仮面ライダーW ファイナルステージ&番組キャストトークショー 感想
最終回の翌週、仮面ライダーW(ダブル) ファイナルステージ & 番組キャストトークショーに行ってきました。
海上の中野サンプラザ周辺は、翔太郎とフィリップのコスプレや半コスプレをした小さなお友達と大きなお友達であふれかえっていてカオス。
会場に入場するだけでも、炎天下にこの大行列になってしまっていて、この日も東京は真夏日。地獄の行列でした。その間観察した感じでは、小さいお子さんを連れた家族連れが6割、女性同士が2割、カップルが1割、大人ひとりが1割、といった感じの人数構成でした。そう、思ったより大人が多い。しかも家族連れでも、お父さんが翔太郎みたいな格好をしていたり、親子でコスプレをしていたりと、かなり家族単位で楽しんでいる模様。改めてこの仮面ライダーWという作品が、幅広く、多くの人に指示されていたことを実感しました。
物販エリアもものすごい混雑ぶりで、朝8時の総武線くらいの人口密度で、通り抜けることも難しいような具合でした。ここで思わずガイアメモリが全部プリントされたTシャツと、翔太郎・フィリップ・亜樹子のタオルを買ってしまった。
まあ、ここで売ってるものはだいたい通販でも買えるんですけど。
ファイナルステージ
14時半の回を見ました。
仮面ライダーの公式ショーを実際に見るのは初めてなんですが、以前DVDで見た電王ショーと似たような雰囲気でした。まぁ一言で言うと、若干茶番臭がするというか…。しかし電王とは違って、Wは最終回以降も、「街を守り続ける探偵&仮面ライダー」として存在し続けられるので、こうして番外編や続編は作りやすいはずですよね。
それなのに何だか中途半端な脚本で、「別世界から来た、カタカナのイサカシンクロウです」とか言って出てきた変な紳士が敵で、『風都メモリ』を使ってこれまでに出てきたドーパントを復活させる、とかいう筋書き。
イサカシンクロウの手下として、物言わぬテラーとエターナルが出てきたり、赤いナスカの冴子お姉様が、ナスカのまま「イサカ先生…」とかいってシナを作ってみたりと、原作崩壊レベル寸前のやりたい放題。
不満の最大原因は、このショー部分にはキャスト本人の出演がないこと。ずっと変身したままなんですね。途中、地球の本棚で検索をするときすら変身したままで、「今日は特別に、サイクロンジョーカーのままで検索しよう」ってそんなわけあるかい!
霧彦さんに至っては、ナスカが冴子さんに取られてるから(タブーだと歩けないもんね)って、何とマスカレードで出てきて、一撃でやられて「あれれっ?ボクって弱かったのぉ~っ!?」とか言って死ぬという最悪の役。本編であれだけ良い役で活躍したキャラクターを、勝手にこんな三枚目役にしてしまっていいのだろうか。
とまあ、さんざん不満をつらねてきましたが、客席からアクセルが出てきたり、最後は9体のダブルがそろって、全色でテラーをボコボコにリンチしたりして、アクション部分は楽しめました。
トークショー
当たり前ですが、トークショーは本人キャストが出てきました。
この日の組み合わせは
- 桐山漣 (仮面ライダーW(ダブル)/左翔太郎役)
- 菅田将暉 (仮面ライダーW(ダブル)/フィリップ役)
- 山本ひかる(鳴海亜樹子役)
- 木ノ本嶺浩(仮面ライダーアクセル/照井竜役)
- 生井亜実 (園咲冴子/タブー・ドーパント役)
- 飛鳥凛 (園咲若菜/クレイドール・ドーパント役)
- 腹筋善之介(サンタちゃん役)
- なだぎ武(ザ・プラン9)(刃野幹夫役)
の8名。
最終回はどうでしたか?のトーク、変身シーンの再現、そしてその場での台本再現寸劇と、トークショーのお約束に沿った構成。
登場シーンの都合で、変身ポーズを生で見るのは初めてですよね?の問いに「そうですね」と応じる刃野さんとサンタちゃん。少なくともこのショーは午後なので2回目なのに、ちゃんとそういう設定は大事にしていて偉いな、と。
でもそれだったら、会場に来ている子供向けに、腹筋さんは「サンタちゃん」で、桐山さんは「翔太郎」であるべきなんじゃないかとも思うんだけど、そうすると「番組キャストトークショー」ではなくなっちゃうから、それはそれでやりすぎかな。(でも翔太郎は「照井」とか呼んでた気がする)
劇中の役所とは印象が全く違ったのは、フィリップ(菅田将暉)と照井竜(木ノ本嶺浩)の二人。どちらも普段は関西弁なんですね。二人ともかなり楽しそうで、台本合わせ寸劇ではコントまがいになってたりして、意外でした。
再現台本で、夢の中のドーパントを見つけて、亜樹子が浪速の美少女仮面に変身するシーンで、照井竜がドーパント役で
「やぁ、ボクの姿を見つけたね?もう、逃げられないぞぉ!」とおどけて見せたり。
はたまた、有名なフィリップと若菜姫の電話の名シーンでは、途中でフィリップと翔太郎が、そして照井竜が交代し、最後はなぜか照井竜と所長の会話になり、照井「一緒にこの街を出よう!」 二人「イエス!フォーリンラブ!(客席目線)」。どんな茶番だよ。楽しいじゃねぇか。
最後の挨拶では、感極まった若菜姫がちょっと涙ぐんだりする1幕もあり、キャストみんなの『仮面ライダーW』に対する思い、終わることに対する寂寥感が伝わってきました。これまで1年かけてずっと作品と一緒に築き上げてきた、「チームW(翔太郎)」の関係性が伺える、楽しいトークショーでした。
仮面ライダーW(ダブル) ファイナルステージ & 番組キャストトークショー|東京・中野
9月4日(土)・9月5日(日)開催!
7月25日(日)10:00~ チケット一般発売!
開催会場 中野サンプラザホール|東京 会期 2010年9月4日(土)・9月5日(日)
【公演時間】
9月4日(土)
1回目 開場 10:15 開演 11:00
2回目 開場 13:30 開演 14:30
3回目 開場 17:00 開演 18:009月5日(日)
1回目 開場 9:45 開演 10:30
2回目 開場 13:00 開演 14:00
3回目 開場 16:30 開演 17:30
※両日とも1回目の公演のみ45分前開場となります。入場料 S席 4,000円(税込)
A席 3,500円(税込)
全席指定(3歳以上有料)
※3歳未満膝上鑑賞無料。但し、お席が必要な場合は有料。お問合せ先 【公演内容について】 ※チケットのご予約はできません。
06-5250-4885(平日10:00~18:00)【チケットについて】
e+(イープラス) http://eplus.jp/qa (パソコン、携帯共通)
ローソンチケット 0570-000-777(10:00~20:00)チケット/
プレイガイドS席 SOLD OUT(完売)
A席 SOLD OUT(完売)e+(イープラス)
http://eplus.jp/wfs/ (パソコン、携帯共通)
※お申し込みには事前の登録(無料)が必要ローソンチケット
LAWSON店内 端末「Loppi」(Lコード: 33350)
発売日特別電話 0570-084-635(10:00~18:00)
発売日18:00以降 0570-084-003 (Lコード: 33350)
インターネット予約(要無料会員登録)
http://l-tike.com
※お近くのローソン検索 http://map.lawson.co.jp/c/f/開催名義 主催:テレビ朝日・東映 備考 【内 容】
第1部 『仮面ライダーW(ダブル) ファイナルステージ』
仮面ライダーW(ダブル)のライダーたちが登場し、活躍するオリジナルライブショー。広告
第2部 『仮面ライダーW(ダブル) 番組キャストトークショー』
仮面ライダーW(ダブル)のキャストによるトークショー。<第2部出演予定キャスト(敬称略)>
9月4日(土) 1日目
桐山漣 (仮面ライダーW(ダブル)/左翔太郎役)
菅田将暉 (仮面ライダーW(ダブル)/フィリップ役)
山本ひかる(鳴海亜樹子役)
木ノ本嶺浩(仮面ライダーアクセル/照井竜役)
生井亜実 (園咲冴子/タブー・ドーパント役)
飛鳥凛 (園咲若菜/クレイドール・ドーパント役)
腹筋善之介(サンタちゃん役)
なだぎ武(ザ・プラン9)(刃野幹夫役)
※すべて予定9月5日(日) 2日目
桐山漣 (仮面ライダーW(ダブル)/左翔太郎役)
菅田将暉 (仮面ライダーW(ダブル)/フィリップ役)
山本ひかる(鳴海亜樹子役)
木ノ本嶺浩(仮面ライダーアクセル/照井竜役)
生井亜実 (園咲冴子/タブー・ドーパント役)
飛鳥凛 (園咲若菜/クレイドール・ドーパント役)
なすび (ウォッチャマン役)
コン・テユ(加頭 順役)
※すべて予定注意事項
本公演のお客様による撮影・録音は厳禁とさせていただきます。
1公演2部構成となっております。
番組キャストは第2部トークショーのみ出演致します。
第2部トークショー出演者は4日(土)と5日(日)では異なります。
出演者・内容等は予告なく変更となる場合がございます。
あらかじめご了承下さい。イベント内容・詳細は随時ホームページにて更新いたします。
仮面ライダーW(ダブル) ファイナルステージ & 番組キャストトークショー| 朝日放送