記事タイトルの付け方
名言集のリンクが、カトゆーから一回りして、かーずSPまで到達した。それはいいんだけど、同時に昨日のなっちに関するエントリもピックアップされていた。↓こんな具合だ。
★なっちはデスノート所有者かも[九十九式]
いや、ちょっと待った!! それ、オチだから!
これではまるで、推理小説のあらすじに犯人の名前が書いてあるようなものだ。いや、本の題名が『本格推理小説・犯人はヤス』となっているようなものである。取り上げてくれること自体はありがたいのだが、これでははっきり言って台無しである。
いい機会なので、ちょっとブログ記事のタイトルについて考えてみよう。
例えばニュースサイトでも、2ちゃんのスレタイ一覧でも、SNSの日記更新一覧でも、あなたはまずタイトルの一覧を見て読むべき記事を決めるはずだ。例えば友人の日記とは言え、「○○日記その138(通し番号)」と言った、中身を類推できないタイトルの日記はつい読み飛ばしているのではないか。
良いタイトルの最低条件とは
・意味がある
・長すぎない
・内容に即している
・肝心な部分は書かない
・ハッタリを書かない
の5つである。これらの条件を総合的に高いレベルで満たせれば、それは閲覧者が思わず読んでみたくなる、良いタイトルになるはずだ。
広告
実はこれらを両立させるのは意外と難しい。短いセンテンスで内容を表現しようとすると、つい肝心な部分を書いてしまう。冒頭にあげた例のように。かと言って、クリックして欲しいからといって、誇張して書いたり、内容とかけ離れたことを書くと、読みに来た人は「騙された」と感じ、2度とあなたのサイトを読んではくれないだろう。これは1回だけクリックがあればいいと考える、悪徳WEB広告業者の手口である。
では、内容に正確で、誇張やネタバレがなければ良いタイトルなのかというと、話はそう簡単ではない。あくまでもそれは最初の条件を満たしたに過ぎない。さらに気の利いたタイトルをひねり出せるかどうかは、その人の言語センスと、今までどれだけタイトルに気を配ってきたか(タイトル力を養ってきたか)に左右される。
タイトル力に関しては、以前にも書いたので参考までに。
考えてみればこの企画、(1)のままずっと放置して、まる1年が経ってしまった……。今となっては、残りの6つのブログ力(りょく)がなんだったのか、思い出せない。—–
2005年2月9日 at 02:48
こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いております。m(_ _)m
昨日のなっちの記事で「キラ疑惑?」とコメントをつけた者でありますが、他のブログで”★なっちはデスノート所有者かも[九十九式]”というリンク見出しが付けられたのは、私のコメントも一因になってたりするのかも?と思い、筆を執らせて頂く次第です。
確かにあの記事は、なっちとデスノートの関係性の考察が主眼ではないので、あのようなリンクリードは全然的を射ていないと言えましょう。
でも最後のあの一節がなく、単なる復帰会見の事で終わっていたら、かーずSPさんは取り上げなかった可能性も考えられます。
つまり、私があの部分に反応してコメントをつけたのと近い感じで、恐らくデスノート読者のかーずSPさんにとってはオチ部分がフックとなり、あの様な事になったのではないかと……。
また、より多くのデスノート読者を導く為だったとも考えられます。その場合、それなりに有効な”誘導”にも見て取れるのです(みなが面白いと思うかは分かりませんが)。
・・・等と考えてみましたが、かーずSPさんの真意は分かりません。
せめてリンクに何かコメントが添えられていたら、記事に対する理解度が測れたと思うのですが・・・。
ところで私のこの件(盗作?)に関する印象ですが、”盗作の認識はなかったという”では、”いけない事とは知りませんでした”とは違う方向で阿呆レッテルになってしまいます…。それはいいオトナとしてどうなのか?
まぁ何にしても続けるのであれば頑張って頂きたいものです。
さてもう一冊のノートの行方ですが、ぁゃゃが怪しいですよ(嘘)。
2005年2月9日 at 04:15
そうなんです。まさにそこが問題なんですよね。例えば、オリジナルタイトルのまま「なっち復帰会見」だったとしたら、多分誰もクリックしない。これはとりもなおさず、僕の付けたタイトルが『悪いタイトル』だったということです……。偉そうに講釈たれておきながら面目ない。
改めて考えるとしたら、『なっちのノートの秘密』『なっちのノートはあのノート!?』『なっち=ミサミサ?』とか、ですかねぇ。
ところで、もう一人の所持者についてですが、大事な人を忘れてやしませんか?
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200311/gt2003111112.html