レビューの効能とは

2002年5月8日 水曜日

レビューの効能ってなんだろう。
自分が知らなかった優良作品についての情報を仕入れること、自分が好きな作品に対する他者の視点を知ること…。色々なパターンがあるでしょうけど、極限まで単純化すると次のようになると思います。

批評主体に対して興味がある/ない 被批評作品を知っている/知らない

これだと全部で4ケースに分けられます。すなわち、
A.批評主体に対して興味があり、被批評作品を知っている
B.批評主体に対して興味があるが、被批評作品を知らない
C.批評主体に対しての興味はないが、被批評作品を知っている
D.批評主体に対しての興味も無いし、被批評作品も知らない

[A]はまず読まれるはずのレビュー。[B]は読者にとって「掘り出し」的な意味合いを持ちます。[C]は一応読んでみるかもしれませんが、Dは読まれないでしょう。
サイト批評も読書感想文もディスクレビューもこれに分けられると思います。
例えば、多くの場合、矢口さんによる『DVD辻加護くん』は[A]、BUURN!誌上の伊藤正則による知らないメタルバンドのディスクレビューは[B]、新規立ち上げのサイト批評サイトがとりあえず大手サイト中心にレビューしてみるのは[C]。([D]はまず目にとまらないので例が出せません)

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という訳でですね、みんなが知ってる知りすぎているものでも照れず気負わず感想を述べてもいいだろうし、誰も知らなそうなマニアックなものを論じてみてもいいし、いずれにせよそこに何某かの意味はあるんでないかい?というエクスキューズというか何というか。
途中で放り投げるようですが、まあ、そんな感じ。

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