政治家の小物化、政治腐敗等の原因に関する一考察
2001年 2月28日(水) BABY!総理もKNOCK OUT!(AERA風)
発売日にCDを買うのは、随分ひさしぶりだ。
恋にノックアウト。凄いっすよこれ。
大体、「うんばらうんばらうんばらふー!」何てフレーズ、どうやって思いつくんだろう。
カップリングは完全に音響系。ヘッドホンで聴きたい珠玉の一曲。
つんくのリリースペースが早いってのは誰もが思っているだろうけど、それでも妥協一切無し・出し惜しみ無しで、毎回その時に出来うる最大限の物をぶつけてくる、「つんく」という男の凄さ、誠実さに最近やっと気付いた。
その男、つんく。今や完全にリスペクト。僕はつんくにノックアウト。
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内閣支持率が8%だそうである。不支持率は80%。これは末期も末期で、支持率が10%を割った内閣は、例外無く早晩潰れている。
何故、森がいつまでも総理を続けていられるかというと、答えは簡単、後任がいないからである。
右を見ても、左を見ても、小人物と売国奴と守銭奴しかいない。ちなみにこの三つのうち、どれに国政を任せるのが一番マシかと言ったら、小物にやらせておくのがまだマシ。という事で、森は総理を続けていられるのだ。
何故こうなったのだろう。例えば明治の昔に目を向けてみると、高潔な人物、理念のある人物、実行力のある人物…etc そうそうたる顔が居並ぶ。たかだか100年でこの違いだ。一体、どうしてこうなったんだ?
答えは簡単、その後、戦争に負けたから。
と、こう結論を言ってしまうのは「それを言っちゃぁ、お終いよ」というヤツであって、話がここで終わってしまうのでもう少し考えてみる。
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選挙制度に問題あり。
よくメディアで話題にされるのが、「若者の政治離れが問題だ」というもの。僕は、これにはちょっと異議を唱えたい。
例えば渋谷で街頭インタビューをして、
――選挙に行きますか?
「えー、あんま興味ないし、面倒臭いから行かない。」
といった感じのやりとりをして、キャスターがしかめっ面で「これは問題です」とやるが、全然問題ではない。むしろそれでいいのである。
政治に興味の無い人間は、投票しないで、それこそ家で寝ていた方がいいのだ。
世の中の大多数の人間は国政に興味など持っていないし、「明日の飯をどうするか」の方がよっぽど重大事だ。
むしろ、政治に興味がある人間の方が特殊とさえいえるだろう。
では政治の堕落と、これがどう関わるか。
無関心層は、知名度のある人間に投票してしまう傾向が指摘できる。つまり投票対象の主張や政策とは関係なく、マスコミで知られた顔があれば、ついそこに投票してしまう。
こうなると、知名度をあげるために金を使わなければいけなくなる。金を使わないと、政治家になる事が出来ない。こうして、金権スキャンダルの絶えないタレント政治家が出来あがり、国政よりも党の議席、次の選挙をのみ気にするようになる。
対策の一例。
投票をする前に、一般常識や時事問題に関するペーパーテストを行なうというのはどうか。不合格の人には、選挙権が貰えないの。
現状ではこの国の政治に未来は見えないが、「ハタチになった記念に投票場に行こう!」とか言ってちゃやっぱり未来は無いのである。
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等と、今日も今日とて与太話を吹いておりますが、こんな妄想が実現できる訳はない。
これが世に言う「民主主義の限界」です。
やっぱり政治ネタは、長い上につまんなかった。
これは僕の限界です。
というか、こんな事よりも、後藤真希ソロデビューの方が重大ニュースであって、「カントリー娘に、モー娘からレンタル移籍される一人って一体誰だ?」と言う事のほうが議論されるべきですね。本当に。