ライヴ・アット・ニッキ・イン・リオ・ノーカット

2002年3月26日火曜日

　昨日は結局、12時間のあいだ飲み続けていたので、さすがにへろへろになった。久しぶりに自己防衛機能・リバーススイッチを1回だけ使ってしまった。
　居酒屋を放り出されてから、帰ってさっさと寝りゃあいいものを、同じ方向の後輩を家に連れてって、サシで飲みました。その後輩には気を失う寸前まで飲ましちゃったけど、次の日に女のコと会う約束をしてたらしい。（多分、ダメだったろうなぁ…）
　しかし「カクテルってのも、いいもんですね！」と喜んでいたのでまあいいだろう。タダ酒振る舞いだし。

　後輩を帰して後で日記を書いて寝ようとしたんですが、上手く操作が出来ないので、日付変更線に手を入れて朝イチ更新に切り替えました。
　どのくらい操作できなかったかというと、マウスポインタが発見できないくらい。矢印がどこにも見当たらない。
　やっと発見できたけど、今度は狙ったところをなかなかクリックできない。ブラウザ（Donut
R）の「更新」ボタンを押せないので、F5キーを使ったり。そんな感じです。

　それでも、こうして身体の自由が効かなくなるくらいまで飲むのはとても楽しい。
　ふわふわと水の中を歩いているような感じだ。

　僕はこれに類似した感覚を、小学生の時に体験したことがある。その時僕は相当キツい風邪をひいていて、おかゆですら喉を通らないくらいに食欲が無かった。水とリンゴ一切れくらいで3日間ベッドに伏して過ごし、4日目にようやく回復したので起きあがってみたら、歩けなかったのだ。ふらふらして、体に力が入らない。たぶん、何も食べていなかったので、体内のエネルギーが底を尽きかけていたのだろう。

　思えば昔から僕には、「一時的に体が不自由になる」ことに対する憧れがあった。
　小学生の頃、体育の時間に骨折をして松葉杖をつくハメになった友達を本気でうらやましがったり、一輪車で転んで腕を骨折、三角巾で固定している友達を見てギブスに憧れたりした。当時の僕にとって、包帯やマスクとは「格好良いもの」だった。

　こういう感覚を持っている人は探せば結構いる気がする。…え、いない？僕だけ？そうかなぁ。
　ひょっとしたらこの感覚がちょっと変な方向にそれて育つと、SMの趣味とかになるのかもしれない。健全に成長すると、酔っ払いができあがります。

　介護学校の生徒が授業で使う、「お年寄り変身ギブス」（関節を固定したりするやつ）も、あれはやってみるとかなり楽しいのではないかと僕はにらんでいる。一時のキックボードみたいに、これがブームになったらとても楽しい。街じゅう、お年より風の若者だらけ。バリアフリー政策が進みますね。

　とはいうものの、こういうのは全て「一時的」な不自由で、たまにだから楽しいのです。ですから今日は酒を飲みません。2ヵ月ぶりの休止。というか、しばらく酒は見るのもイヤー。今日のバイトはつらかったです。