辻・加護、突然の卒業発表
2004年1月15日 木曜日
遅ればせながら、11日に放映された2人のインタビューの様子をまとめてみた。
2人同時に喋ったり、かわるがわる話したり、お互いがお互いの発言を引き継ぎながら喋ったりするので、まとめるのが大変だった。この辺の“トークの呼吸”は、今後2人でTVの仕事をしていくにあたって大いに改善していくべき点だと思う。コンビ芸人として。
今のままだと、好意的な人間には「にぎやかで可愛い」と解釈されても、そうでない人間には「うるさいし、何言ってるかわからない」と判断されてしまうおそれがある。
まあ、それはさておき、ここではその感動的な内容に迫りたい。
(あえてインタビュー的に整形せずに、極力そのまま文字にしました。)
- 加護:
- 初め2人で呼ばれたんですよ。
- 辻 :
- でそのときに、
- 加護:
- 遊び半分で
- 2人:
- なんだろうねー
- 加護:
- 悪いことしたっけ? とか言って、
- 辻 :
- してないよね。
- 加護:
- してないよね。
- 辻 :
- もしかして卒業…? って
- 2人:
- んなわけないよーって、
- 加護:
- 「どこまで2人で一緒だよ」とか言ってたら…
どこまで2人一緒なんだよ
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えーーーーっ!?(漫☆画太郎)
- 辻 :
- 「卒業だよ」って言われて。
- 加護:
- 「……ッ!」ってなったよね。
- 加護:
- 嘘でしょー?ってのと、
- 2人:
- 「えーーーっ!?」
- 加護:
- さっき言ってたのにー、とか思って。
今までで最強に「ええぇーーーっ!?」って言ったかもしれない。
- 辻 :
- 受かったとき以来。娘に。
- 加護:
- 受かったとき以来の「えーーーっ!?」。
- 辻 :
- でその後の、(その、なんか)言われたことは、あんまり覚えてないよね。もうテンションが上がっちゃって。
- 加護:
- あんまり本当に覚えてない。もうすごい、なんかもう顔真っ赤だよね。結構うるうる状態。
- 辻 :
- だったよね。
- 加護:
- 「あーでも娘も卒業か」っていうのも、「悲しいな」と思ったんですけど、これはいいきっかけっていうか、次? 次、自分が成長する……なんていうんだろチャンス? ていうのかな
- 辻 :
- あいぼんで良かったなって思いました。
- 加護:
- お!
- 加護:
- 運命だよね!
- 辻 :
- 運命だよね!
- 加護:
- 多分運命だと思う
- 辻 :
- なんか入ったときから、同じ成長をしてるんですよ。
- 加護:
- 同じものを感じるもん、なんかね。
- 辻:
- 身長も多分伸びてるんですけど
- 加護:
- そう!
- 辻 :
- それをわからせないくらいの同じ
- 加護:
- 延び方をしてたり。
- 加護:
- あと全部対照的なんですよ。
- 加護:
- なんか、のんと一緒なら何だって出来ちゃうんですよ!
- 辻 :
- できる!あいぼんがいるから、
- 加護:
- てか、のんがいるから今まで出来た。
- 辻 :
- あいぼんがいるから、なんかこんなに、
- 加護:
- やだーーー! (ばちこーーん)
- 辻 :
- なんか、ふたすじ*とかできた。
- 加護:
- そうそうそう
運命感じなきゃ嘘だよ
どうですか、お客さん。聞きましたかこの感動的な言葉を。力強い宣言を。マルクスもエンゲルスも真っ青ですよ。
カンペもなく、公式コメントを言わされているわけでもなく、これは8割がた素のコメントだな、と直感させる空気がありました。卒業に際して色々と憶測や流言が飛びかいましたが(僕の脳内で)、ひとまずこれで騒動は終結するんじゃないでしょうか(僕の中で)。
この2人なら、大人の思惑や汚い事情なんか苦もなく乗り越えていってくれるはずです。というか、3年も芸能界にいながら、こんなピュアな気持ちを保持していることにも改めて感動。
*…「ハロモニ」内のコントで、2人で“鼻水をたらした貧乏な男の子”の役をやっている。