なぜオレたちの日記力は枯渇したのか? #テキストサイト100人オフ

2018年9月9日 日曜日

平成最後のテキストサイト100人オフという酔狂なイベントが開催されることになりまして。100人オフ。懐かしい響きですね。かつて日記系テキストサイトのブーム華やかなりし頃に何度か打たれた大規模オフ会が、まさか20年弱の時を経て復活するとは。そりゃモーニング娘。も20周年になるし、そりゃ、…いや、吉澤さんの話は暗くなるのでやめておこう。次のラジオ収録で話す。というわけで、お久しぶりの皆さんこんにちは。九十九式の宮本・ザ・ニンジャ・勇次郎です。上記100人オフのサイトに「今でも更新している」と書いた手前、それなりに更新しておかないとなあ、ということでまた書きはじめまして。

前回更新したのはいつだっけ?と見てみると、2年前の9月9日に「9月9日は九十九式の日!」とか言って1日4回更新とかして力尽きていたことがわかった。日記力が回復するまで2年かかってる。年とともに日記力の衰えと回復力の低下に気付かされる今日このごろ、リハビリも兼ねて、100人オフまで今日から毎日更新してみようと思う。奇啓示に負けていられない。

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なぜオレたちの日記力は枯渇したのか?

それにしても、だ。どうして20年前はあんなに精力的に更新していたWeb日記が、今はこんな絶滅危惧種になってしまったのか。すぐに思いつく理由はいくらでもある。さんざん論じられてきた話題なので、サラリと流す。

理由1:SNSの隆盛

ヤプースの頃からその兆候はあったが、手軽につぶやける短文投稿サービスが流行った結果、長文をHTMLとして投稿する気力がなくなり、日常のつぶやきやおもしろネタなどがそっちでガス抜きされてしまった。あとはmixiに始まりFacebookにつながる会員制のSNSが日記を囲い込み、個人がパブリックに日記を公開する意味も必要もなくなった。

理由2:YouTuberの台頭

YouTubeでもニコニコ動画でもいいんだけど、個人が何かを表現したい!インターネットで自己顕示欲を満たしたい!と思ったときに、20年前の回線状況やマシンスペックでは、文章を書いてアップロードするくらいしかなかったんだけど、今は誰でも手軽に動画が取れるし、パソコンのクリエイティブ能力が飛躍的に向上した。なんか、YouTubeに文字だけの動画とかあるじゃない。あんな感じで、もう画面上のテキストは読めないけど動画の字幕なら読める、って人も多いんだろうね。

理由3:スマホの普及と娯楽の増加

スマホが普及して、ブログシステムが普及して、さあ、これでだれでもどこでも日記が更新できる時代が到来するぞ!と思ったらそうはならなかった。スマホは動画を見たりゲームをしたりSNSをしたりなんでもできるので、やっぱりだれもちくちく日記を書いてジオシティーズにアップなんて地味で苦痛で後ろ暗い作業を無償でしてくれなかった。15年前の俺にスマホと4G回線なんて渡したら、「これでどこでも日記がかける!」と小躍りしていただろうな。海外放浪している間の更新なんて、現地でネットカフェを探している時間が大半で本当に大変だった。

理由4:日記が仕事になった

でも俺はこれが本命だと思っていて。界隈を見渡してみると、テキストサイトの中でも特に才能のあった一握りの管理人たちは、小説家になったり脚本家になったりライターになったりと、文章を書くこと自体を仕事にしてしまった。これはすごく偉大なことだと思う。中でもオモコロの人たちは、テキストサイト時代に書いていたようなふざけた文章のまま、それを仕事の文章に昇華していて、これは何というか、ノーベル賞的ななにかに値する偉業なんじゃないかと思っている。むかーしむかし、ナフの竹田という人が、俺ら周辺の人間を集めて「ナフマガジンというWebマガジンを作り、企業から広告費を集めて、日記を書くだけで暮らせる仕組みを作ろう」みたいなことを言って、実際にレイアウトとか更新担当とかを作るところまでやって、でも結局ポシャった思い出がある。当時はやっぱそんな夢物語みたいな話はないか、と思ったけど、オモコロはそれを現実にしたわけだから、心底尊敬に値すると思う。

で、俺を含めそういう特殊な文才のない凡百のテキストサイト管理人たちも、結局文章書きが仕事になっている人が多いんじゃないかと思っている。俺がまさにそうで、別にライター的な仕事をしているわけではないけど、仕事ではメールを書き書き、要件定義とか設計書とか手順書とかを書き書き、果ては日報を書き書き、現在のデスクワークは文章を書き、読むことから逃れられない。メールの返信はかつてのBBSでの応酬だ。仕事で一日中こんなんしてたら、そりゃプライベートでまで文章書くほどの日記力は残らないよね、という話。

「がんばれー」

では世に聞こえし日記鉄人たるこの俺、宮本・ザ・ニンジャがどうして日記力を復活することができるのか!?

これはもう、ひとえにこうして奇特にもこんなところまで読んでくださる皆さんの声援があってこそですので、どうか皆様、こちらのフォームから宮本への質問や、日記のお題などを送ってくださいませ。これはほら、ヒーローショーで、ヒーローがピンチのときにちびっこが「がんばれー」って叫ぶでしょ。あれですよ。

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もし更新が明日から途絶えたり、このフォームが消えてたりしたら、それはそういうことだと思ってそっとしておいてください。


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