たえたんおめでとう
2002年2月9日 土曜日
近所に松屋が出来ていた。
やった!これで夜中に牛丼が食べたくなっても大丈夫だ。
…と喜んだのも束の間。
これができる前は、ここに何があったっけ?というのが、思い出せないのだ。
秀吉の一夜城じゃあるまいし、それなりに工事をしていたはずなのだが、それすらも思い出せない。
そこがいつも車で通る道だったから、というのもあるかもしれないが、それにしても困った話だ。
「失って初めて気付く存在」と言うのも世の中には多いが、そこにもひっかからない「新しいものができてやっと気付かれる存在」もあるという事だ。いや、この場合正確にはもっと非道くて、その存在は思い出されてすらいないのだけれど。
"コンピューターの世界はドッグイヤー"などと言われているが、現代人である僕らの生活はそれに引きずられるようにして、実に忙しいものになってはいないだろうか。
今度の休日が晴れていたら、車に乗らずに歩いてみたいと思う。
まだ寒さは厳しいが、暦の上ではもう春。ゆっくりと歩いて、路傍に春の息吹を探すには良い季節かもしれない。
桜の季節にはまだですが、梅は満開です。
(まだ年賀状の返事を出してないのですが、寒中見舞いっていつまで許されるのでしょうか)
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