Air/まごころを、君に

2001年9月14日 金曜日

「仕事中更新を 発明したよ!」

およそ会社なんてえものは常に配下であるところの社員の監視に余念がないわけで、これはまあなんていうか、そもそも飼い犬に手を噛まれるのは人間、決して面白いわけが無い事に起因します。今晩は。飼い犬と申します。現在、会社のマイデスクでこれを書いてます。周囲には同期数名、先輩数名、上司数名。視線が物凄く怖い。ドキドキする。バレたらどうしよう。

まあここ数日世情が不穏とは言え、僕ら飼い犬ちゃん達は目の前のエサめがけて走り続けさせられているわけですが、先日など他の飼い犬どもが、いやあテロに巻き込まれて遅刻しちゃったよう、なんて笑えぬ冗談。そんな事を言いながらへらへらと笑っていやがり、まったくお前らは飼い犬の中の飼い犬なので頭が下がる。

しかしこのインターネットのご時世。僕などのような一介の飼い犬ですら先のような日々の鬱屈、愚痴、呪詛、邪眼Wordsなどをワールドワイドなウェッブにドロップする権利が与えられており、大変結構な世の中になったものでございます。本来なら、僕のような犬、金曜に場末の酒場で愚痴をこぼし、土曜には場末の酒場で酒息を吐き、日曜には場末の酒場で些細な事から平民同士で喧嘩、月曜日にそして僕は途方に暮れる。といった按配の順調なマイライフ アズ ア ドッグを送る算段でありました。より高い適応。より高い生産性。シフトレバーにしがみ付き、フィッター、ハピヤー。

だがしかし、インターネットが全てを変えました。お陰様で僕は金曜には場末の自宅でチャット、土曜には場末の雀荘で打牌、日曜には場末の地元で鋭気を養い、月曜日にそして僕は途方に暮れる。ん、あまり変わってない。つまり何れにせよインターネットは僕の人生をマイライフ アズ ア ネットドッグという按配にしただけであり、ドッグからネットドッグへと昇格した程度です。ネットドッグという言葉は無論の事、ホットドッグとかけていますがその事実については言及の必要性すら感じません。

ああもう駄目。どうでもいい。ごめんなさいちゃんと仕事します。本当、こういうどうでも良い事や内容の無い事ならいくらでも書けるのになあ。いっこうに仕事が進みません。飼い犬でした。これじゃあ、飼い主に怒られちゃうわん(鳴き声)。

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