ヨーロッパ4カ国周遊新婚旅行 その4 ドイツ・ローテンブルク編

2010年8月21日 土曜日

さて、長かった新婚旅行記、いよいよ今日から観光の開始である。(時間軸ではまだ2日目)この旅行はツアー旅行なので、移動は基本的に専用チャーターのバスで行なうので、朝が早いことをのぞけば気楽なもんである。ドライバーはマリオひげを生やしたイタリア男、アントニオ氏。今日はフランクフルトにあるホテルから、かの有名なロマンティック街道をバスでひた走る。

宮本欧州視察団 ~新婚ブギートレイン’10~ (4)

まずはロマンティック街道の端っこに位置する観光都市、ローテンブルクへ来た。ここから本格的なドイツの旅が始まる。ドイツを旅する人の半分がロマンティック街道に来るとして、その8割以上はここローテンブルクに来るのではないかと言われるくらいの必須都市。
中世(12~17世紀頃)に栄えた都市で、城壁の中に中世時代の建物の趣を、そのまま残している。

ローテンブルクの街並

日本で言えば、京都か金沢といった所か。(もしくは街全体が日光江戸村)建物を改装するときも、もとの形を再現し、新しく建てる建物も、中世風の趣のまま建築し、という努力で、街並をほぼ完全に保存することに成功している。

Wikipediaから、現在の様子と1900年当時の様子の写真を拝借してくると、こんな感じである。

現在のローテンブルク

1900年のローテンブルク

なぜこんなちょうどぴたりと同じ位置の写真があるかというと、ここは「プレーンライン」という名前が付いた写真撮影ポイントで、「ここから撮ると街がきれいに写るベストアングル」として、観光案内にもガイドブックにも載っている場所なんですね。だからみんなここにきてパチリと写真を撮って帰っていくという。

しかし僕はここのすぐ近くまで来ているのに気づかず、この三叉路まで来る5Mくらい前で写真を撮って引き返してしまっていたのであった。後からちょっと悔やんだけど、なに、旅というのはその街々に、ひとつくらい何か心残りがあるくらいの方がいいんですよ。また訪れる理由ができるから…。
ちなみに、近年は観光のためにも頑張って保存しているこの街だが、歴史的経緯を見ると、そうとばかりも言えない。17世紀にペストで人口が激減するなどして、経済的な停滞から街が中世のまま取り残されてきた、という側面もある。歴史はなにがどう転ぶか分からない。

市庁舎と鐘楼

さて、ヨーロッパの都市は、たいてい中央に教会があり、教会前広場があって、底を中心に町が発展していく。この街はティピカルなヨーロッパの都市なので、やはりその基本構造に従っている。街の観光も、まずはこの広場から始めることにする。

市庁舎

市庁舎の横には、高い鐘楼があり、ここに登ると市街地を一望することが出来る。ただし、これまた中世からある建物なのでもちろんエレベーターなどない。最初は螺旋階段で、最後の方はほとんどハシゴのような幅になった所をよじ登る羽目になるので、覚悟して登るべき。

この鐘楼部分への出入り口は一つしかなく、前述の通り相当狭いために、後から登ってくる人がいると降りることが出来ない。折悪しく後から中国人団体客がやってきてしまったため、全然降りられない。「すいません、降ります」「ウェイト・ア・モーメント」と言っても全然通じない。最後は無理矢理割り込んで、のぼり始めた人に降りてもらうようにして降りることが出来た。すでに、中国人団体観光客が、ヨーロッパにもやってくる時代になっている。

市内を一望

聖ヤコブ教会

聖ヤコブ教会

ヨーロッパ的には歴史ある普通のゴシック教会なんですが、嫁っこと初めてやってきた本物の教会と思うと感慨深い。

こういう、色付きで血を流しているイエスの祭壇とかは、あまり趣味がよろしくないなぁと思うんですが、引いてよく見るとその上に、リンゴからタラオが出てくるような感じで復活したイエスがいて、「やあ、復活しちゃった」みたいなお茶目な顔をしているのが面白かったです。

祭壇

復活しました…

ちなみに2階には、これとは違って『聖血の祭壇』という有名な彫刻家による祭壇があったんですが、全く気づかずにスルーしてしまった。

マルクト

マルクト

広場には、色々な市が立っている。最近、日本でも朝市のことを「マルシェ」とか言ってなんか自然食品とか野菜を売ったりしてる企画があるらしいですけど、これは本当のマルシェです。いや、ドイツなんでマルクトだった。

名物「シュネーバル」

シュネーバル屋

シュネーバルというのは、直訳すれば雪玉、スノーボール。
細く切ったパイ生地を丸めて揚げた、ドーナツのようなお菓子です。これがこの街の名物お菓子なんですが、すっかり食べそびれました。話によると、甘くないドーナツとかかりんとうのような感じで、サクサクとしていて美味しいとか…。

市内散策写真

(クリックでライトボックス式拡大します)

木組みの家

ローテンブルクの路地

ローテンブルクの路地

ローテンブルクの大通り

ローテンブルクの路地

キノコ専門店


ローテンブルクの城壁

当時のヨーロッパの街は、森の中にあって、外敵から守るために城壁に囲まれているのが普通だった。森が海なら、街は島である。(ドラクエの「街」を思い出していただきたい) というわけでこの街も、ぐるりと城壁に囲まれている。
城壁の上を散歩することもできるようで、これはそうとう見晴らしも良くて気分が良いことだろうと思う。夜の観光ツアーもあるそうで、次に行くときは城壁内の中世ホテルに泊まって、1日くらいはじっくりと見て回りたい街だった。


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コメント / トラックバック 1 件

  1. miyamoto99 Says:

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