ファッキン・ライト! 押尾伝説
「まずは一回手に取ってみて、じっくり読んでほしい。おれたちがどれだけ一生懸命やっているか伝わるはずだし、ファンでも何でもない人たちに『あ、こいつらおもしろいな』と思ってもらえればうれしい」
あわわわ、たた大変だ。押尾先生の本が出る!
俳優の押尾学(26)が、音楽プロジェクト「LIV」として初の単行本「NOT FAKIN’ IT」(講談社刊・1680円)を6月9日に発売する。(スポーツ報知)
押尾学といえば、この間カンヌで賞を取った中学生が最も尊敬する俳優として、国民的アイドル・モー娘のなっちこと安倍なつみとプレステをやったことで、カート・コバーンの生まれ変わりとして、W杯でカーンのMVPを予想したことで、今世紀最大のロッカーとして、暴走族の元ヘッドとしておなじみの、歩く伝説男。
え、押尾なんてヤツは知らない? ファッキンライト。そんなお前は今すぐ知るべきだ。それで、『あ、こいつおもしろいな』と思ってもらえればうれしい。
アメリカでキックボクシングをマスターし、ブラジルにサッカー留学し、帰国して暴走族を組織するなどそのプロフィールも規格外なら、その語録はもはや普通の人間では到達できない高みに達している。
世の中には名言体質の人というのがいる。彼らの、常人とは全く違った精神性や思考回路からほとばしり出る言葉の数々は、高確率で名言となり、我々を魅了してやまない。スポーツで言えば長島茂男、アニメならシャア・アズナブル、アイドルならば辻希美、古くはゲーテや孔子など、何人かの超人が挙げられるが、それらに匹敵する“名言者”、日本のロック界を代表するカリスマがこの男、押尾学である。
いくつか抜粋してみよう。
「俺の音楽にロックを感じない奴は二度とロックの本質に触れられない」
「レッチリにレイジ…… オレの選ぶ音楽は最高にクールだ」
「ヒデとはあいつが有名になる前から親友だったんだぜ」
「オマエらが今付き合ってる女はオレと付き合えないから仕方なくオマエらと付き合ってるんだ。」
「反町さんはもっと評価されていい」
「カートが生きていたら、俺に嫉妬しただろうか」
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「ジミヘンのようにギターを燃やすような真似はしない。今の俺は、既に炎に包まれている」
(注:この語録の中には創作名言、いわゆるネタが混ざっているように思われるが、それでもいかにも言いそう、言ってもおかしくないと思わせるところが凄い。いや、ひょっとして全部マジネタだったらどうしよう。)
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