目を覚ますと、泣いていた。
というかあまりの目の痛さに、5時間しか眠れず目を覚ました。呻きながら鏡をのぞくと、あ、あった!!昨日、上のまぶたの奥に入り込んでしまっていたまつ毛がまた見えている! これが千載一遇のチャンス、この機を逃すと今度こそどうなるかわからない。決死の覚悟で、濡れた綿棒を使った緊急オペ。格闘すること5分、ようやく、取れた!!
…と思ってよく見ると、それはまつ毛ではなく、前日に自分でカットした髪の毛(約2.5cm)だった。道理で痛いわけだ…。まつ毛に比べて髪の毛は堅いし、カットした毛先だから粗いし、毛先の方向によって全然出てこなくなったりする。あー、思い出すだけで痛い。じーー……ん…。

しかし、原因がとりのぞかれたにも関わらず、全く痛みが引かない。これは流石におかしい、と思って病院に行くことにした。眼科の先生、開口一番
「あー、これじゃ痛いはずだ」
病名は『角膜糜爛(びらん)』。黒目の表面にキズがついてしまっている状態だ。件の髪の毛が、ちょうど車のワイパーのようになって黒目の表面をこすってしまったのだろうということ。考えてみれば、昨夜、目を動かすと痛いので、「寝ている間は目が動かないからだいじょうぶ」と思って寝てしまったけど、レム睡眠期は目が細かく動くのである。
参考までに、目のトラブル3段階。
1.表層角膜炎
角膜の表層に点状の小さな傷が沢山できるものです。ハードレンズ使用者は、この時点で異物感を感じるので、眼科医を受診することが多いのですが、ソフトレンズ使用者は異物感を殆んど感じません。この所見は、最も多く見られる所見です。
2.角膜糜爛
角膜表層の傷が、より深く、より大きくなります。ハードレンズ使用者は、強い痛みを感じますが、ソフトレンズ使用者は、この時点でもまだ痛みを感じません。
3.角膜潰瘍
角膜の傷が相当深くなり、強い炎症を起こして、放って置けば角膜全体が真っ白に濁ってしまいます。当然、視力は非常に低下します。ソフトレンズ使用者は、この時点で初めて目の異常に気づきます。
(コンタクトレンズによるトラブル)
この2段階目というわけで、割と重度だ。はっきり言って、すごく痛い。しかしこの痛みも、もらった薬もなんか覚えがあるなぁと思ったら、
去年の11月にスタント道場で練習中のアクシデントによりケガしたときと同じ症状だ。そりゃ痛いわけだ。かくしてまた眼帯生活に。先生曰く、
「3日くらいは眼帯を取らず、安静に。目をなるべく使わないように。」
しかし、しかし、今日はまたもや
ミュージカルを見に行く日なのだ! どうする! どうする宮本…!?