人間って、悲しいね。

2001年10月21日 日曜日

 MUSIX!でとうとうモーニング娘の新曲が発表された。Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~である。この楽曲の真の魅力は、実際に目にした時に解るだろう、という僕の目測は当たった。これは『I
WISH』から試みられてきたミュージカル路線の集大成と言っていい作品だ。そう、この曲は演じる曲であって、「聴く」曲ではなく「見る」曲だったのである。恐らく、13人という大所帯になってから初のシングルとしては、これ以外ないというくらい大正解の曲だ。まず「人数」という明確な事実が造り出す単純な迫力。細かいパート割りは初めから不可能なので切り捨て、ほぼ全てをメインの3人に歌わせた潔さ、いや構成の力強さも良い。そして、吉澤のハスキーボイスが、スウィングの生楽器の圧力と正面から渡り合う迫力を備えているのも評価したい。
 最初、売上げ予測を40万枚と立てたが、修正しよう。70万枚。あとは、これから出演するMステやうたばん、HEYx3やポップジャム等で、どれだけ多くの人に「見せる」事が出来るか、だ。一度あの映像を見てしまったなら、次に音だけ聞いても情景が浮かぶことだろう。例えばコンビニの有線でこの曲がかかった時、僕らの頭に白いスーツの吉澤が浮かんだなら、成功だ。そう、それはつんく♂と娘。達の勝利を意味する。

 あえて一つだけ。一つだけ難点を指摘するならば。そう、それは
ののちゃんがほとんど映らない点である。

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 ここんとこ日常日記を書いてるけど、どうもその方がフォーム等の目に見える反応が多い気がする。しかしまぁよく考えてみると、時事ネタには共感も何も無いわけで、「なるほどなぁ」位の感想しかない、となるとリアクションの取りようもないんですよね。
 あと、日常日記は決して方向転換ではなくて、自分でも忘れてたけど原点回帰ですね。昔は日常ばっか書いてた。
 まぁ同じ傾向のものばかり書いていると、読む方も書く方も多分飽きちゃうので、今まで通り気の向くままに色々書いていきたいと思います。

 反応と言えば、3日前に配布した「Miss
Moonlight」の反響の多さと言うか苦情の多さには閉口しました。何なんですかあなた達は!  ・・・すみません悪いのは僕でした。すみません。
 しかし、ここに奇妙な符合があります。黒夢のドラムパートを担当していたのは、そうる透(スタジオミュージシャン。プロドラマー)ですが、実は彼が『This
is
運命』(メロン記念日)のドラムを叩いているんですよ。道理で、あの曲は実に「っぽい」。
「メロコアっぽい」という人もいますが(メロ
ンだけに?)、僕はあの曲はまんまJ-ロック(≧ヴィジュアル系)だと思います。
 メロンとモーニングと直接関係無いだろが!と言われたら、まぁ、それは、その通りなんですが、人間とはえてしてそういうものなのかもしれません。

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