ロボキッス!!!!!!!!!!!!!!!!
こんにちは。九十九式ッスの宮本ッス!
先頃、ハロプロで初公開されたW(ダブルユー)の新曲『ロボキッス』が素晴らしすぎる。地球戦士Wの冒頭で、いきなりPVのカットが流れ、画面に釘付けになった。と思いきや、そのあとノリノリで歌いだしたのは吹き替え外人の声。地上波での生歌初公開はミスターWだったわけだが……。
「なァにぃ、新曲なかなかいいじゃなぁい!」
・曲がかわいい
それはさておき、カバーでもなく、「なまず」のような飛び道具もなく、ようやく前提やエクスキューズのいらない、手放しで絶賛できる曲がWにも回ってきた。『ロボキッス』という不思議なタイトルには、「ロボットだけどキスがしたい」というストーリーが込められているらしい。
つんく♂いわく、「テンポが高速ではないのに、スピード感溢れる曲」。Aメロの韻の踏み方も気持ちがいいし、「好き好きっす~♪」のサビも印象的だ。恋のバカンスやセンチメタルボーイにも通底するようなレトロフューチャーな雰囲気がある。どこかで聞いたような、どこでも聞いたことがないような、不思議な曲。
・ダンスがかわいい
辻ちゃんが加護ちゃんの背中のネジを巻いているシーンがある。その次に加護ちゃんが空気入れで辻ちゃんを膨らませる。加護ちゃんはぜんまい式、辻ちゃんは空気圧式のロボットなのだ。これがもう、理屈抜きにオモシロかわいい。
かわいいロボットダンスに、ヘンテコなサビの動き、最後の背中合わせなど、今回のフリは初めから我々を萌やし殺すつもりで来ている!
これは仮説だが、辻ちゃんがインタビューで「あいぼんを見てると、ネジを回したくなる。人形みたいにかわいいんです」と答えているのを知ったつんく♂が“ピコーン!”したものではないか。(参照:辻希美 名言集)
・衣装がかわいい
前回の『なまず』のときの歌衣装は、黄色いこども服のような微妙な…はっきり言うとかわいくないし、地味だった。今回の衣装は、メタリックシルバー地に、ピンクとブルーのさし色が聞いた、サイバーアンドセクシーな、歌のテーマにあった素敵衣装に仕上がっている。ピンクとブルーの、今までそれぞれに固定されていたイメージカラーがスイッチしているのも新鮮味を表現することに成功している。
曲、(衣装・ダンスを含めたトータルな)ビジュアル、2人のキャラクター。これらが三位一体となって「一つのアート」にまで昇華されたのがこの作品である。ダブルユーは、存在自体がゲイジュツだ。
まだ未聴の方で、今この日記を家で読んでいるあなたは幸運である。今すぐテレビをつけて、Mステを見てほしい。この歌は音と絵とを同時に見た方が楽しい。
10/14、映像の世界と同時発売です。
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