちゃんがいたんですね。そんときに、その弟がよくいたずらをしてて、お母さんが包丁でこんにゃくを切ってるときに、こんにゃくを、男の子が持っていったんですよ。でダダダダっておもちゃの家に入っていって、お母さんが追いかけて言ったら弟はテレビを見てて、で「なんやろうね」って言ってて、その夜のときに、みんなでごはんを食べてたら、廊下で「タタタタタタタタタ…」って何回も何回も、おもちゃの部屋からミニカーを走らせる音がして、なんだろうなんだろうってふぁって見に行ったら、お母さんが見たんですけど、ちっちゃい男の子のはだしの足がおもちゃの部屋に入っていって、それでおもちゃの部屋で笑い声が聞こえるんですよ。それで「え、誰やろ誰やろ」って言ってて、お父さんが「もしかしたら座敷わらしかもな」って言ってて、その夜私が自分の部屋で寝てたら、夜にちっちゃい足音がタタタタタタタタタ…って、私を起こすように走るんですよ。で怖くなってお母さんの部屋で寝てたら、お母さんのところにこう写真立てがあって、朝方に、起こすようにまたガタガタガタガタってやって、落とすんですよ。何回も。写真立て。っていう怖い話はありますね…。必ず私が帰ると出てきちゃうんです。(8こわ~い)

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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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