ろじぱらのパクリ日記
以前
マイケルジャクソンが、あるイタリアの歌手の楽曲を盗作して告訴されました。実際その曲は極めて似通っていて、「盗用である可能性は否定できない」という事になったと思います。
でも、日本にもわりとパクリ楽曲は横行してますが、告訴という話はあまり聞きませんね。
ってそれはまぁ単純な話で、それが日本国内でしか流通しないから、見逃されているだけです。前述の事件も、逆にマイケルの曲をイタリアの歌手がパクったのであれば問題にはならないわけです。
グローバルアーティストが、ローカルアーティストの曲をパクったから問題になったわけですね。
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さて、ところで話はガラっと変わって、ろじっくぱらだいすというサイトの11月23日の日記。これ面白いんで、まず読んでください。
…読んだ?
なるほど、一人オフ会か。こりゃ面白い小ネタだ。
では次にこれを読んでいただきます。
えーーーーーっ!?
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…今までにもパクリ、盗作疑惑というのはこのテキスト小宇宙で繰り返し持ち上がっていたものだけど、その多くは「アイデア、プロットが酷似している」というものでした。ここまで露骨なパクリはそうそうない。というかこれはコピペですよ、コピペ。
ろじぱらのアクセス数がどのくらいなのか正確には知らないが、話によると30,000はくだらないだろうとの事。
では対象サイトのアクセス情報をリードミー登録情報で参照してみると…1日12以下、だ。
これは間違いない。「どうせ相手のサイトは1日10アクセス。あるかないか程度の弱小サイトだからパクってもまずバレないだろう(万が一バレても揉み消せるだろう)」という打算に基いた、実に計画的にして極悪非道な犯行である。品性下劣なる被告、ワタナベ容疑者に情状酌量の余地は無い。
彼の見遠しは甘かったのだ。30,000人のろじぱら読者がNARUTOを読んでいなくとも、12人のNARUTOがろじぱらを読んでいてもおかしくはない。そこから2chに発覚したのだろうか。怒れる12人の男達。彼らと、ろじぱらで代打日記を書かされた人々は、被害者の会(ろじぱら死ね死ね団)を作って蜂起することだろう!
僕も昔、1日10ヒットの不遇をかこっていた時代があった。長かった。しかしそこは間違い無く自分の城だったし、零細でも一生懸命頑張っていた。だから、今回のパクられたサイトの怒りは良く解る…!「大手」とやらなら、何をしても許されると言うのかッ!?
…とボルテージを上げた所で、しかしふと思いとどまってみる。NARUTOの掲示板を見てみると、さっそく匿名のタレコミがあるのだが、それに対する管理人の反応は「たまたまでしょう」「冗談やめてください」というようなものだった。おかしい。もう少し怒りや衝撃があっても良さそうなものだが…。
これは恐らく、小規模で地道に続けてきたサイトが、ネットバトルやネットウォッチ的な、ゴシップアクセスで壊される事を怖れているものではないだろうか。性犯罪の被害にあった女性が世間体を怖れて告発できないで耐えている図式を思い起こさせる。
…と推理(妄想)を働かせた所で、ふと我にかえってみる。
しかし待てよ…?いくらなんでもろじぱら、ここまで露骨にやるだろうか。発覚した時のリスクの大きさを考えると、そんな危ない橋を渡ってまで1日分の日記ネタを確保しても割に合わない。
ここで閃く。そうか!謎は解けた!
NARUTOは、ワタナベ氏の隠しサイトであったか。(参照:隠しサイト考察→10月22日)
そうと来れば話は早い。ついついネタ帳から同じネタを引っ張ってきてしまったのか!な~んだ。人騒がせな。もうッ!
なーんてな。…笑わせる。
おそらくこのサイトは、アクセスの少ない自分のサイトが大手サイトをパクっても、そのアクセスの少なさ故に気付かれまい、と高を括っていたのだろうか。
いずれにせよ、もっと上手くやらないと意味が無い。