唖然としてしまった。権勢を誇るジャニーズは、ついにここまでの域に到達したのか、と。
6月3日の『ミュージックステーション』に、NEWSの山下智久がドラマ主題歌のソロ曲で出演中、あろうことか以前ユニットを組んだKAT-TUN亀梨がステージ上に乱入、悲鳴を上げて卒倒するジャニオタ女子に囲まれ、完全に放送を私物化してしまうという事件があった。(
動画)これはずるいなぁ。色んな意味でずるい。こんなことされたら女子高生はキャーってなるのでずるい。あとハロプロではこんな演出到底不可能だし、ずるい。
(ハロプロファンクラブ250人に囲まれた円形ステージで歌うミキティ、野獣咆哮、阿鼻叫喚。そこにごっちん乱入、地獄絵図。) まあそれはそれとして。しかし、颯爽と登場した割には、あんまりかっこ良くないんである。なんだか所在なさげに手拍子を打っているし、山下に気を使わせて、かつてのユニット曲『青春アミーゴ』の振り付けをやって合わせてもらい、妙にペコペコしたりして、なんだか中途半端なのだ。批判を回避しようとしたのかもしれないが、どうせあんな登場をした時点で「調子に乗っている」と叩かれるのは確実なんだから、開き直ってスターのように振る舞うしかないではないか。
キムタクさんみたいに髪を縛っている姿を見て、ひょっとして彼は(そして周囲は)、彼自身を王位継承者として育てるつもりがあるのかもしれない、とも感じたが、ちょっと力不足のようである。格好を付けるときは、最後まで格好付け通すから格好良く見えるのだ。照れながら中途半端にやるラジオ体操は、見苦しい上に健康効果も半減する。
最後まで徹底してやりきることのできない者が、成功をつかむことはない。それはあらゆる歴史が証明している。仕事も勉強も恋愛も人生も、一度コースを決めたら最後まで徹底してやりぬくことが必要だ。僕も今まで、数え切れないほどたくさんのものを中途半端に放擲してきた。どれもそれなりの所まで手を付けながら、「器用貧乏」の一言で片付け、最後まで全うしようとしなかった。でも、ただ単にそれは「根気」という能力と、徹底してやりぬく姿勢に欠けていただけなのではなかろうかと、最近になって気付いた。だから僕はもう、逃げない。
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