タバコのメリット・デメリット
タバコって、本当に不思議なものですよね。
喫わない人にとっては、何のために喫うのか、何が「うまい」のか、さっぱり分からない。「うまい」ってどういうこと? 煙なのに味があるの? くさい! 近寄らないで!
喫う人にとっては、もうタバコ無しの生活なんて考えられない。メシ食った後、ウンコした後、ヤった後、仕事の後、そして起きぬけの一服は最高のひと時であり嫌煙権とか言ってんなよ馬鹿。
というように、両者間の断絶は救いがたい。キリスト教徒とイスラム教徒くらいの溝があります。そんな溝を埋めるのが、僕のような「かつては喫っていたけど今は喫っていない」人間だと思うんですよ。
よく、したり顔で「タバコは百害あって一利なし」なんていう嫌煙者もいますけど、決してそんなことはないと思います。タバコにはいい面もあるし、しかし当然悪い面もある。これからタバコを喫おうとしている中学生も、そろそろタバコを止めようと思ってるおっさんも、タバコについて本気出して考えてみる頃です。千代田区問題もありますし。
そこで、見事 停煙に成功した、キングオブ意志力、“ミスター鉄人”こと宮本が、タバコのメリットとデメリットを振り返ってみました。キミたちもこれを参考にして、喫煙なり禁煙なり停煙なり断煙なり節煙なりにはげんでください。
タバコを喫ってて良かった事
・一区切り効果
喫煙者はタバコが切れるとイライラし始める。個人差はあるだろうが、日常的に喫っている人の場合、1〜2時間も喫わなければ落ち着かなくなってくるはずだ。
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人間の集中力の持続は90分程度と言われている。これを超えると、机に向かっていても集中できず、PCモニターに向かっている場合、眼精疲労も溜まってくる。
喫煙者の場合、90分程度で丁度タバコが喫いたくなり、自動的に脳と目の休息が取れるというわけだ。ニコチンが毛細血管に与える影響を差っ引いても、かなりのリフレッシュ効果が認められるはずだ。
・人間関係効果
喫煙所というのは、どことなくホッとした雰囲気がある。仕事場ではどんなに取っ付きづらい人でも、初対面の人でも、喫煙所のくつろいだ雰囲気なら話しかけられる。「おつかれさま」「火、あります?」「ここ喫煙所遠いっすよね……」
毎日一緒にタバコを喫っていれば、彼らは1ヶ月もすれば友人になっているだろう。タバコを止めてから、「ちょっと一服しに行こうぜ」と誘い合っている同僚が本当にうらやましく見えた。
「馬…馬すぎる……」
日本漫画界で最もうまそうにタバコを喫う男・大沢木大鉄
タバコを止めて良かった事
・節約効果
「タバコ1年分でいくらか」というのは喫煙者なら誰もがしたことのある計算だと思う。そしてそれはプラズマTVが買える金額だったり、PCが買える金額だったり、人によっては車が買える金額になったりするかもしれない。僕の場合は年間5万円程度の節約になった。「節約」ってなんかみみっちい語感だけど。
・健康増進効果
健康が増進された。強まった僕はさらなるトレーニングで世界最強を目指す勢いです。具体的には、
・走っても息が切れなくなった
・嗅覚が鋭くなった
・歯肉炎がおさまった
など。嗅覚が鋭くなると、酒と飯がおいしくなる。僕の場合、タバコを止めたら日本酒が分かるようになった。
・忘れ物防止効果
あー、もうこんな時間だ! 早く出かけなきゃ。電車がっ。と慌てて支度をしているとき、財布、携帯、タバコ、ライター、と探していると、それだけでかなりのタイムロスになる。忘れ物の原因にもなる。ところがタバコとライターが無ければ、装備はなんと半分になるのだ。
まとめ
数としては「良かったこと」の方が多いんですが、重さも考えると一概にどっちが良いとは言い切れません。
結論。止めても止めなくてもどっちでもいいよ。喫煙者も嫌煙者も仲良くしようね。ただ、俺に副流煙を浴びせた輩には雷竜飛翔脚*を食らわせるからね。
参照リンク
*…… → → P+K+G—–
2008年3月21日 at 22:07
『結論。止めても止めなくてもどっちでもいいよ。喫煙者も嫌煙者も仲良くしようね。ただ、俺に副流煙を浴びせた輩には雷竜飛翔脚*を食らわせるからね』寛容を示しつつ、その実見えない喫煙者であることを求めてるw