時事ネタを書いてはてブ経由のアクセスを狙ってみた結果

2016年9月27日 火曜日

先日の日記「『Read me!!』も『日記猿人』『テキスト庵』もない時代… 個人サイトはどこで宣伝すればいいのだ?」に、『趣味Web』の徳保さんもコメントを寄せてくれました。

徳保隆夫 2016年9月22日 at 20:10

私の場合、そもそも特定個人のサイトを毎日チェックするという習慣がなくなってて……。毎日更新してるサイトが減っていくと同時に、読者である自分も、毎日チェックするというのが無理になってしまったんですね。アンテナも、毎日どこかが更新してくれないと、アンテナ自体を見なくなってしまう。

ああ、それってすごく思い当たる指摘です。結局、継続すべき行動というのは、「習慣」として個人の行動様式に組み入れられてないと、あっという間にしなくなってしまう。人間、意志の力だけで一つの行動を毎日続けるのには限界がありますからね。

みんなが更新する時代だったら、たまにしか更新しないサイトも、毎日アンテナを見るうちにたまに上がってきて読まれる機会があったでしょうけど、そもそも(はてな)アンテナユーザーが閲覧して回っていたかつてのサイトが、軒並み更新を停止して、人々の生活様式が変わってしまった。そりゃ15年も経てば当たり前ですけどね。

あと、かつての日記サイトの読者の結構な割合の人が(特に九十九式を読んでたような人は)、自分も日記を書く、日記業界人だったんじゃないかと思います。自分の日記を更新してから巡回したり、巡回してネタを探してから自分の日記を書いたり、っていう。

いずれの習慣も今はなくなってしまったってわけですね。絶滅する日記人。

それとの対比で、はてブが便利過ぎたというのもあります。毎日、膨大なブログから面白そうな記事だけ集めてくれるので、もうそれを見ていくだけで時間を使い切ってしまうという。もうこれでいいじゃん、的な。

はてなブックマークで数百のブックマークが集まる記事というのは、たしかに面白い。九十九式の長い歴史の中で、ブックマークが100を超えた記事って2件しかないんですが、それが毎日輩出されてるんだから、特定個人のファンとか定点観測してるウォッチ対象とか、そういう稀有なケースじゃなければ、そらはてブを眺めてる方がネタも見つかるし刺激もあるってなもんですね。

はてブでなくても、たとえばスマートニュースとか、無限に情報を集めてキュレーションしてくれるメディアやアプリが、今は掃いて捨てるほどあるじゃないですか。それも「よいしょ」とパソコンの電源をつけることなく、ポッケからススっとスマホを取り出して1~2回画面をタップすれば、それでもう用が足りてしまうという。

結局これって、「昔は視聴率40%超えのTV番組が普通にあった」みたいな話と同じで、価値観と娯楽と「可処分時間」の多様化、通信速度の向上とデバイスの高性能化が、あえてWeb日記とかテキストサイトとかまだるっこしい娯楽に打ち興じる人の数を減らした、っていう単純な話でもありますよね。

私みたいに、はてブで話題を拾って記事を書くスタイルの場合、はてブの個別ページの下の方に「この記事にリンクしている記事」みたいな枠で登録されるので、ホットな話題に言及すれば久々の更新でも「2クラス分」くらいの方は見に来てくれたりします。自分が書きたいことと合致する話題があれば、そういうやり方でもいいんじゃないですかね~。

実はこのアドバイスを忠実に実行してみたのが『近鉄車掌、ブチ切れ飛び降り事件は現代社会の負の縮図』だったんですよ。最終的には小学校一つ分くらいの人にアクセスしてもらったので、一応目的は達したことになるかもしれないんですが、なんかちょっと無理があるというか…。(ちなみに特にはてブはつかなかった)

こういう時事ネタを書くときって、あんまり当たり障りのないことを書いてもつまらないし、かといってわざと炎上するようなことを書いてもしょうがないしで、結構気を使うから疲れるんですよね。無理して書いた時事ネタを読んでもらっても面白くないというか…。じゃあ結局、お前は何のためにブログを運営しているんだ、更新を再開させたんだ? 何を読まれたいんだ? ということになる。「前は何によって記憶されたいのか」という、人生における普遍の問いに対する自分なりの答えを用意しないといけないってことなんでしょうね。


この記事は22分50秒で書きました。

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