それゆけ!日記隊!
行って来ましたよみうりランド、飛んで来ましたバンジージャンプ!
というわけでですね、男・宮本、人生の起死回死を期して(結局、死かよ!)、噂のアトラクション、バンジージャンプを体験してきました!
聞くところによると、この日は一年間で最も天気の良い日だったそうで、まさに人生を締めくくるにふさわしい日。
と行っても、最初はただ見物するつもりだったんですが。
しかし後のそんな運命などつゆ知らずに12時に起きたボクは、妹の制止(危ないよ!お兄ちゃん!)を振りきってサッソウと家を出たのでした。マロン(犬)が沈痛な面持ちで鳴いています。(きゅ~んきゅ~ん(
゚ω゚) )
集合時刻を回る事25分、小田急よみうりランド前駅に降り立ったオイラは、早速同行者を探してきょろきょろ。ところが、寂れた商店街があるだけで人通りもまばら。なんだここは。本当に遊園地前なのか?
駅前の周辺地図を見てガクゼン。集合場所は京王線のよみうりランド駅だったのです!こっちの駅は、よみうりランド「前」とは名ばかりの辺境だったのだ!
バスに揺られてよみうりランドに着いた頃にはもう4時。みなさん、ホントご迷惑おかけしやした!m(_
_)m
さて、日記チームを発見して、「メンゴメンゴ!」と近付いて行くと、何やら雲行きが怪しい様子…。な、ナンダナンダ?
「1番最初に飛んでもらうから。」
え?俺、飛ばないよ?
「みんな200円づつカンパしてくれたから。」
そ、そんな…え、ちょ、待ッ・・・!
気付いた時には、「死んでも訴訟しません」というような誓約書に署名をさせられ、あれよあれよという間にゴツい金具を装着。
下から見上げるバンジー台は、22Mあるという割にはそれほど高くも感じない。へ、へんだ。余裕だよこんなの。
KKK団のような覆面をかぶった屈強の男に後ろからオノでおどされつつ、一歩ずつ階段を上らされるオイラ。カン・・カン・・。この処刑階段がクセモノでして、よしゃぁいいのに金網状で、下が透けて見える作りになってるんですよ。やめてくれよ全くもう!あれ?意外にこの階段長いぞ…。あれ?意外にこの台、高い…。
そんなこんなで、頂上に着いて見ると無理。これは無理。
下から見るのと大違い、これは高層ビル、スカイスクレイパーの高さです。死ぬ。無理。死ぬ死ぬ。無理無理。
しかし最早後戻りは出来ない・・・。ここで飛ばねば忍者がすたる!
覚悟を決めて顔を上げると、心地よい風が通り抜けた。
沈みゆく夕陽が、空と陸との境目にオレンジ色の直線を描き出している。
あの地平線が輝くのは、どこかに君がいるからなんだね…。ポケットの中から、そっと飲茶楼を取り出して呟く。
「…大丈夫ですか?」
横にいた係員のお姉さんが僕に微笑みかける。
「今日は、良い天気ですね。」
「え?あ、は、はい。(うわ、こいつヤバ!)」
下と後ろから「早くしろよー」という声が上がっている。ふん、凡骨ジャンパー共め。拙者は精神を
「カウント始めまーす。3・・・2・・・1・・・」
え?ちょっ・・・!そ
「バンジー!」
うぅぅ
わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~・・・・・
ぁぁぁっぁあぁあああああああああ~~!
あぁぁぁぁぁ…
ぁぁぁぁ・・・
・・・
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あ・れ・は、怖いです。終わった後で日記隊が駆け寄ってきて「どうだった?」と聞いてきたんですが、無理。面白いコメントなんて吐けるわけが無い。大体、「飛翔」とか言えば聞こえはいいけど、これって「落下」だよ。落下。落ちてるだけだよ!
ジェットコースターの「下る瞬間」の感覚を10倍にしたような落下感があったよ。しかし、それより何より問題なのは、拘束具が男性生殖機関に強く食いこんで死にそうになるって事だよ。笑い事じゃねぇんだよ!(大きくうなずく男性一同)
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ともあれ、ボクは生まれ変わったんだ!明日から職探しするぞ!その気になればなんだって出来るさ!麻雀だって勝てるさ!
という訳で、いつもの駄目な面子と雀荘に消えた宮本でした。終。
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