琉球空手を始めるニンジャ

2005年3月11日 金曜日

日夜修行に明け暮れる宮本・ザ・ニンジャでござる。にんにん。
今日は、近所の市民体育館に空手道場があるというので行ってみた。本当は前から存在を知ってたんだけど、平日の夜7時という時間帯は、仕事をしながらでは通うのが不可能だったのだ。もう1年半くらい前からずっと気になってて、仕事を辞めた直接のきっかけ、というほどではないが、辞めたらまずやってみようと思っていたことのうちのひとつではあった。猫流。にゃんにゃん。

実は空手を始めたいというのは3年ほど前からずっと思っていた。僕はよく海外旅行に行くのだが、外人は日本人と見るや「カラテはできるのか」と聞いてくる。そのたびに「出来る」とウソをついたり、「出来ない」と答えて失望されたりするのに疲れてしまった。それに、国際人として生きていくためには、自国の文化や伝統をしっかりと持っていなくてはいけない。それには体ひとつでできる空手が一番手っ取り早い。
また、いざというとき、最後に頼れるのはやはり自分の体である。とうのは、昨年スペインで首絞め強盗の脅威にさらされたときに痛感した。

しかし、空手道場に通うには、ある程度は体が出来ていないといけないのではないか。ひょろひょろの手足じゃあ、キックを受けたときに折れてしまうかもしれないし、あまり貧相な体だと侮られるだろう。というわけで2年前から始めたのが筋トレ。つまり筋トレは空手を習う前段階で、空手は気分良く海外旅行をするためのものなのだった。ずいぶん遠回りした気がするけど、すべて物事はちゃんと楽しもうと思ったら、手間暇のかかるものなのだ。

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しかし僕ももう20代後半なので、これからマスターできる身体系の趣味もあとひとつか2つだろう。10代の頃から始めてる人たちが羨ましい。まぁ10代の頃に身体を使うという選択をしなかったから今の僕があるんだけど。

それにしても、剣術の道場に行ったときも思ったけど、武術家というのは押しが強くて話が早い。今日行った沖縄空手の道場は、帰りにはもう入会申込書を持たされてたよ。
「あの、見学させていただきたいんですが…」
「そうか! 君、名前は?」
「宮本と申します」
「うん、じゃあ、やってみよう!」
すごい踏み込みだ。「じゃあ」が全くつながってない。直線的すぎる。まさに空手の動きだ。例えば合気道の道場だと、勧誘するにしてももうちょっと引いたり流したりしてた気がするのでござった。—–


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