九十九式は、世相を斬ります

2001年3月28日水曜日

　今、日記サイトにおける「一般性と特殊性」の兼ね合いについて考えています。
　個人的見解ですが、（と前置きをして）
　僕らが「日々文章を綴る者」として「日記」を書いているうちに、特殊性（マニアック）の方向に傾いてしまうのは、一つの物事を続ける場合にある程度不可避ではあります。
　かと言って、あまり内容がマニアックであったり、過去ログを見ないと解らなかったりする文章を書くのもどうかと思う。楽屋ネタを多用するのも避けたい。
　かと言って、一般性のみを考えていては、自分のやりたい事が表現できないばかりか、内容の薄いつまらないサイトになってしまうでしょう。

　成功したサイトは、このバランスが上手くとれているサイトだと思います。（また勿論、このバランス感覚理論は個人サイト運営に限った話ではなく、音楽を始め、あらゆる創作、芸術、実業の分野に敷衍可能である）

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　話は変わって今日は、当サイトの３月２６日（一昨日）の日記を例にとってちょっと実験をしてみます。
　これは、「モンゴルマンのテーマ」という一級の食材の素性の良さを楽しんでもらう為に、僕の書き加えた文章は「か、空手？」だけです。
　これは京風料理の伝統にのっとった、控え目な味付けと言えます。（自分の日記を分析するのって恥ずかしいなあ）
　まぁ僕としてはこれでいいかなぁと思っているのですが、しかし最近評判のお店は、もっと濃い味付けで多くの支持を集めているようです。

　と言うわけで、3/26と同じ食材に、プリングルスにコーラというか、ケチャップとマヨネーズのような味付けを施してみました。

　　　コレです。

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パクリがリスペクトされて、パクリのパクリを生み、パクリのパクリが脚光を浴びたのでパクリのパクリのパクリが雨後のタケノコ状態。
なんだか納得行かない。版権元は既に閉鎖。死サイトに口無し。他人事なのに口惜し。物言えば唇寒し。