コボちゃんコラで「NO!暴力」啓蒙ポスター

2011年8月18日 木曜日

駅での暴力を防止する啓蒙ポスターなんだけど、こういうのって意味あるんだろうか?
この種の啓蒙ポスターが作られた背景としては、近年駅員への暴力行為が急増しているという事情があるものと思われる。

全国25の鉄道会社は7日、2009年度に駅員や乗務員が乗客から受けた暴力が
869件だったと発表した。 【労働環境/鉄道】駅員への暴力急増 2009年度869件、3年連続最悪更新[10/07/08】 – ビジネスnews+ – READ2CH

しかし頭にかっと血が上って、駅員をぶん殴ってしまうような「キレる団塊の世代」は、いちいちこんなポスターを見ないんじゃないか。


キレる瞬間にこのポスターを見て、「おっと、いかんいかん。落ち着け俺」と踏み止まる、までの効果は期待していないだろう、さすがに。
となると、平時になるべく見せておいて意識に刷り込み、いざという時に想起してもらう、あるいは無意識のうちに行動を抑制する、せいぜい期待できるのはそんな効果だろう。

それならなおのこと、こんな意識して文字を読まないと、なんのポスターかわからないような抽象的なものでは意味がないと思う。

痴漢防止の啓蒙ポスターもおなじような欠点を持っているが、何しろそういう短絡的な行動に出る輩は、理性も思考も飛んでて、怒りなり性欲なり、本能に突き動かされて反社会的行為に及ぶわけだから、ポスターももっと本能に訴えかけるようなものでないと効果がないだろう。
怒りや性欲を凌駕する本能。それは恐怖しかない。

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例えば、1コマ目で駅員に暴力をふるう男が2コマ目で牢屋に入れられている、とか、駅員に暴力をふるったら返り討ちにあってフルボッコとか、そういうイメージを伝える2コマまんがとかはどうだろう。

やっつけで作ってみた。

で実際に、夜の時間には機動隊員のように武装した屈強な人員を配置する、とか。


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