人格

2002年8月10日 土曜日

「ミスチルの桜井さんが体調不良のため活動休止と聞いてショック!
ライブ行きたかったのに! ゆっくり休んで早くよくなってほしい」

 これが、島袋光年(しまぶー)容疑者の週間少年ジャンプ36号における巻末コメント。まさに最後の言葉である。
 今はただ、あなたこそゆっくり休んで早くよくなってほしい!としか言えない。

>漫画家、島袋容疑者の連載を打ち切りへ

 勿論連載は中止で、新刊の発売は中止、既刊の出荷も停止されるそうだ。
 槇原敬之(まっきー)がクスリで捕まった時もCDは回収され、同性愛者であった事実などから人格攻撃が始まり、彼は音楽業界から抹殺された。
 今回もやはり同様の現象が起こり、作品も作者も業界から抹殺されようとしている。

 僕個人は、作品の評価と作者の人格とは切り離して考えるべきものなんじゃないだろうか、と思っている。確かに彼らがやらかして(バレて)しまった事は実にしょうもない。しかしそれと作品とは別なはず。極悪人が素晴らしい作品を作ることもあるだろうし、品性下劣な人間が感動大作を生み出す事もあるだろう。逆に聖人君子が面白い作品を作るとも限らない。

 これはどうやらどんな世界にもある傾向で、日記サイトにも「人格判断」はある。誰かが何かをやらかしてしまった時には、その管理人は軽蔑され批判をうけ、サイト自体まで否定され、輝かしい過去ログまでもが非難の対象となる。

 逆に、人格が受け入れられれば作品も評価される事もある。これは日記サイトに謙著な事例で、管理者の人柄が良さそう→サイトも好きという順番をたどる人格判断の一種だ。
 日記サイトは、管理人が自らの日常を綴るという特性から、こちらの人格判断が容易におこる。もしも、日記には自信がないけど自分のサイトの評価をとにかくあげたい、と思う人があったら、まず管理者自体を好きになってもらう努力をしてみると成功する、かもしれませんけどなんとも言えません。

あるインタビューより
「侍魂」の場合は、健という人物が書く文章で読者が笑った時、つまり読者が管理人を好きになったら、コメントしか更新されていなくても嬉しくなるものですよ。
全体的に、苦笑気味のインタビュー内容ながら、この部分に関しては彼にもちゃんと見えていたんだな、と思った。

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  Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)<でも、そんな手抜き更新で喜ぶのは「好きになった人」だけだからな!
 (    )  \___________________________
ニヤニヤ


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