もう随分前から臣民レベルでも議論されていることではあるが、とうとう女性・女系天皇問題が煮詰まってきた。
産経新聞 - 皇位継承、長子優先 内親王は宮家創設へ 有識者会議、24日最終報告 政府の「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)は二十一日の会合で、女性・女系天皇を容認した場合の皇位継承順位について、男女を問わず長子(第一子)優先とすることで一致した。
有識者会議は、二十四日に最終報告書を小泉純一郎首相に提出する。政府はこれを受けて皇室典範改正案を来年の通常国会に提出したい意向。
吉川座長は会合後の記者会見で、皇室の伝統尊重の立場から、男系による皇位継承維持を求める学者らの発言が相次いでいることについて「私たちは歴史観や国家観で案を作ったのではない。歴史観は国会で議論すべき問題だ」と強調した。
この流れはもう止めることは出来ないのだろうか? 臣民も皇族も何の議論にも参加しないまま、“有識者会議”が井戸端会議をした結果がまかり通ってしまうのか。
しかしこのような重要な問題が暴動にも発展せずスルッと通ってしまいそうなのは、我ら臣民の間にも問題があるかもしれない。大体、異論・反論・オブジェクションに出てきそうな街のオバハンとかオッサンなどは、「女系天皇。いいんじゃないの。」「男女平等だしね。」くらいの解釈でのほほんとしている。判断材料が無いからだ。
女系天皇を認めるということは、以降の皇室の性質が変わるということだ。
それは、皇統の定義的にも、国際慣習上も、2000年続いた日本の天皇家が断絶することを意味する。 天皇陛下は、国際的にはそれはそれはすごい位置におわす。
天皇≧法王>英国王の世界三大権威の頂点の一角であり、クリントンが飛行場に白タイ着けて迎えに行く唯三のお方のうちの一人であらせられる。
現代日本人のみが、その歴史の重みや伝統の価値を省みることなく、自らの手でナショナル・アイデンティティの中枢を捨てようとしている。それは一度捨てたら2度とは戻ってこないものなのに、だ。
“有識者”の座長はこう言っている。
「私たちは歴史観や国家観で案を作ったのではない。歴史観は国会で議論すべき問題だ」
このような、歴史と国歌の根本を形づくる問題を、歴史観や国家観抜きにして、一体何によって議論したと言うのだ。寝言は寝て言ってほしい。
参考ページ。有識者メンバーのうさんくささについてはこちら。
Dr.マッコイの非論理的な世界 - 女系を認める気か?知識、情報はここ。
天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!天皇陛下の国際的地位や貢献についてはこちらが詳しい。
大人の無法地帯【Japan】-天皇の価値ちなみに、最後のページで取り上げられている「ひうらさん」のエピソードは、ここにある。
九十九式: 国家とは何か