イラク情勢・人質解放!

2004年4月11日 日曜日

  武装集団が通告した期限まで24時間を切っているらしいが(正確には何時までなんだ?)、事態は一向に解決に向かう気配がありません。

 そこで僕は、ん……。あれっ? え、マジこれ?

 えー、失礼いたしました。ただいま入ったニュースです。冒頭の挨拶を書いてから、事態を確認するためにWEBにつないだところ、イラクで動きがあったようです。

人質24時間以内に解放

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 来ましたねー、解放。これでにわかに「活動家の自作自演説」が現実味を帯びてくるわけですが、それはまぁいずれ明らかになるでしょうから置いておいて。

 首相自らが「自衛隊の撤退はありえない」と明言した甲斐があったってことじゃないですかね。これで同種の脅迫は無意味だ、ということが伝わったでしょうから。首相は3年くらい寿命が縮まったんじゃないかなぁと思います。

 昨日、「戦って、しっかり生きて、それから死になさい。」とミサトさんの真似をしたら、抗議フォームが来ました。怒られてしまった。「人の命をなんだと思ってるんですか!」と。もちろん人命は尊重してしかるべきです。

 しかし、人命は地球よりは軽いものです。言うまでもなく、3人の命より300人の命の方が大事です。さらには、人ひとりひとりの命は等価ではありません。

 日本の行動いかんによっては、より多くの日本人が生命の危険にさらされたかもしれないし、世界中に危機が飛び火したかもしれない、ということです。さらには、我々の祖先が命をかけて守り抜いてきたものを失ったときには、それを取り戻すのには1世代の命では足りないかもしれません。

 しかし僕は、人命を軽視しているわけではありません。人質が解放される見通しが立って、本当に良かったと思っています。

 では今回、わが国の対応は人命軽視だったのでしょうか。もし、人質が殺害されていたらどうなっていたのでしょうか。

 その答えは分かりませんが、ある話を思い出しました。ちょうど2年前に紹介した話なんですが、いい機会なので修正して再掲します。出展は「泣ける話@軍事板」です。

↓「国家とは何か」—–


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