偽装「禁煙」タクシーの欺瞞を暴け

2011年8月1日 月曜日

「禁煙車」と掲げられているタクシーに乗ったら、社内も運転手もたばこ臭くて落ち込む…という話。
これはもはや「あるあるネタ」と言っていいくらいよく遭遇するシチュエーションなんだけど、これが「あるある」では良くないと思う。

僕は元喫煙者(8年間くらい吸ってました)なので、喫煙者の気持ちも非喫煙者の気持ちも両方分かる。
たばこを吸う人が吸えないのはツライし、たばこを吸わない人がたばこを密室内で吸われるのもツラい。

しかし、たばこを吸う人は、たばこに関する自分の嗅覚がマヒしているためか、室内や自分の体臭がどの程度になっているかの見積りが甘いことが多い。一本でもたばこを吸えば、車の中などと言う密閉空間はあっという間にたばこ空間になるし、外で吸っても「最後の一吸いを吐き出しながら火を消して帰ってきた」くらいだと、吐息にはたばこの臭いがふんだんに含まれていて、それだけでもあっという間に車内に充満する。(これは知らない喫煙者が多いのではないかと思う)

まあ、だから たばこを吸うなとか、禁煙ファシズム的な強引なことを言うつもりはない。
運転手が喫煙車だったら、「禁煙タクシー」なんてわざわざ作るなよ、とは言いたい。

喫煙者が「禁煙タクシー」の運転手をやることに無理がある

スタバが完全禁煙の方針を打ち出し、オッサン達はたばこの吸えるドトールに行くように、たばこを吸いたいというニーズもある。だったらちゃんと喫煙車と禁煙車を分けて、禁煙車に乗る運転手は禁煙者で統一するべきだろう。
そうでないと、みんな不幸だ。

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とりあえず喫煙運転手は、たばこを吸ってしばらくはたばこ臭い息を吐いているということと、1日1箱以上吸ってるともう体臭からたばこの臭いが匂い立つ用になる、ということを知っておいて欲しいと思う。
あとは、非喫煙者は、こういうむりやり禁煙のフリをしたタクシーに出くわしたら、勇気を持って乗車拒否するか、領収書をもらって会社にチクるかしたほうがいいと思う。

それでもこういう「偽装禁煙タクシー」が沢山走ってるのって、ひょっとして助成金とか会社からの手当とか出てるんでしょうかね?


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