なっちのノートは…

2005年2月7日 月曜日

「素敵だなと思って」という流行語を残したまま姿を消していた、なっちこと安倍なつみさんが、本日復帰記者会見を行なった。良かった……。2月1日になっても何の音沙汰もないから、ひょっとして本当にもう戻ってこれないのかと思った。

安倍なつみが復帰会見

なっち「引退考えた」盗作問題復帰会見

 会見でなっちは

「みなさんにご迷惑をかけ、多くのファンにご心配をかけました。この2カ月間たくさん考え反省し、また一から頑張っていこうと思えるようになりました」

と語り、盗作の自覚はあったのか、と問われると

「私は中学生の頃から、自分の忘れちゃいけないと思う感情、自分で思いついた言葉、大好きな言葉、フレーズや歌をノートに書きとめてますが、その言葉達が、人の物との自分の物との区別がつかなくなってきてしまいました。自覚がなかったとしか申し上げられません。すいません。」

と答えた。

 これはあくまで“復帰会見”であって“謝罪会見”ではないのだが、世間的に謝罪要素が強く求められているのは確かである。しかしこれは…。謝っているというより、ややひいき目に見ても言い訳のそしりを免れない内容ではある。

 が、一般人でもなく、通常芸能人でもないなっちには、いろいろと事情がある。

 もし、盗作しましたごめんなさい、と素直に謝ってしまった場合、これは全くの罪人、悪になってしまう。盗作がいけないこととは知りませんでいたごめんなさい、では全くの阿呆になってしまう。良くて泥棒、悪くて痴呆…。どちらのレッテルも、今後とも活動を続けていく上では避けたい。それがアイドルだ。そういう意味では、発言内容よりも演出に重点を置いた会見は成功したのではないだろうか。少しやつれた表情のなっちは、ときに震える声で必死に質問に答えた。見てる誰もが「かわいそう…」と思ったことだろう。それがアイドルというものだ。

 しかしすでに「盗作」という、最高にありがたくないレッテルが剥がしようもなく付いてしまっているわけで、これからは本当につらい、かじ取りの難しい芸能活動になっていくことが予想される。TVの歌番組でも、しばらくは、腫れ物に触るような扱いを耐えなければならないだろう。出演できれば、の話だが……。

 それとも、なっちの言ってることは真実で、本当にノートに関する記憶があやふやになっているのか? ノートの所有権を放棄したから記憶を失った? つまり、なっちはどこかにノートの切れ端を隠し持っている…?—–

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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 3 件

  1. 匿名 Says:

    ・・・なっちキラ疑惑??

  2. 宮本 Says:

    惜しい。なっちはミサミサです。つまりもう一人、ノートの所持者がいる……。

  3. 宮本 Says:

    あ、別に惜しくないな。ミサミサはキラだ。ごめんなさい。

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