キル・ビル2

2006年5月8日 月曜日

奥義炸裂 ★★★☆☆

キル・ビル Vol.2キル・ビル Vol.2

 やっと見たんですが、なるほど確かに1と2は別物の映画でした。フルメタルジャケットの前半と後半くらい違います。
 
「前作で、婚約者一家の命を奪ったかつての殺し屋仲間に対する復讐を敢行した女主人公『ザ・ブライド』ことキドー。しかし、復讐の相手はまだ3人残っている。その中には、ビル――かつての仲間であり、恋人であり、事件当時に腹に宿していたこの父親でもある男――も含まれていた……。果たして、復讐は成功するのか。ビルとキドーとの浅からぬ因縁とは。」

 内容については、巷間言われているようにやや冗長さが強く、スピード感に欠けるところがあります。おそらく製作者側は、こっちのほうが気に入っているのではないでしょうか。「2では登場人物の内面が描けた」という言葉からも、その自信の程が伺えます。しかし、“人物の内面が描けている”=“優れた作品”ではありませんし、1の方が僕が楽しめたのは確かです。

 ところで、主人公のユマ・サーマンは劇中で「すこぶるつきのいい女」として描かれ、行く先々でそう扱われるわけですけど、どうなんでしょうか。僕にはただの金髪女性にしか見えないんですが、アメリカ人の美的感覚との差でしょうか……。

 また、ビルの弟について、ちょっとした違和を覚えました。観終わってからメイキングを見ると、監督曰く「彼は人間味があってとても印象的な役で、観客が最も共感できる人物かもしれない」とコメントしているんですが、普通に見ていた僕にとっては単なる脇役でしかありませんでした。人間性や性格付けも、どちらかと言えば反感のほうが大と言えるかもしれません。また続けて監督曰く「マイケルはクールな俳優の代表格だからね」と。僕はこの俳優を知らなかったので、「マイケル某が演っているからクールでタフな役柄だ」という先入観は存在しなかったわけです。

 こうして随所に現われているように、観客の先入観に期待しすぎるところや、監督の観念がときに押し付けに感じられてしまうところ、この辺りがいまいちスッキリしない原因なのかもしれません。まあ、1作目も監督の自己満足と言えばそれまでなのですが、観客がシンクロできるかどうかが評価の分かれ目という気がいたします。

 しかし、カンフー映画的に評価すると、ラストの対決シーンは良かったと思います。

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