真・ペプシブルーを使ったカクテル(実践編)
ペプシ青い。青いなんてもんじゃない、マジ青い。
今月22日に、いよいよ青いコーラ『ペプシブルー』が発売されました。そこでシミュレートしたペプシブルーを使ったカクテル、今日は実際に作ってみました。
ペプシブルーを使ったカクテル実践編
☆キューバブルー
・ホワイトラム 45ml
・ライム 1/2個
・ペプシブルー 適量
キューバリバーのコーラを差し替えただけですが、それだけにまず間違いの無いカクテル。
のはずなんですが、なんか妙に酸味が強いような…。
作り方
1) タンブラーの上でライムを絞り、グラスの中に落とす。
2) 氷を加え、ラムを注ぎ、ペプシブルーで満たす。
3) マドラーを添える。
☆コバルトブルー
・コアントロー 15ml
・クレームドメント 15ml
・ペプシブルー 適量
ペプシの青とミントの緑で、キレイな色になりました。
が、かなり甘い。基本的にリキュール+コーラのカクテルが甘いのはしょうがないんですが、僕はミントが苦手なためもあり、これはいまいちでした。
作り方
1) 氷を入れたタンブラーにコアントローとクレームドメントを注ぎ、よくステアする。
2) ペプシブルーで満たす。
2) ライムスライスを飾る。
☆ミドリ・ブルー
・ミドリ 30ml
・ペプシブルー 適量
じゃあ替わりにメロンリキュールの緑色をつかったらどうなるか実験してみたカクテル。うん、これは飲める。しかし混ぜてみると、何かに似てる……。というか味も香りもメロンソーダそのまんまでした。恐るべしミドリ。
作り方
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1) 氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) メリーゴーランドのロバに向かって両手を広げて話しかける。
☆アマレット・アズーロ
・アマレット 30ml
・ペプシブルー 適量
・レモンチェリー
アマレットはイタリアのお酒、アズーロはイタリア語で青の意味です。サッカー伊代表も“アズーリ”と呼ばれてますね。
アマレットは茶色いリキュールなのですが、ペプシブルーと混ぜたところ、化学反応を起こして緑色に変異しました。予想外の変色に驚くも、味はまぁまぁ。甘いけど。
作り方
1) 氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) レモンチェリーを飾る。
☆カリビアン・ブルー
・マリブ 30ml
・ペプシブルー 適量
・レモンスライス
鮮やかな青色とココナッツリキュールの香りが、貴方をカリブの夏へといざないます。名前を“パイレーツ・オブ・カリビアン”にするとカラオケ屋系カクテル。
これはおいしかった。「冷蔵庫の中にあるどんな飲み物で割ってもおいしいリキュール」の称号は伊達じゃありません。写真はギラギラと照りつける太陽でとりたかったが、あいにくの曇り空でぼんやりしてしまった。
作り方
1) 氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) レモンまたはライムを飾る。
☆ブルー・アガベ
・テキーラ 45ml
・ペプシブルー 適量
・レモンスライス、レッドチェリー
名前の由来はテキーラの原料、青竜舌蘭。
ああ、メキシコーラっぽいかもなぁ、という味。クラッシュアイスでトロピカルに。
作り方
1) クラッシュアイスを入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) レモンスライスを飾る。
☆マリーン・コープ
・バーボン 45ml
・ペプシブルー 適量
一応ウィスキーコーラも。その名の通りの野蛮で強いカクテル。というかコレ、ウィスキーコーラと呼んでいいのかな。あと、青くてアメリカンだから海兵隊を名前にしたのに、緑になるとは……。
作り方
1) 氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) レモンスライスを飾る。
☆リュシフェル
・スロージン 30ml
・ペプシブルー 適量
赤と青で紫になるんじゃないか? という予想のもと、スロージン(すもものリキュール)と混ぜたところ、何とも言えない色に。悪魔の名前を冠したこのカクテル、見た目も味も相当悪魔です。甘い。あ、カシスウーロンの色か。
作り方
1) 氷を入れたタンブラーに注ぎ、軽くステアする。
2) レモンスライスを飾る。
3) コインで行き先を占う。
結論
ペプシブルーはコーラテイストドリンクである、とボトルに明記されています。つまり、コーラとは似て非なるもの。直接飲んでもそうですが、カクテルに使うとより一層その違いに気付かされます。コーラを使うカクテルをそのままペプシブルーに応用しても美味しいとは限らない、ということがわかりました。何か、エグい酸味と薬品臭が前面に押し出されてしまう気がします。あと、色も青色と赤色の合成着色料が合わさってあの色に安定しているため、混ぜると予測のつかない変化をします。
そんな中でも「これは普通に飲める」と感じたのは、カリビアン・ブルー、アマレット・アズーロの二つ、「まぁあり」なのはキューバ・ブルー、メロン・ブルーでした。あとはペプシブルーに対する多くの人の反応がそうであるように、一回飲めばもういいかな、という感じ。
参考文献
説明が丁寧、写真もきれいで入門~中級以上まで幅広く対応するカクテルブック。僕が最初に買った本。この後もカクテル本は何冊か買ったけど、これが一番良い出来だった。
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2004年7月10日 at 03:19
ペプシブルーキューバリバーのゼリーを作ったらきれいだし、旨かったです。