にわかガーデナーとサッカーW杯

2002年6月3日 月曜日

 ガーデニングに凝り始めてから、歩いていて植物が目に付く。
 今まで何気なく通りすぎていた道に、なんとグリーンの多かった事か。路傍、花壇、生垣…。民家や商店の玄関先にもよく鉢植えが置かれている。ポトス、パキラ、オリヅルラン、サンセベリア、ドラセナ、その他、名も知らぬ緑や季節の花が街を彩っていた。今まで全く気付かなかった。
 見えているはずなのに気が付かないという現象。目から送られる情報は、脳で興味を引かれるものと引かれないものに即座に峻別されてしまう。同じ景色を目にしていても、人によって覚えているものが違うのは、対象への興味の有無のせいなのだろう。

 僕が昨年の夏に地中海の孤島に行った時も、毎晩飲み歩いていたにも関わらず、酒棚にどんなボトルが並んでいたかを今思い出そうとしても、全く覚えていない。その時はビールしか飲まなかったからだ。自分に興味が無いものは見えても頭に入らない。(でもたまたま目にしたセックス・オン・ザ・ビーチというカクテルはここで初めて飲んだ。以来、このカクテルを見ると地中海を思い出す。)

 でも、あまり道を歩いていてちらちらと視線を泳がせていると危険である。何かにぶつかったり、転んだりしてしまうかもしれない。ぶつかった相手がヤクザだったり、転んだ所が駅のホーム下だったりしたら大惨事だ。そういう事故を避けるために、脳はあらかじめ自分にとって不要な情報をシャットアウトするのだろう。バンド時代、人一倍女好きのTというメンバーがいたが、彼はデートをしていても道行く女性にいちいち目を奪われるので、彼女によくしばかれていたという。これもまぁある種の事故か。
(演奏中も客席に目を奪われすぎるので、ほどなくクビとなった)

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 東京の街を歩いていると、最近外国人がよく目に付くようになった。とくに、サッカーのユニフォームを来たアングロサクソンのオスどもだ。これは別に僕がW杯に興味を持ち始めた、というだけではなく、明らかに絶対数が増えている。ちくしょう、あいつら日本を占領しようとしているな!?


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 おもちゃメーカー。タカラがギコ猫の商標を取得!?の報が局地的に駆け巡ったわけですが、あっさり撤回、テカーイされたようです。(情報元・BlackAsh) 何がしたかったのか。ストラップ作って女子高生に大ヒット!とか夢見てたんだろうか。それは妄想だ。

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 明日は、デンマークカクタスとポトスの植え替えをしよう。それからいよいよベルギー戦だ。


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